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皆さんこんにちは。
エストポリス伝記2がスーパーファミコンのプレイ日記最長記録を更新することは、恐らく間違いないであろうと予想する伊達あずさです。
やっと終盤のマイルストーンとなり得るデュアルブレードの話が出てきましたけど、まだ虚空島が現れていませんし、最終盤というには早い気がします。そもそも、前作の終わりがそのまま今作の終わりではあまりにも味気なさすぎますから、四狂神との戦いの後、何かしらのちょい足しがあると思うのですよね。
それらを踏まえれば、後9回くらいは余裕でしょう。
しかしながら、面白いもので、同時期に発売されたクロノトリガーとゲームボリューム面でもほぼ一緒くらいなのですね。
当時、ゲームボリュームに関する基準(暗黙の了解)みたいなものでもあったのでしょうか。
では、デュアルブレードがあるかもしれない海底神殿に向かおうというところからの再開になります。
早速、エクセリオンに乗り込み、プレアマールを出て北へ。
この穴がマーレアさんの言っていた神殿への入口でしょう。
実際、神殿への海底洞窟って書いてありますしね。
以前は開かなかったこの門も人魚の玉を持っているせいなのかは分かりませんが開きました。
でもって、これが問題の海流でしょうか。真ん中だけ奥に向かって流れています。
先ほどの門が人魚の玉によって開くのだとすれば、プレアマールに行かずともこの先にあるであろう神殿に行けちゃうことになるのですよね。
でも、この世界で、そのような進行の自由が許容されるはずありません。となると、プレアマールでマーレアさんとお話したことをきっかけにして、真ん中の海流の向きが変わるという流れをとっているはず。
ただそうなると、「海流が変わったことで神殿に近付く者がいなくなる」というマーレアさんの見解はますますおかしなものとなっちゃいます。むしろ、海流が変わったことでこれまで以上に神殿に近付けるようになったわけですからね。
それに、逆向きの海流もちゃんと存在しているので、戻るのも容易そうだけど・・・
最初の海流を降りてすぐ、マーレアさんとプレアさんと思わしき2尾の人魚を発見しました。
マーレア「ここは、危険な場所です!すぐに地上に戻ってください」
アーティ「どうやら、そんな暇はなくなったようですね」
ガイ「ちげーねぇな・・・来るぜ!」
噂の幽霊船が出現したわけだけど・・・なんと入口からのご登場です。つまり、この幽霊船も変化した海流に巻き込まれちゃったって事なのでしょうか。
倒したけども、何の曰くもない幽霊船ってある意味珍しいんじゃ・・・物凄くゲームチックな存在でした。
セレナ「海流が収まったわ」
ガイ「あの幽霊船が原因だったのか?」
どうやらあの変な水の流れは幽霊船の仕業だったみたいです。
確かに物理的には説明不能な感じの現象でしたもんね。
うわっ、なんかいっぱいやってきた。
人魚A「女王!無事でしたか!」
何と言うか・・・仕事をしてる感だけだせる絶妙な(仕組まれた)タイミングでやってきましたね。
マーレア「あなた達、ここに来てはいけないと言ったはずですよ!」
人魚B「そんな命令を素直に聞くほど、腰抜けじゃありませんよ」
人魚C「女王と姫がいなくなって、黙っていられる訳ないじゃないですか!」
そういうのは、幽霊船との戦いに参加してから言って欲しいものです。
マーレア「ほんとに・・・聞き分けの無い・・・でも、ありがとう」
この女王様も結構チョロいですね。
プレア「助けていただきありがとうございます」
プレア「私、人間は自分勝手な人ばかりだと聞かされていたんです。でも、それは間違いだったみたいですね」
幽霊船を倒したのが偶然通りかかった人間だったというだけで、どうしてそこまでこれまでの認識を改められてしまうのか・・・
少なくとも、今回のエピソードだけで人間が自分勝手ではないかどうかなんてわからないと思うのですけど。
逆に人魚が物凄く単純な種族だってことだけは良くわかりましたよ。でもそう言われてみると・・・物語に登場する人魚って必ず誰かしらに騙されているイメージがありますね。
アーティ「そう簡単に、判断してはいけません。人間に勝手な人が多い事は確かです」
それをエルフのアーティさんがいうと角が立っちゃうんだけどな!
ガイ「言ってくれるじゃねーか、アーティ?それじゃ、エルフには勝手なヤツは一人もいないとでも言うのか?」
アーティ「人間よりも少ない事は、確かです」
それって絶対量なんじゃないの?総人口からみた割合でちゃんと計算してるの?
ガイ「それは、絶対数が少ないからだろーが!」
・・・ガ、ガイさんのくせに生意気です!!
プレア「あ・・・あの、喧嘩は、なさらないで・・・」
マキシム「大丈夫ですよ。二人とも本気で喧嘩しているわじゃありませんから」
プレア「そ、そうなんですか?」
マキシム「口喧嘩が出来るのは、互いに相手を自分と同じレベルと、認めているからですよ。そうでなければ喧嘩になりません」
あまりにもレベルが違うと展開が一方的になってしまうので喧嘩(ある程度均衡したやり取りがある)にはならないということでしょうか。
ただそれって、結果的に知能レベルが近かったというだけのことで、喧嘩の相手を同レベルだと認めているかどうかは怪しいものです。むしろ、本心では自分の方が上だ(自分の方が正しい)と思っているからこそ感情的な言い争いに発展しちゃうのでは?そうでなければ、例え意見が違っていたとしても、喧嘩にはならないものです。
実際私も、自分とはびっくりするほどあらゆる面で意見が異なるけど、人間としてはとても尊敬しているという方がいるのですが、その方とどんなに深い議論(政治や哲学など)をしても、険悪な雰囲気になったことなどただの一度としてありません。
むしろ、お互いに意見が異なることを楽しんでいる節すらありました。事実、幾度となく時を忘れて何時間も話し込んでいましたし。
その方とどんなに時間をかけて議論したとしても、どちらも自身の考えを改めるに至った試しがありませんので、傍からは時間の無駄だと言われてしまいそうなものです。でも、自分と同じか、あるいはそれ以上のレベルの人の異なる意見というのは、物凄い高効率で自分の見識を広げてくれるため、どれだけ意見が対立したとしても、不思議と怒りや苛立ちのような感情が湧いてこないのです。
そして、そういう人をあの手この手で言いくるめようと試みることが、また楽しいのです・・・
プレア「・・・そんなものなんですか。面白いですね、人間って」
マーレア「・・・お強いのですね。チャッドの長老が、あなた達に玉を託したのも、わかるような気がします」
マキシム「あの玉は、そんなに大切な物なのですか?」
マーレア「・・・そうですね。いうならば、命の――――」
ガイ「――――か、海流が!!」
まだ話の途中だったのですが、人魚の方々は突如出現した謎の渦に呑み込まれてしまいました。
アーティ「あの幽霊船が、異常海流の原因じゃなかったようですね」
セレナ「そんな事より、早く助けなくちゃ!」
ガイ「まぁ、そうあわてなくても、なに人魚だからな。溺れて死ぬ事もないだろう」
マキシム「かと言って、ほっとく事もできんだろ。それに、俺達の目的は、この奥にある、デュアルブレードだ」
すぐにでも皆の後を追いそうな雰囲気になっていましたけど、そんな空気は敢えて読まずに次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。