名のある傭兵は仕事をしない:Baldur’s Gate#218

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
バルダーズ・ゲートの大公事情を良く理解できていない伊達あずさです。

エルタンさん、リーアさん、そして、暗殺されたエンタールさんがバルダーズ・ゲートの三大公だと思っていたのですが、ここにきて突然、ベルトさんなる新たな大公が現れました。
現状、ベルトさんはエンタールさんの後継とみるのが妥当そうなのですけど、私としてはエンタールさんが亡くなられてからさほど日が経っていない認識だったのですよね・・・
大公の選出には選挙が必要らしいですし、すぐに次期大公を選出するのは厳しそうじゃないですか?その辺が何となく腑に落ちないのです。

Baldur’s Gateって世界設定が何かと細かいけど、それらを親切丁寧には教えてくれないのですよね。
全ての設定はNPCらとの会話を通して、突然、知ってて当たり前であるかのようにぽっと現れるため、理解するのは一苦労です。
まぁ、ファミコンゲームなどに比べれば、会話量が尋常ではないくらいに多いので、私が見落としているだけと言う可能性も否定はできませんけどね・・・

名のある傭兵は仕事をしない:Baldur's Gate#218_挿絵1
衰弱したエルタン大公を安全な場所に送り届けるべく、バルダーズ・ゲートの南エリアにあるハーバー・マスター・ビルディングへと向かっていると・・・名のある人に声を掛けられました。

ブレナン・リスリング「アムンと我々の間の関係は緊張しきっている。すぐに戦争と疫病がこの世を支配するだろう。あっちの方が上回っているからな」

あずさ「伝染病に疫病?何からだ?」

伝染病と疫病って何が違うんだろう・・・

ブレナン・リスリング「もちろん、戦争さ。その他に考えられるか?だからこそアイアンスロウンから物資を手に入れる事ができて、我々を救う能力のあるサレヴォクに、大公になってもらわなくてはならないのだ。先に戦争を仕掛けて敵地で戦うのがいいだろう。前にも言ったが、奴等は我々を上回っている」

何故声をかけられたのかはよく分かりませんが、ブレナンさんはサレヴォク支持者みたいですね。広報活動か何かでしょうか。

名のある傭兵は仕事をしない:Baldur's Gate#218_挿絵2
後少しでハーバー・マスター・ビルディング・・・といったところで、フレイミング・フィストの人に見つかってしまいました。
ただこの人、名前がありますね・・・

ジョナビン「民の者よ落ち込んでいるようだな。何かのお助けになれますか?」

あれ?この人は私達を捕まえる気がないみたいですね。

あずさ「そこまで関心はないわ、オフィサー殿。アムンとの戦争まであとどれくらいか詳細はないです?」

ジョナビン「今にも始まりそうだ。アンジェロはフィストに戦争の準備をさせていて、アイアンスロウンの良質な鉄鉱石で作った武器で我々の武装を固めている。アンジェロがサレヴォクと親しいのはいい事だ。でなければ我々は負けてしまっていたよ。彼が指揮をとっていたのもよかった。エルタン大公も病気らしいからな」

ジョナビンさんはエルタン大公に不満を抱いているわけじゃないみたいだけど、悲しいかな見識が狭いみたいです。
となると、状況を詳しく説明したとしても理解してもらえるかどうか怪しいところ・・・ここはもうとぼけておきますか。

あずさ「大公の一人が病気?何の?」

ジョナビン「ああ、知らないな。そんなに重大な事ではないだろう。彼のクレリックのラシャッドが看病している。もし彼を尋ねたかったら、フレイミング・フィストの建物の中の部屋にいる」

大分今更感が強い情報ですね。

名のある傭兵は仕事をしない:Baldur's Gate#218_挿絵3
到着!
ハーバー・マスター・ビルディングの入り口付近で、名のある人からの待ち伏せなども覚悟していたのですが・・・意外にもすんなり入れそう。

名のある傭兵は仕事をしない:Baldur's Gate#218_挿絵4
中でも・・・特に襲撃などはありませんね。

ハーバー・マスター「アンバーリーの吐息に賭けて!エルタン大公じゃないか。酷い様子だ。彼のことは私に任せてくれ、きっと良くなるよ。君達はアイアンスロウンを相手に、スカールとエルタンの下で働いてるんだな。これからも忙しくなることだろう、お行きなさい。エルタンは心配しなくても大丈夫だ。安全な場所にかくまっておく。幸運を祈っとるよ」

これでエルタン大公が無事復活してくれれば、サレヴォクを倒す際に多少無茶をやったとしても何とかしてくれることでしょう。
さてと・・・これで、アイアンスロウン支社とフレイミング・フィスト本部の調査は完了しましたね。
最初の予定は全て消化しちゃいましたし、いよいよ例の招待状を使って大公の即位式に潜り込んじゃう?

あっ、その前に、大公宮殿近くの下水道に集結している敵の暗殺部隊を叩いちゃうという手もありますね。
いずれにせよ、バルダーズ・ゲートの北エリアに向かいましょう。

名のある傭兵は仕事をしない:Baldur's Gate#218_挿絵5
北エリアに着いた途端、またフレイミング・フィストの人ですよ。
でも、この人もネームドですね・・・

ソーレル「あずさ、一体いつ帰ってきたんだ?」

あれ?中の人の記憶にはないけど・・・知り合い?

あずさ「故郷に戻ってやらなきゃならないことがあったの。ゲートでも同じ仕事が待ってるかもしれないわ」

ソーレル「首を切り落とされたくなかったらおとなしくしろ。皆はお前がアイアンスロウンのリーダーを殺したと思っている。お前の首に高額の賞金がかかっているのがわからないのか?」

私の首に賞金がかかっていることを知ってなお、ソーレルさんは私を捕まえる気がないみたいですね。やっぱり知り合い?それともエルタン大公・スカール派の方?

あずさ「私の首に賞金?それでも殺さないのか?」

ソーレル「フィストの中でもめごとが起きてるんだ、あずさ。大きな問題がな。エルタン大公は病気で、スカールは暴漢に襲われて死んでしまったらしい。私は信じないが・・・アンジェロがやったに違いない。今はフィストで指導権を手にしている。スカールがいなくなった今では、もう彼を止められる者はいない!彼がアイアンスロウンを訪ねる所を何度も見たんだ。気に入らないな・・・我々の何人かはまだエルタンに忠誠を誓っている。この私もその一人だ。頼む、我々のためにも、自分自身のためにもおとなしくしておいてくれ。そして機会があったらアイアンスロウンの基地を嗅ぎ回るんだ。エルタン大公と話ができればより良いのだが、スロウンがフィストの本部内にかくまっている・・・畜生っ、アンジェロには近いうち必ず借りを返してやる・・・」

どうやら、ソーレルさんはエルタン大公・スカール派の方だったみたいですね。

名のある傭兵は仕事をしない:Baldur's Gate#218_挿絵6
とりあえず、大公宮殿に一番近い下水道の入り口までこれたけど・・・暗殺者達を暗殺するのは次回かな。

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