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こんにちは!栁澤です。
みなさんは香草というと何を思い浮かべますかね?ちょっと前なら「バジル」とかを思い浮かべた人も多いかもしれませんが現在だと多分、ブームも手伝って「パクチー」がまず浮かぶ人も多いのでは。
このパクチーは独特の風味なので、好き嫌いがすっぱりと二分されることでも有名です。確かに清涼感のある風味なんだけど…これ…これ…!!田舎生まれ(育ち)には看過できない、とある匂いに酷似しているんです。
それはカメムシ。カメムシは、危機に陥るとパクチーみたいな匂いを出して相手をひるませる(意味あるの?)ことで身を守る昆虫です。形がカメ(瓶のほう)に似ているので、カメムシという名前を付けられています。田舎の子供は、カメムシを見かけると、刺激を与えないように捨てるか、避けるか、どちらかを選択します。間違っても、カメムシを捕まえて遊ぼうなんて考えません。くさいし。しかも、同じように臭いにおいを出すテントウムシと比べても可愛さもちょっと足りないしなあ~。テントウムシは真ん丸で可愛いね~、冬にうじゃうじゃいるとき以外は…。
これは蘭丸が噂で聞いたことです…なので本当かどうかは分かりませんので、こんな噂があるの?程度で聞き流してほしいのですが…
パクチーは元々はカメムシの代用品だった…という話です。カメムシは見ての通りの動物なので、大量生産は大変です。なので、風味付けに使うにも高級食材だったのですが、ある時パクチーという、カメムシにそっくりな匂いの「植物」が発見されます。農耕によって人口を増やし、地球の覇者となった人類にとって、植物の大量生産はそこまで大変なことではありません。少なくともカメムシよりは…。というわけで、カメムシの代わりに手軽なパクチーが主流になった…というもの。
この噂を確かめるべく実際にカメムシを食べてみちゃった猛者もいるようですし、匂いの成分的にもパクチーとカメムシはそっくりという結果が出ているそうです。
カメムシにトラウマがある人にとってパクチーの香りはそう簡単に「香草だ~」と頭を切り替えることができるようなものではありませんので、パクチーが苦手な人が世の中に多くても何ら不思議ではないわけですね…かくいう私も、さすがにカメムシ臭にまみれたいほどのカメムシ愛があったわけではないので、カメムシの匂いをまとう=「こいつカメムシくせー!w」と指を刺される=あだ名がカメムシになる=おそろしす という等式が成り立ってしまうことは止められず、やはり苦手なのです…でもチャレンジだけはします。こないだしゃぶしゃぶの「温野菜」にいったらメニューの中に「パクチー」があったので、頼んでしまいました。なんだろう…「本当にダメなのか?本当にまだ駄目なのか?そろそろ克服できてたりするのか?」という気持ちがあるようです。(結果は撃沈でした)
たまたま幼少の時に避けたい昆虫のベスト10入りは確実にしていたであろうカメムシと同じような匂いだったため、結構な割合の日本人から敬遠されてしまうパクチーなのですが、青じそ(大葉)、春菊なども独特の風味がするので、きっと嫌いな人は嫌いですよね。特に外国の方は。私は日本になじみの深いシソやら春菊は平気です。なので、単なる、育った環境なんだろうと思います。パクチーをパクパク食べられる人達は、カメムシの変な匂いのする汁をくらったことがないか、何かその匂いが癖になってしまったとか、カメムシに対するマイナスイメージが少なく育った人なのかもしれません。どの料理にパクチーが使われているか分かりづらいこんにち、好き嫌いなく何でも食べられるのは羨ましいことです…好き嫌いが少ないことが数少ない美点である私なのに不覚もいいところ!!エスニック料理ブームはもう私にとっては黒船来航レベルの惨事ですよ!
そんなわけでパクチーブームはまだまだ続くのでしょうか?カメムシに対するポジティブキャンペーンをしても幼少の頃のイメージはなかなか払しょくできるものではないとは思うのですが、何かそういうプロジェクトがあれば…カメムシの匂いいい匂い…という洗脳を施してもらえれば…。エスニック料理が食べられるのかなぁ…とか思う私です。
ではではでは!ではでは!!
なんか適当極まりないんですがこの緑!この鮮やかすぎる緑ですよ(怖)
目はつぶらでかわいいんですけどね…触らぬカメムシにたたりなしです。障らぬじゃなくて触らぬ。バックの色を可愛らしいピンクにしてもやっぱり禍々しい…。
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)