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皆さんこんにちは。
幾ら名声が下がらないとはいえ、特に害をなしてきたわけでもない非敵対的なモンスターを攻撃するのは忍びなくて仕方がない伊達あずさです。
これまではそういったことをやらずともクエストを進められてましたからね。クエストを進行させるにあたってそういった行為を強要されたのは何気に初めてかもしれません。
では今日はデッドスリーの歴史からです。
・・・また訳の品質が著しく低下しましたね。
助詞すらまともに扱えないくせに、何故”煽”動などという常用外も常用外の漢字をわざわざ使いたがるのか。別に扇動でいいでしょうよ!あまつさえ、”影の永遠の暗黒の王国”ですからね・・・まぁ、タイトルを見た段階ですぐに察しちゃいましたけど。
訳が酷いせいでちっとも内容が頭に入ってきませんけど、これはほぼ神話ですね。でも、Baldur’s Gateの世界の場合、神の存在がより身近にあるので、神話と歴史の間にほとんど差はないのかもしれません。
でもって、この本の中には私のお父さんだともっぱら噂になっているバールの名前も出てきています。
この話を見る限り・・・大分子供っぽい人みたいですね。先の支配者であるジャーガルの言う事を素直に聞いているところなんて、妙に可愛げがあるというか・・・
最後の勝負に負けた2人の言い分なんてつまるところ・・・
ベイン「俺の勝ち!じゃあ俺がこの国の王様な!」
ミアクル「じゃあ、俺は世界の皇帝!」
バール「だったら、僕は神様ね!」
ベイン「なんだよそれずりーぞ!」
・・・ってことですよね?
完全に子供の発想ですよ。特に最下位となってしまったバールの主張は完全にただの負け惜しみです。
この本でバールに対するイメージがかなり変わっちゃいました。
では本編です。
4つの鍵・・・だと思われるものが全て揃ったので、輝く水たまりが話しかけてきた場所まで戻ってきました。
この4本のパイプ・・・アクセスできるみたいなのですよ。多分、ここに向かって例の鍵を放り込めばよいのでしょう。
ただ問題は、どっちが1番なのかってことです。西から東か、東から西か・・・まぁ、西から東でしょう。多分。
一番西側にある錆びた下水道管には子供の字のように汚く、非常に読みずらい文字が刻まれていました。
嘆き悲しみため息もらし
ついには共に息絶えぬ
永久に結ばれ口づけ交わし
契りの証はその指に
作者はヘボ詩人か狂人に違いない・・・というのはゲーム内の私の感想です。
ん?これひょっとして、西から東の順に鍵を使っていくのではなく、この詩の内容に即した鍵をこの下水道管に向かって使えと言う事なのかも。だとするならば、これは指輪のことを指しているのでしょうから、最初に使うべき下水道管じゃなさそう。
じゃあ、西から二番目は?
我が求めし貢ぎ物
ほかならぬ心の友の血
そなたが刃を欲しくば
獲らざるを得ん替え難き者の命
読みづらいうえにこの稚拙さとは、勘弁願いたいものだ・・・というのがゲーム内の私の感想です。
これはクアロの友の血のことでしょうから、三番目でしょうね。
三番目は・・・
ヴァラーも今は亡く
その形見はただ一つ
そなたの手を借りなむ
さすれば助太刀いたつ
無理やりにも程があるんじゃないだろうか・・・というのがゲーム内の私の感想です。
多分、無理やりというのは、”ただ一つ”に対して、”助太刀いたつ”と強引に韻を踏んだ点について言っているのでしょう。そして、どうやらこれが最初っぽいですね。
さて、これで下水管の順番はわかりましたけど、一応、最後の詩も読んでおきますか。
その臭い犬のごとし
その皮膚蛇のごとし
魔法の杖を欲しくば
皆でシャーマン殺し
言葉も出ないようなひどい詩である。こんなものを堂々と書き残せる人物の気が知れない・・・というのがゲーム内の私の感想です。
これは杖のことでしょうから、最後ですね。
じゃ~西から三番目、一番目、二番目、四番目の順で再度下水管にアクセスです!
お、西から三番目の下水道管に干乾びた手を差し入れたら、指が勝手に曲がって拳を握る形になりました。
続いて、一番西の下水道管に指輪を差し入れると、一瞬だけ明るく輝きました。
更に、西から二番目の下水道管にキャリオンクローラーの血を注ぐと、水の色が真紅に染まっていきます。
そして、一番東の下水道管に杖を差し入れると、水たまり全体が緑に輝き、下水道管が4本とも光に包まれます。その後、一振りの剣が浮かび上がり、中空で制止しました。
その剣の柄を握ると、下水道中に身の毛もよだつようなおぞましい叫び声がこだまします。
リラルコルというツーハンデッドソード(+3相当)が手に入りました。
物凄く長い説明書きがあるけど、要約すると、剣としてはまあまあ強いけど、例え最強の戦士であろうともそう遠くない未来、この剣のお喋りの酷さに耐え切れなくなってリラルコルを手放すことになるだろう・・・ってことみたいです。
それはそうと・・・何でしょう、この会話するってボタンは。
剣は長い間、きらきらと輝いたかと思うと、あなたが感激する事も仰天することもないのでため息を漏らした。
リラルコル「そろそろ何か殺そうぜ?」
あずさ「ご機嫌いかが、剣よ」
リラルコル「俺の気分だって?一体お前、いつからそんな事を気にするようになった?俺が誰かを串刺しにする事の他にも?まあ、いい。ちょっと考えてみよう・・・ところで、そっちが聞くから言うが、俺はちょっと文句を言いたい。俺はドラゴンを殺したい。今すぐに。ドラゴンを見つけて、殺す。カッコいいじゃないか」
それ、文句じゃなくただの要望ですよね。
しかしドラゴンですか・・・ドラゴンなんて骨になっちゃっているものしか見たことがありませんね。ワイバーンとかで我慢してください。ただ、例えワイバーンを見つけたとしても、あなたを使ってあげられるかどうか・・・私、カタナしか武器のスキルを持っていないのです。残念です。
一応、クアロさんにも剣を入手できた旨、ご報告しておきましょうか。
クアロ「だ・・・誰じゃ、お主は?ワシは一体どうしたのじゃ・・・!?」
あずさ「私を知らないの?前に話したじゃない」
クアロ「かすかに覚えておるぞ・・・今まで話していたのはワシではない、あれは・・・あやつ・・・あれ・・・何と言ったらいいのかわからんよ!ワシを操っていた何者か・・・話していたのはそいつじゃ」
あずさ「魔法で操られていたと言うの?」
クアロ「あやつが人間だったとは思えん・・・あまりにも異質な存在じゃった。何も思い出せない・・・まったく、なんてこったい!ワシはいつからここにいたのじゃろう?家族はどうなったのじゃろう・・・!」
そういってクアロさんはこの場を去りました。
クアロさんに操られていた時の記憶がほとんどないってことは、あのキャリオンクローラーってリラルコルの友達だったの?ちょっと意外。
これでやっとこのエリアの調査も終わりです。
そろそろヘンダックさんのことが気になってきたけど、未調査の階段が2つも残っているのですよね。
どうすべきか・・・次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。