ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密を観た感想と評価:映画考察

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皆さんこんにちは。
昔は1錠ずつしか飲めなかった薬を最近は一気に3錠飲めるようになった伊達あずさです。
あれやこれやと言いつつも毎週更新できているこの映画考察!
今回ご紹介する映画はちょっと長いタイトル・・・
ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密」です。

ちょっとサブタイトル長いですね。
まあ、「ラビリンス」だけだと「ラビリンス/魔王の迷宮」とか「パンズ・ラビリンス」とか「フロム・ザ・ラビリンス」とか「シャッターラビリンス」など、とにかく沢山ある名前なのでサブタイトルに凝る必要があったのでしょうね。
でも、あんまり長い名前こまるなぁ・・・(記事のタイトルが34文字になっちゃってる)

そんな私の勝手過ぎる愚痴はさておき、いつものように作品情報から。

ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密
原題:Labyrinthus
ジャンル:アドベンチャー
製作国:ベルギー、オランダ
公開年:2014年
監督:ダグラス・ボズウェル

概要:学校帰りに偶然ぶつかった謎の男が落としていったかばんから謎のカメラを発見する主人公フリッケ。カメラに付属されていたキーをパソコンに差し込むと不思議なゲームが開始される。ゲームの説明書によると、カメラで撮影したものはゲームの中に送り込むことが出来るらしい。フリッケは早速飼い猫のモップスを撮影し、ゲームの中に送り込むも、その影響によってか現実世界のモップスは意識不明の状態となってしまう。そんな中、突如ゲームを入れたパソコンの電源がつき、ゲームの世界から1人の少女がフリッケに助けを求めてくる。ゲームの製作者からはフリッケがゲームを無事クリアしなければ、彼女は死んでしまうと告げられる。フリッケはゲームに隠された暗号を解き明かし、無事彼女を助け出すことが出来るのか!

パッケージやタイトルから察するに、謎解き色が強そうな映画なんですが、実際の所そんなことはないです。
純アドベンチャーですね。
全体的にレーティングが低そうな映画ですね。
アドベンチャーという割には、残虐なシーンもなければ暴力的なシーンもほとんどありません。
小さい子と一緒に見ることができそうな映画の作りとなっています。
さて、そんな「ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密」に対するおすすめ度は・・・

おすすめ度(5段階):★★★★

おやおやおや!?
結構評価が良いですね!
最近、低評価傾向にあったので「★★★★」はかなりの高評価です。
なんといいますか、全体的に安心して観ていられる映画ですね。
細かいことを言えば、なんだか良くわからない設定が結構あるものの、映画の雰囲気的にあまり気になりません。
「ナルニア国物語」を観ていて「なんでクローゼットの後ろがナルニア国に繋がってるんだ!」とか、「アナと雪の女王」を観ていて「なんでエルサは魔法が使えるんだ!」なんて真剣に考えませんよね?
そういう感じです!
正直、可もなく、不可もない映画な気はしますが、観ていて苦痛を感じることもなく映画を見終えた後もスッキリしていたので高評価にしました。
本当は私、結構評価甘いんです!
今までの映画があんまり過ぎなだけなんです!!

ここからはネタバレを含みますので、これから見る予定がある人は「ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密」を見終えてからにしてくださいね!

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

主人公:フリッケ
囚われの少女:ノラ
フリッケの親友:マルコ
主人公の協力者:ルドルフ
名犬:ピックルス
追跡者:ペック
写真屋(ゲームの作成者):アーノルド

考察・感想(ネタバレ含む)

この映画は「ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密」なんていう名前になってますけど、完全に和名の付け方間違ってると思うんですよね。
このタイトルだとトランプの迷宮=ラビリンスっていうイメージになると思うんですが、トランプでできた場所はラビリンスのごく一部なんですよ。
なんでこんなタイトルにしようと思ったんでしょう。
「ラビリンス 4つの暗号」だけでも別に成り立つ気がするんですけどね・・・
トランプ迷宮と付けることで、不思議の国のアリス感を出すのが狙いだったのかもしれません。
(実際、子供向け映画っぽいですから)
かなり意図的なミスリードを感じますねぇ・・・

ちなみに、もし私がこの映画の和名を付けるとすると「名犬ピックルスと不思議なラビリンス」とかにしちゃうかもしれません。
それほどピックルス大活躍です。
登場人(?)物の中で最も頭がいいと言っても過言ではありません。
ピックルス大活躍です!
ピックルスだったら犬嫌いの私ですら飼いたいと思うほどです!

