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皆さんこんにちは。
意図せず善(Good)と悪(Evil)の混合グループを作ってしまった伊達あずさです。
まー、前作でもツァーさんやモンタロンさんが仲間になった時とか、一瞬だけ、善悪混合グループになっちゃってましたけどね。
では今日もシャドーデイルの歴史からです。
・・・後少しですから!!
びっくりですよ。これだけ格別に歴史書の冊数があるシャドーデイルがまさか小国だったなんて!!
後、ちょっと前にシャドーデイルでは王を選出する際に民主制的な手続きが必要だみたいに書いておきながら、実際はウォーターディープの統治者っぽいケルベンの許可なしではシャドーデイルの王に就けない状態になっちゃってるじゃないですか。もはやシャドーデイルはまごう事無きウォーターディープの傀儡国です。
結局、ゼントゥリムの傀儡かウォーターディープの傀儡かって違いしかありません。
こんな状態にあるシャドーデイルの人々をわざわざ”誇り高く独立心がある”と称するだなんて、一体どんな皮肉ですか。
結局のところ、ウォーターディープもゼントゥリムもやっていることは全く一緒(先代の王を暗殺して、自国の手の者を王として送り込む)なのに、片や邪悪と称され、片や大絶賛ですからね・・・この歴史書の胡散臭さが凄い!!こうなると、実は小国にすぎなかったシャドーデイルの歴史書だけ異常に冊数が多いという点もこの胡散臭さを増長させています。
もしかして、シャドーデイルの歴史の著者ってウォーターディープの関係者なんじゃないの?だとすれば、この歴史書の目的はゼントゥリムに対するネガティブキャンペーンですよね。事実、”邪悪な”という形容詞に惑わされているだけで、ヨーダン王が行った悪行については具体的な記述が一切ありませんからね。
個人的にはゼントゥリムよりもウォーターディープの方が遥かにイメージが悪いのです。だって、ウォーターディープ人がろくでもない人ばかりなのですから、ウォーターディープが良い国なわけないでしょう!?
というわけで本編です。
前回、偽善者の臭いがするナリアさんと、偽悪者(そんな言葉があれば)の疑いがあるコーガンさんが新たに仲間となりました。
とりあえずは、おふたりからのご依頼が終わるまでのお付き合いだと考えています。ただ、コーガンさんは念願の純ファイター系クラスなので、可能なら依頼が完了した後もお付き合いできればいいのですけど、如何せんアライメントがねぇ・・・
ナリアさんからのご依頼は緊急を要しそうな雰囲気でしたが、コパーコロネット内の調査だけは終わらせてしまいたい!
というわけで、室内の調査を続行すると・・・アノメンという名の人に声を掛けられました。
アノメン「お美しい方・・・何故このような醜悪極まりない場所に、あなたのような御方が?」
何故でしょうね。アマラスに投げかけられた無礼な言葉よりも私の警戒心を掻き立てます。
あずさ「身体を休め、娯楽にでも興じようかと思っただけよ」
嘘ですけど!
アノメン「今のは聞き逃してやろう・・・ひとつ、お尋ねしたい。御仁は邪悪の遣いか、それとも正義の使者か?」
何故、ちょっと疲れたから酒場に羽を伸ばしにきたと言っただけなのに、聞き逃してもらわなければならないのでしょうか。
後、大抵の人は自分視点なら正義の使者ですよ。自分で邪悪の遣いとか言っちゃうような人は、よっぽどの変人か中学生ぐらいなものです。
あずさ「純粋な善や悪など、存在しないのよ。この世は全て、万物の平衡と調和、バランスにより成り立っている」
別にこの世が全てバランスにより成り立っているとまでは思っていないのですが、しっくりくる選択肢がなかったのです。
アノメン「フッ、話にならんな!どこぞへと消えるがいい。正しき道を歩み、正義をまっとうする気になったら、戻るがいい・・・!」
何でこの人こんな偉そうなの。それと、自分から突き放しておいて、何か戻ってきて欲しそうな言い方ですね。
でもまぁ、私の苦手な正義正義煩いタイプみたいですし、手短に済んだだけ良かったのかもしれません。
別に世界がバランスにより成り立っているとまではいいませんけど、思想が極端な人にまともな人がいないのは事実ですからね。何事もバランスは大事です。
うわ~奥にも名のある人が沢山いますね。
じゃあまあ、手前の人から順番で・・・
ティアナ「あなた!夫に会わなかった?ここのどこかにいるはずなの!」
本気で尋ねているのなら、せめて尋ね人の名前ぐらいは教えて!
