「何故そんなところに…」ではない、「そこがいい」の!~ライチョウさん山に登る~

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こんにちは!栁澤です。
これまでにも昔はこんな生物がいたとか、滅んだとか、そんな話題がありました。
じゃあ今生きている生物は快適に暮らしているのかと思いきや、「何故そんな場所を選んで住んでいるんだろう…」という感じの変わった生き物もたくさんいます…。
圧の強い海の底とか。くっそ寒い氷の大地、気圧が薄い山の上などなどなど……。温帯で四季を感じつつ生きている私達からすると「敢えてそこはないな」って思うような場所でも生物は生きています。というか、そこ以外だと体調がおかしくなる勢いです。
どうしてそんなことになるかというとそれは地球の気候が寒くなったり暑くなったり、地上が隕石で大変なことになったりしたため…。
マンモスだってずっと地球が氷河期ならば滅んだりはしなかったのです。マンモスは寒くて乾き気味の空気が好きだったのですが、地球が暖かくなるにつれてだんだん空気が湿って来て、「雪」が降るようになってくるとご飯にしていた植物が雪のせいで食べられなくなり、減ってしまったそうです。
ということは、別の場所にもっと寒くて、湿っていない土地があり、そこへ逃げ延びることが出来たら絶滅せずにすんだということになります。
結果、氷河期を体験していない私たちから見ると「何故わざわざそんなくっそ寒い所へ?」となってしまうわけなんですよね!

日本にも、氷河期から間氷期に移る際に、過酷な選択を迫られた生物がいます。それは富山名物「雷鳥」…。北陸新幹線が京都まで伸びたとしたらその存在意義が問われることになる「サンダーバード」という特急列車の名前の元ネタでもあります。こんなところでも絶滅しそう。

雷鳥は足にまで毛(羽)が生えている大変可愛い鳥です!!頭小さめ、何かの瓶みたいなフォルムでたまらん。鳩をさらにまるっとさせた感じですね。鳩はたまにスリムな時もありますけど雷鳥はいつでも丸くてラブリーチャーミーです。

普通の鳥が脚に毛を生やさず生足で過ごしているのに対し(真冬でも文鳥は冷たい水にじゃぼっと入って水浴びをする。ただでさえ正気の沙汰ではないというか見ているこっちが寒い!)、そんな鳥たちですら足を出すのを躊躇するような場所に住んでいます。いや、住んでしまったわけではなく、そこを目指したというのが正しいのですが。

雷鳥の仲間は、みんな、地球が暖かくなるにつれて「北へ~北へ~」と寒いところを目指して移動して行きました。北半球に住むものならそれが普通です!
実際雷鳥の間では、ロシアやカナダなど、北半球でも有数の寒い地域に住むのが当然のこととなっています。雷鳥は「キジ目キジ科ライチョウ属」の鳥のことで、日本以外の雷鳥は大体北の方にいます。雷鳥が住んでいる「南限」は、日本なのです。えー?でも日本ってそんなに寒くないよー。
ライチョウの仲間の分布図を見てみても日本だけ突出して南にある…。

富山に行ったことある人ならもう分かっちゃっていると思いますが富山には日本有数の高山…日本アルプスの存在する地。
日本にいる雷鳥はうっかり北へ逃げ遅れた種なのです。夏になると、人は軽井沢だの蓼科だのに避暑に行きたくなるようですが(でも昨今の夏に本州に涼しいところがあるようには思えぬが…)、それは鳥としても同じようで、避暑には北…もしくは高いところしかありません。
雷鳥はずんぐりむっくり系の体で、一生懸命、日本アルプスへと登っていったのでありました。

その結果…北へもいけず、高いところにも登れなかった雷鳥の仲間は滅び、雷鳥は超寒いロシア・カナダなどと、そして日本の本州に生息することになりました。
しかし高所に取り残されてしまうと…もはや他の仲間との交流を持つ機会はなくなります。なので日本の雷鳥は長い間独自の生活をして、「亜種ライチョウ」というものになってしまいました。つまり日本の雷鳥は本当に日本にしかいない大事な大事なライチョウなのです。

かわいい…。

立山に登りますと、そこでしか手に入らない雷鳥グッズが山盛り手に入りますので雷鳥ファンはぜひ登ってくださいまし。特におススメなのは雷鳥と立山連峰と苗字が彫ってある三文判(言い方…)です!!!雷鳥印鑑っていいます。女性は結婚したりすると使えなくなるので注意です!!私は私以外の家族が登った時買ってもらいました。何故私が行かなかったかって?それは…犬の…世話とか…あるからでしょう!登山なんて意味が分からないとか言ってたからではありません。

ではでは!蘭丸でした!

「何故そんなところに…」ではない、「そこがいい」の!~ライチョウさん山に登る~_挿絵1
北海道のアイドル「シマエナガ」は確かに可愛いけど本州にもかわいいのがいますよ…夏は白くないけどね!

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