律義なサキュバス:Baldur’s Gate 2#131

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
改めて人間の判断力の凄さを痛感している伊達あずさです。

一生懸命AI Scriptを作っても、やっぱり人間の判断力には到底敵いません。少なくとも私が作る突貫のAI Script程度では無理!
そもそも、Baldur’s Gate 2に関しては(まあ、前作だって最初の方をちょろっと何度かやってただけだけど・・・)今回が初プレイなんですから、私にあらゆる状況を想定したAI Scriptなんて作れるはずがないのです。

・・・あー何か自分で言ってて虚しくなってきました。折角、頑張って作ったのにーーー
そりゃまあ、デーモンレイスみたいな強敵相手でなければ、今のAI Scriptでも十分なので、使い物にならないわけじゃないけど・・・

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵1
そんなデーモンレイスの部屋から再開です。
あーっと、そうそう、この部屋で拾った日記を読もうとしていたんでしたっけね。

日記

小冊子は非常に古い、ぼろぼろになった日誌で、カルソリーン・ウィスタン卿という名の冒険者のものだ。年月によって黄ばんだページは、爪のある足に踏まれ、傷ついている・・・しかし、幾つかの部分はまだ判読できる。カルソリーン卿はキープのこの階で、魔族や悪魔に対処しながら道を探した経緯について語っており、特に青い部屋の”デッド・マジック・ゾーン”と赤い部屋の”ワイルド・マジック・ゾーン”の危険性、必要になった”セプター・オブ・レディアンス”を完成させ損ねた事などについて言及している。

またカルソリーン卿はポータルについてもコメントしている。通った後のポータルに引き返す事が可能で、かつ元の場所に戻らずに違う場所へ出るという事実は興味深い、と彼は考えたようだ・・・ともすると、この事実が迷宮から出るための重要な要素なのではないか、と。

この個所を過ぎると、判読できるほど長い部分は、カルソリーン卿の窮状に対し”裏切り”を働いたヴィジル・ナイトに対する憤懣だけである。それ以上詳しい言及は無いし、この小冊子自体が50年以上昔のものと思われるのも、奇妙な事だ。

何か物凄く読みにくいというか、内容が頭にすっと入ってきません。
ただまあ、有益そうなのは呪文を使えないエリアの名前が”デッド・マジック・ゾーン”、呪文が暴発するエリアの名前が”ワイルド・マジック・ゾーン”だってことぐらいなものでしょうか。そして、驚きなのはそれらの部屋が色分けされていたってことです。恥ずかしながら気付きませんでした。

では、日記も読み終わったことですし、南のポータルに入りましょう。

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵2
あれ?ここって、デーモンナイトがいた部屋なのでは?ってことは、南のポータルで元の場所に戻ったってこと?
ふーむ・・・じゃあ、他のポータルの接続先も確認しちゃいましょう。手始めは・・・東?

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵3
あれれれ?同じ部屋に戻っちゃった。何と東だけでなく西のポータルもこの部屋に戻されます。
北はデーモンレイスの部屋ですから、もう南しかありません。

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵4
ここはティーフリングがいた部屋ですね。
・・・って、ほんとだ!確かにデーモンナイトがいた部屋と比べて壁の色が赤いかも。

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵5
ティーフリングがいた部屋を西に進むと最初の部屋に戻れたため、そのまま既知のポータルを通って、”デッド・マジック・ゾーン”であった元安住の地である石柱の部屋まで戻ってみたんですけど・・・これ青?言われてみれば青っぽい気がしなくもないし、確かに赤ではないけど、赤でも青でもない部屋は全部普通の部屋みたいですから、これで”デッド・マジック・ゾーン”と判別するのはちょっと厳しい気がしなくもありません。

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵6
そのまま元安住の地たる石柱の部屋を南に進むと・・・新たな部屋にでましたね。壁の色を見る限り、赤でも青でもなさそうです。

サキュバス「ああ、見てごらん、お嬢さん方。ここにも終わりのない入口を彷徨う哀れな放浪者がいるわ。迷子かしら?聞いてみましょうか?それで・・・このかわいい迷宮の囚人はどう思う、人間さん?あら、そんな疑わしい目で見ないでよ。あんたを傷つけたりしないわよ・・・それほどはね。(クスクス!)あんたが望むならば、私達は喜んで、この果てしない迷宮の終わりに案内するよ。出口のポータルがある洞窟へね。あんたが決めなさい、人間さん」

今のところ足元のサークルは青ですね。どう答えても戦闘になる場合は話す前から赤いものなのです。

あずさ「案内すると言うの?何が狙いよ?」

サキュバス「キスして欲しいだけ。あんたの生のエネルギーのわずかひとかけらを味わうだけよ。そうしたら、連れて行ってあげるわ。(クスクス!)そのくらい平気でしょう・・・どう?」

つまりエナジードレインさせろってこと?うーん・・・クスクス笑ってるところは何か気に入らないけど、経験値がカンストしてしまった今、戦う意思もないうえに、アイテムなどにも期待できそうにない相手と無駄に事を構えるのもな~
そもそも、レストレーションが使える今の私達ならエナジードレインぐらい1回分の休憩程度のデメリットしかありませんからね。

あずさ「いいでしょ・・・キス1回でここから出してくれるのね」

っていうか、キスする相手って私でないとダメなの!?

サキュバス「お前は随分勇気があるね、人間よ・・・私この女が気に入ったわ。じゃあ、ちょっと抱きしめさせてくれれば、約束を果たしてあげるわよ。(クスクス!)」

私の勇気に免じてキスは勘弁してもらえたみたいです。

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵7
サキュバス「さあ、ここがあんたの探していた洞窟よ。入口がまだ通れるかどうかは・・・あるいはキャンビオンが通してくれるかどうかは・・・全く別の問題だけどね。(クスクス!)じゃあね!」

ちゃんと約束を守ってもらえました。
ただまあ、エナジードレインはしっかりされちゃってたけど。
とりあえず、エアリーさんにグレーター・レストレーションを使わせてしまったため、8時間ほどこの場で休憩します。

律義なサキュバス:Baldur's Gate 2#131_挿絵8
で・・・どうしましょう。目的の洞窟に着いちゃったみたいですよ。
でも、この先にあるポータルを直すにはセプター・オブ・レディアンスに3つの宝石を取りつけないといけないのですよね。でも今私が持っている宝石はたったの1つ・・・恐らく、このまま先に進んだとしても早々に行き詰まることでしょう。

というわけで、折角ここまで連れてきてもらったけど、このポータルを使って迷宮に戻りましょうか。

・・・って思ったら、どうやらこのポータルこそ修理が必要なポータルだったみたい。あらら・・・随分と本格的に戻らなきゃならなくなっちゃったな。
じゃあまあ、迷宮に戻るのは次回までお預けかな。

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