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こんにちは!栁澤蘭丸です😀
夏ですね!夏は暑い。夏といえば、ゾッとする怪談の季節です。最近はデジカメやスマホが普及したのでテレビで心霊写真特集とかやりませんよね…子供の頃、心霊写真系の本ばっかり読んでた身としてはさみしいなぁ。
というわけなので、勝手に怪談を記事にして勝手に涼もうと思います。セルフ怪談クールダウン。
怪談といえば有名なのは「四谷怪談」…日本人なら誰もが題名くらいは聞いたことがありそうな、高名な怪談がありますね。「四谷」は東京の地名です。新宿区の四谷…と思いきや、豊島区の四谷町(豊島区雑司が谷)の事らしい。
四谷怪談のあらすじは、こう!!
昔々、元禄時代に、伊右衛門と岩という夫婦がいました。元禄時代とはそう…元禄赤穂事件の元禄です。ってことは綱吉公の時代なんですねー。伊右衛門って旦那は悪い男で、お岩さんという奥さんがいながら、他の男の妾と一緒になりたいと考えます。妾を囲っていた男も悪い男で、ちょうど妊娠してしまった妾を邪魔に思っていたため、伊右衛門に押し付けたいと考えました。両者の思惑が一致…。その頃、出産後で体調を崩していたお岩さんに、伊右衛門は人づてに顔がただれてしまう薬を「産後の肥立ちに良い薬」と偽って飲ませてしまうのです!薬で、きれいだった顔が崩れたお岩さんは発狂し、失踪してしまいます。お岩さんがいなくなった後、妾と幸せになろうとする(?)伊右衛門ですが、家では怪奇現象が起こり、総勢18名が死亡。お岩さんを鎮めるために神社が建てられて今日に至ります。
っていうんですが、実はこれは創作の可能性が高いそうです。実際に、伊右衛門とお岩さんという夫婦はいたそうですが、仲睦まじく、伊右衛門の収入があやしい時はお岩さんが奉公に出て、家計を支えた…というお話が残っているそうです。神社は確かにお岩稲荷と言うのですが、これはお岩さんを鎮めるためではなくお岩さんが勧請した神社だから名前が残っているというわけです。
一方で、美談の方の伊右衛門夫妻の話は、武家に伝わっていた話(お岩さんの家は、武家)で、怪談は庶民の間に広まっていた話。武家は、自分たちの社会で起こった不祥事を隠そうとして美談を伝えていたのではないか?という見方もあるそうです。
実は伊右衛門は悪い男ではなく、お岩さんと問題なく仲良く暮したのです!!と言い切ることができなくて残念なんですが、でも顔がただれる云々は舞台上の演出なので、そこは創作で間違いなさそうです。飲んだだけで顔がただれるくすりって何だろう。酸なら、かけられたら、皮膚が焼けると思いますが…🤔
旦那さんに裏切られたお岩さんはいなかったんだ、よかった。と思いたくて調べてみたものの、昔のことなので結局分からないのでした。悲しい。でも創作の可能性もかなり高そうですね!!
それにしてもお岩稲荷があるのは新宿区の四谷三丁目…豊島区は隣の区だけど、どっちも四谷ですね。どっちの四谷が名前の由来なのだろう…???
栁澤蘭丸でした、ではでは〜😇
それにしても、ホントに怪談が創作話なら、祟りたいのは極悪非道亭主にされてしまった伊右衛門のほうかもしれない…。
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)