クセになるWeb漫画「パペラキュウ」by松永豊和氏

投稿日：2019年4月20日

こんにちは！栁澤蘭丸です。

2011年からコツコツと更新されている、個人の発信するWeb漫画「パペラキュウ」を紹介したいと思います！
Webサイトトップページ
「パペラキュウ」はトップページの「新作マンガ作品パペラキュウ」から、全部無料で読むことが出来ます。

この漫画の作者さんは、漫画以外のことでニュースになったことがあるんですが、その前から、パペラキュウはWeb漫画好きの間ではチェックされていた純粋に面白い漫画なのです～～！

しかし独特の作風で、何も知らずに読んだら第1話で離脱してしまう人も多いかもしれません。なので、読み進めるにつれてやめられなくなる魅力をお伝えしなければなりませぬ。

ネタバレにならない程度のあらすじを…。
主人公は「守田マモル」という、ごく普通の、優しい小学生男子です。この子が「パペラキュウ」の少年「サチオ」くんに出会うところから物語が始まります。
「パペラキュウ」というのは謎の病気のことです。実際の地球には存在しない病気なんですが、第1話で、マモルくんはサチオくんと出会い、「パペラキュウ」という感染症が存在することを知ります。全国民に周知されるほどには有名ではない病気という位置づけでしょうか。でも公務員の人々には知れ渡ってるみたいです。というのもパペラキュウという病気は不治の病なので、感染者が隔離される法律が出来ていて、患者が見つかれば施設に保護しないといけないらしいから…。サチオくんは、人から隠れるようにして、お父さんと二人で暮らしていました。マモルくんは、何故か分からないけどサチオくんに惹かれ、助けたいと思うのですが…！

この先、怒涛の展開が待っています。物語はまだ完結していなくて絶賛連載中。今はまもるくんは小学生から大人になってます。一体パペラキュウとは何なのか、サチオくんの正体は、ルーツは？といった謎が少しずつ明らかになっていきます。初期の頃の何気ない設定が後になってから「ここがそうなの！？」「あの人がそうなの！？」みたいに活きてくるので、読み返したくなる作品でもあります。意外な人が意外に活躍するところも魅力的です。引き伸ばしなどもなく、サクサクと物語が展開するのも、「きっと最初から最後まで構想がちゃんとあって、きちんと完結するに違いない」という感じがするので、投げっぱなしになっちゃったらどうしよう…みたいな心配をせず読むことが出来ますよ！

まあまあちょっとグロい描写があるにはありますが、グロさがウリとかじゃないので読んでみて欲しいなぁ～。

更新がとても楽しみなのです😃
最初は「一体どういう漫画なの…？」と思っちゃうかもしれませんが、国家の陰謀的な壮大な話に繋がっていく、アクションありの漫画という感じなので、そういう話が好きな人は5話くらいまでは読むことをおすすめしたい。いつの間にやら、本格サスペンス？になっています。

奇病パペラキュウ…。一体どうしたらこういう発想になるのか、作者の松永豊和氏は鬼才って感じです。

松永豊和氏のサイト「あの松永豊和は今」

こんなん描いといてアレなんですが、蟹は別に関係ありません…(´・ω・｀)多分。