あ~・・・話が考察からかなりそれてますね。
私がそうなっちゃうのにも理由があるんです。
だって、正直今回は考察が必要となるような要素ないんです!
そもそもファンタジー映画のファンタジーな部分を真剣に考察するとかナンセンスですからね。(単なるクレーマーみたいだし・・・)

そうなるともう考察できないわけですが、幾らなんでもこのまま終わると「考察もしない考察記事書くなよ!」と怒られてしまいそうです。
ですので、ファンタジー要素(なんでカメラでとってゲームに取り込むと、カメラで写された対象が腐ったり、意識不明になったりするのかなど)以外の疑問点について少しだけ考察してみましょう。

アーノルドは何故このゲームを作ったのか

この物語はアーノルドが作ったゲームをルドルフにロック(配布も複製もできない)されてしまったので、その辺の見ず知らずの少女を人質にして、フリッケにロックを解除するための暗号を探させるというお話です。
しかし、アーノルドがロックを解除して何をしたかったのかは全然わからないんですよね。

フリッケがゲームを開始したことで、アーノルドは自分のカメラを利用して人をゲームの中に閉じ込めることは可能になっていたわけです。
ですが、アーノルドは暗号の解読に躍起になってました。
暗号を解読することでできるようになることは「ゲームの複製と配布」です。
アーノルドはこのゲームを複製したり配布したりして何がしたかったんでしょうね。

そういえば、アーノルドはデジタルカメラをとても嫌っていました。
でも、このゲームに付属されていたカメラってどう考えてもデジタルカメラですよね・・・
だって、カメラで撮影したデータをパソコンに移していたわけですし(しかも、無線だし)、どう考えても撮影データを電気信号に変換してますよね。
旧式カメラで撮影したものでも、ゲームの中に取り込める!
っていうのを売りにして、旧式カメラの再普及を目論んでゲームを開発したとかいう理由も考えては見たものの、辻褄が合わなくなっちゃいましたね。
困った・・・アーノルドのゲーム作成動機がわからない!!

ルドルフにテストプレイと称して配布した辺りからいっても、アーノルドは1人でこっそりゲームを悪用するのでは目的が達成できなかったっぽいんですよね。
う~ん・・・逆に考えてみましょうか。
このゲームのロックが解除されて世の中に広まった場合どうなるか・・・

ゲームを悪用され、次々と意識不明者が続出する。
やがて意識不明の原因がカメラ(デジタルカメラ)であることがわかる。
世界からデジタルカメラ根絶運動が発生する。
旧式カメラの天下になる。
アーノルドバンザイ。

・・・ごめんなさい、この程度の考察しか不可能でした。

なんかこんな結論だと詰まらないですね。
よし、じゃあもっと思い切った予想をしますね!

そもそもですよ。
1プレイヤーであるはずのルドルフがあのサーバ型のオンラインゲームに対して、配布や複製をロックしたり、ゲームを改竄して暗号を仕込むとかそもそもおかしいんですよ!!

伊達が提案する隠れたストーリー

実は、このゲームを作ったのはアーノルドとルドルフの2人だった。(ただし、SNSなどで知り合ったとかでお互い住んでるところを知らない)
ゲームプログラムはルドルフが担当して、カメラの作成とゲームサーバの設置はアーノルドが担当した。
しかし、ゲームが完成するとアーノルドはゲームの権利を独り占めしようと目論んでいた。
(ゲームサーバがアーノルドの家にあるので)
アーノルドの裏切りに気づいたルドルフはゲームが完成する直前にアーノルドを「カメラとプログラムの最終確認を兼ねてテストしよう!」とかなんとか上手いことを言ってカメラを持ってこさせ、アーノルドが油断した隙に彼の持つカメラを奪い取り、ゲームに予め仕込んでおいたプログラムを発動させ、ゲーム自体をロックした。
アーノルドからカメラを奪って逃走する最中、ルドルフは運悪くフリッケとぶつかりカメラとゲームのキーを落としてしまう。
アーノルドは何時の間にかゲームのロックが解除(プレイすることが可能なところまで)されていることに気づき、そのプレイヤーを利用してゲームの完全なるロック解除を目論んだ。

・・・なんていう物語だったかもしれません。
これだと、ルドルフがどうしてゲーム製作者以上にゲームを制御できたのかにも説明がつきます。
映画中のルドルフはフリッケを油断させるために、敢えて知らないふりをしていただけかもしれませんからね。
ゲームを作ったのがルドルフだとすると、アーノルドを消せばゲームを独り占めできますし、現存するハードを壊しても再度作り直せます。
実際、映画の中で、ハードディスクを取り出して壊しているシーンはありますが、カメラを壊しているシーンはありません。
ルドルフが作成できなかったのはアーノルド担当のカメラだけだとすると、辻褄もあうんです!
それに、アーノルドを閉じ込めるためにカメラを起動させたのはルドルフなので、最後にあのカメラを持っていたのはルドルフなのです!

どうでしょう?
これなら、かなりスッキリと辻褄が合いませんか?
こう考えると、本当の悲劇はこの映画で語られている後に起こるのでしょうね。

私頑張りました!
考察の必要性がない映画なのに無理やりここまで話を広げましたよ!
ここまでお付き合い頂いた方には是非ともこの視点でもう一度映画を観直して頂ければと思います!

おまけ

ペックについて
皆さんお気づきかとは思いますが、ペックと呼ばれた悪役はアーノルドがマルコを車で引きそうになった時、罵倒した人です。
アーノルドが罵倒されたことに腹を立て、カメラで意識不明にしたのでしょう。
アーノルド以外の唯一の犠牲者
モップス・・・結局、モップス(猫)だけ助からなかった!!!!可哀想!!!

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