あずさ「ええと・・・失礼ですが、あなたのご主人って誰のこと?」
ティアナ「ルマー!ルマー卿よ!私が誰のことを言ってるか分かってるはずよ!ここにいる誰もが私が誰のことを言ってるか知ってるわ!あの女とここでまた会ってるのよ!ルマーはこのあたりのどこかにいるはずよ!どこにいるか誰も私に教えてくれないの!でも、捕まえてやる・・・安っぽいホステスともどもね!ルマー、聞こえてる!?必ずあなたを捕まえてみせるからね!!」
あずさ「いいえ、どこにいるのか分からないわ」
ティアナ「そのうちきっと見つけてやるわ!絶対に見つけてやる!!」
何か嫉妬に狂った女の人多すぎません?
別に嫉妬するなとは言いませんけど、嫉妬に狂いすぎて周りが見えなくなるのは良くないですね。浮気されないようにご自身を磨くか、浮気せずに自分だけを愛してくれる他の人を探した方が賢明です。
もちろん、この状態の人にそんな事を言っても火に油なだけですけど・・・つまり、関わらない方が良さそうです。
じゃあ、次はギャロルさんに。
ギャロル「ああ、なんと。(ゲップ)(モーニングロードの祝福だ、失礼するよ)知らん顔だな」
この括弧内の注意書きは、ゲップがこの世界では下品な行いではないと言いたいのでしょうか。
あずさ「それは、まだカパーコロネットに来て間もないからよ。だからといって私達が友達になれないこともないでしょう?」
ここはコパーコロネットだったはずでは・・・
ギャロル「ういーっ、そいつは本当だと思うぜ。(ヒック)さあて、それじゃと。老いぼれのギャロルに一杯おごってくれりゃ、もっともらしくなるんだがな、いいか?」
あずさ「飲んだくれね!いいわ、エールをおごるわ。しみったれた真顔より陽気な酔いどれの方がましね」
ギャロル「ほんとに親切だな。そんなにたんまり持っているのなら、きっと裏の”お楽しみ”が目当てなんだな?」
あずさ「”お楽しみ”ですって?それは何よ?」
ギャロル「さて、お前が探しているお楽しみによって賄賂が決まってくるんだ、いいか?ここではレーティナンが全てを取り仕切っているんだ、奴がな」
酒場の酔っ払い「(ちょっと!なあギャロル?よそ者にそんな事をしゃべっちまって大丈夫かよ?)」
ギャロル「(ああ、きっとレーティナンはかまわないさ)レーティナン、金持ちなら誰にでも仕えるんだろ?噂じゃ、奴はポン引きを飼っているのさ。世話するためのな」
酒場の酔っ払い「(ギャロル!気を付けろ!)」
ギャロル「えー、ああ、そうだ。それなら、あんた自身がレーティナンに頼んだ方がいいさ。(ゲップ)俺は酒ばかり飲んできたから、金貨もないんだ」
あずさ「情報に感謝するわ、ギャロル。さあ、手間賃としてもう5ゴールド受け取って。結局はレーティナンの所へ行って話をする事になるわね」
ギャロル「ああ!あんたは聖者ですな。モーニングロードが賛美してますよ」
よくわからないけど、身の危険を冒してまで情報を提供してくれたみたいですから、5ゴールドぐらい差し上げても罰は当たらないはずです。
じゃあ、レーティナンさんに声を掛けてみましょうか。
レーティナン「おや。(ウーン)やあ。以前ここで会ったとは思えないのだが。ここでは部外者はあまり歓迎しないんだ」
あずさ「それなら、知り合いになろうじゃない。私はあずさよ」
レーティナン「(ウーン)よし。分かった。私はレーティナンで、コパーコロネットの経営者だ。(ウーン)滞在するなら、歓迎するよ」
あずさ「あなたのところのサービスを教えてくれるんでしょうね?」
レーティナン「コパーコロネットは喜ばせることを目的としている。(ウウーン)何か買いたいのなら、ベルナルドと話すのだ」
え?それだけ?
