デスクトップPCが欲しい私に一生懸命ノートPCを勧めてくる店員さん

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皆さんこんにちは。
そんなに電気屋さんに行かないのに、行くと必ず何かが起こる伊達あずさです。

ノートパソコンって立ち位置が結構微妙になってきましたよね。
インターネットでウェブサイトを見るだけ~っていう人にとっては、スマホで事足りてしまうでしょうし、パソコンでゲームなどを楽しみたい人にとってノートパソコンはスペック不足。・・・と、結構どっちつかずな割に、価格だけは一人前(一番高い)なんですよね。
昔はライトなユーザーに人気が高かったノートパソコンですが、今は需要あるのかなぁ・・・
今日は、そんな私にとって微妙なノートパソコンの思い出話です。

これは、ちょうど今と同じような冬の時期の話です。
私って、学校でプログラムを勉強した経験があるわけでもなく、プログラマーという職業に就いたことがあるわけでもなく、まして、プログラムが好きなわけでもないのですが、何故かプログラムの作成を人からお願いされることがあるのです。
その時は、中国人のお友達から「過去のロト6の当たり番号から、次に出る確率が高い番号を導き出すプログラムを作って欲しい」と謎の依頼を受けていました。
過去に蘭丸さんから「ブラウザで動く人工無能」の製作を依頼された際、「CGIって何だろう?」っていうレベルから一晩で依頼通りの物を完成させた実績があったので、今回も何とかなるんじゃないかな~と、軽い気持ちで引き受けてしまったのです。

そもそも、「どうやって当たり番号を予測するのか」という点に関しては、お友達が仕様を一応は教えてくれたので、純粋にプログラムを書くだけの作業のはずでした。
が、実際にプログラムを書き始めてみると、「こんな雑な計算じゃ当たるわけない!絶対にもっと良い予測法があるはず!」と、妙に凝り始めてしまい、どんどん複雑な計算をするプログラムに・・・
その結果、プログラムの処理時間はどんどん伸びて行き、最終的には結果が出るまでに1週間もかかる計算に・・・(しかも、家にあるパソコン全てをフル活用(並列処理)させた上でこの結果)
ロト6は週1(今は週2)で当選番号が発表されるので、これでは意味がない!
といった特殊過ぎる経緯の末、私は処理能力優先のデスクトップパソコンを求めて電気屋さんを訪れることとなったのです。

電気屋さんに着いた私は、早速パソコンコーナーでデスクトップパソコンを見て回ります。
何気に私って人見知りなので、精一杯「そっとしておいてオーラ」を出していたのですが、健闘むなしく速攻で店員さんから声をかけられてしまいました。
本当はそっとしておいて欲しかったのですが、折角声をかけてくださった店員さんを無下に追い払うのも忍びない・・・それに、何気に私ってパソコンのこと何も知らないのですよね。
例えば、性能。店頭ではパソコンの性能を表す指標として、CPUのクロック周波数などが記載されていますが、この数字が大きければ性能が良いとも一概に言えないらしいのですよね・・・(マルチCPUなんていうものまであるし)
というわけで、折角なので使用目的を店員さんに伝えて、私の希望に合ったパソコンを紹介してもらいましょう。

店員さん「今日はどういったパソコンをお探しですか」

あずさ「えっとですね・・・ちょっと大がかりな演算処理をパソコンにさせたいのですが、今あるデスクトップのパソコンではちょっと古すぎるせいか処理に時間がかかっちゃって。なので、高性能なパソコンを探してるんです」

店員さん「そうなのですね。では、こちらのノートパソコンは如何でしょうか」

あずさ「え?ノートパソコンですか!?」

店員さん「はい、こちらのノートパソコンは・・・(うんぬんかんぬん)」

あずさ「(一応一通り聞いてから)えっと・・・今あるデスクトップパソコンで、性能が追い付かないから新しいパソコンが欲しいと思っているのですが・・・」

店員さん「はい、ですからこちらのノートパソコンをお勧めします」

あずさ「えっと・・・このノートパソコンって一般的なデスクトップパソコンより性能が良いのですか?」

店員さん「はい、ノートパソコンの方が良いですよ」

あずさ「え~~例えばどの辺が良いんですか?」

店員さん「えっ!?だって停電などでブレーカーが落ちても、電源が落ちないんですよ?

あずさ「・・・え?」

何当たり前のこと聞いてるの?的な雰囲気をかもしだしつつ即答されました。
停電で電源が落ちないのはバッテリーが搭載されているからであって、別にノートパソコン独自の良さじゃないじゃん・・・しかも、バッテリーが搭載されていれば高性能っていう理屈も理解できないよ!

その後も、どうしてもこのノートパソコンしか売りたくない店員さんと決して噛み合うことのない無意味なトークを15分ほど楽しみましたが、素人目にみてもこのノートパソコンが今持っているデスクトップパソコンより処理性能が良いと思えなかったので、「どうしてもデスクトップパソコンが欲しいんです!」と頼み込み、何とか別の店員さん(HP(Hewlett-Packard)から派遣されていた人)を紹介してもらいました・・・

ちなみに、紹介してもらった別の店員さん(女性)は、パソコンが好きで好きで仕方がない人だった様で、事情を説明した所、1時間もの時間をかけて、恐ろしく難解なパソコン事情を凄まじいまでのハイテンション(私の特殊過ぎる要望からパソコン好きの仲間だと思われたみたい・・・でも私は全然パソコン詳しくない・・・)で丁寧に説明してくれました。

うん・・・パソコンコーナーって、とても怖い所なんですね・・・素人が近づくには危険すぎます。
皆さんもパソコンを買う際にはお気を付けを・・・

デスクトップPCが欲しい私に一生懸命ノートPCを勧めてくる店員さん_挿絵1

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