あずさ「宿屋の主人にしては愛想がいいとは言えないわね。むしろ妙な感じさえする」
レーティナン「こんな時代だからな。(ウーン)よそ者は・・・危険かもしれない。注意深くしないとな。(ウーン)何かお望みのものでも?」
どちらかと言えば、宿屋ってよそ者相手の商売だと思うのですけどね。
あずさ「私はゴールドを処分する方法を捜しているわ。どう使えばいいか何かアイデアでも?」
レーティナン「(ウーン)金のことなら・・・いつだって・・・大歓迎だ。コパーコロネットはあんたの必要な物をすべて満足させる場所だってことが分かるだろう。飲むにしろ、休むにしろ、他の種類の・・・娯楽にしてもだ。(ウーン)」
あずさ「他の種類の娯楽ですって?何のことを言ってるの?」
レーティナン「おお・・・(ウーン)・・・いつも誰かが娯楽を提供することができるってわけだ。(ウーン)親睦を深めるようなことや戦いに対する賭け事や、他のことなどだよ」
あずさ「どんなこと・・・あなたが言いかけた他のことというのは?面白そうね」
レーティナン「(ウーン・・・ウウーン)分かった。君はそのような娯楽を・・・高く評価するような・・・人物に見えるな。私の狭い土地には、目に見えるものよりも多くのことがあるのだよ。向こうの壁にある扉のそばにいる男のところへ行き、君を中に入れるようにと私が言ってると伝えてくれ。一緒に・・・親睦を深める相手が必要なら、フランキーかマダム・ニンに話してくれ。それではごゆっくり。(ウーン)」
レーティナンさんのセリフ中に結構な頻度で登場する(ウーン)っていうのは、悩んでいる様子を表していたわけではないみたいですね。じゃあ、咳払いか何かだったのでしょうか。のど飴要ります?
でもって、レーティナンさんが言っていた向こうの壁にある扉のそばにいる男っていうのはこの人のことでしょうか。
バウンサー「レーティナンが奥へ行っていいと言ったのか?いいだろう。お前の頭をかち割らなくてもいいように、大人しくしててくれよ」
あ!ティアナさんが探していたルマーさんがいる!!
ルマー「やあそこの君!俺の口やかましいかみさんが俺を探してるようなんだが、酒場にいるかどうか知ってるか?」
あずさ「あなたはルマーよね。ええ、そうそう・・・奥さんはまだ探してたわ」
ルマー「本当か?では、頼むから俺の行き先を教えないでくれよ。俺は・・・このかわい子ちゃんと一緒にいる方がいいんだ。そうだろう、ハニー?」
プリス「(クスクス!)あ、はーん・・・(クスクス!)」
まぁなんです・・・好きにしたらいいと思いますよ。私はティアナさんの味方でもルマーさんの味方でもありませんしね。
では、改めてマダム・ニン(さん)に声を掛けてみます。
マダム・ニン「ようこそ。私はマダム・ニン。楽しい一夜を過ごして頂けるよう、お世話しておりますのよ。誰かにお相手をさせましょうか?」
・・・薄々は気付いていましたけど、やっぱりそういった娯楽だったのですね。なるほど、アノメンさんはそれを知っていたから聞き逃してやるなんて言ったのですね。
あずさ「ええ・・・行った方がよさそうだわ。失礼」
マダム・ニン「恥ずかしがる事なんてありませんわ。どうぞ、またいらして下さいな」
そんなどうでもいい謎が解けたところで今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。