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皆さんこんにちは。
サブと思われるイベントの量の多さに驚いている伊達あずさです。
きっと、黒の夢にいってジールらを倒すのが本流のストーリーだと思うんですよね。つまり、私の復活に始まり、サイラスさん、ビネガー、フィオナさんやトマさんの件は全てサブイベントって事だと思うのです。
しかし、主人公の復活がサブイベントとは・・・途中で主人公が交代するケースなら私も良く存じていますけど、完全に不在のまま選択的にゲームを進められる(あるいはこれ、最後まで終わらせられそうですよね)ケースを他に知りません。
今同時プレイしている自由度の高いBaldur’s Gateですら、主人公が死んでしまったら即ゲームオーバーになってしまいますからね。
とても1995年に発売されたゲームとは思えないくらいクロノトリガーには斬新なコンセプトが盛りだくさんです。
でも不思議ですよね。
クロノトリガーって当時から既に名作との誉が高かったと思うんですよ。事実、売り上げも記録的なものでした。
にもかかわらず、何故クロノトリガーのようなコンセプトのJRPG(ストーリー重視の一本道ではない)が増産されなかったのでしょうね。
やっぱり、開発面でのリスクが高く、割に合わないとかなのかな・・・同年に発売された比較的自由度の高いロマンシングサガ3もクロノトリガーの4分の1程度しか売れなかった(いや、そうはいっても十分売れてると思いますけどね)みたいですしね。
では再開。
虹色の貝殻が後世でどうなっているのか確かめに行きましょう。
じゃ~A.D.1000へ。もし、虹色の貝殻の件でボッシュさんのところにいくなら、ついでにメディーナ村の様子も確認しておきたいですね。
何時もと変わらない王城へ・・・ん?いや、何か様子がおかしいですよ?
兵士(左)「間もなく裁判が始まります。誰って?ガルディア王の裁判です」
兵士(右)「王が代々伝わる家宝を密かに売り飛ばしたという事ですが・・・」
は?いや、ガルディア王を裁判にかけること自体には反対しませんけど、罪状が理解できません。何で自分の所有物を売って罪に問われなきゃいけないの?そもそも、この兵士だって家宝っていってるよね?国宝ではなく。家宝って家の宝でしょ?つまり、ガルディア家の宝ってことだよね?完全な私物じゃん。
ガルディア王や大臣にはもっと裁かれるべき罪があるはずなんですけど!?本当にいい加減にしてほしい・・・
東側の階段を守る兵士が融通してくれました。
城内は随分なことになってますね・・・
大臣の料理を作る料理人達を見張るのはいいけど、封鎖されているはずの場所に私達が入ってきてしまっていることについて、この兵士達が咎めてこない時点で、完全なる手落ちだよね。
階段を上った先にある裁判所前の扉は封鎖されちゃってますね。これでは、階段前の兵士に融通してもらった意味がない!
あっ、ここは押し通るんだ。
まーた、くだらない茶番劇をしてますよ・・・
大臣「皆さん!王家に伝わる家宝『虹色の貝殻』をご存じですか?私もこれを見るまでは知りませんでした」
大臣「ガルディアの遠い祖先の書いた遺言です。『千年の建国祭の時に家宝『虹色の貝殻』を国民の前に祭れ』」
ガルディア王「そんな物は知らん!大体家宝などこの城にはない」
大臣「これが偽物とでも?何故被告は『虹色の貝殻』を国民の前に出さないのか?それはもうここにないからです。欲に目が眩んだ被告はお金欲しさに大事な家宝を売ってしまったのです。さ、証人を・・・」
大臣「な、なんです王女様。裁判中です」
マール「父上!」
大臣がどんな馬鹿なことを言い出すのか興味あったのに・・・
ガルディア王「おお、マールディアよ。私は大臣にはめられようとしている!」
・・・え?あれだけ頑迷に喧嘩していたくせに、なにそのプライドの欠片もない第一声は。
大臣「人聞きが悪いですなあ。証拠さえあれば王の無実は証明できるのですよ」
マール「証拠?」
大臣「ええ、もし家宝を売っていなければ、まだこの城にあるはずですからな。私の目の前に『虹色の貝殻』を持って来られたのならば、無罪を認めましょう。ま、無理でしょうけどね・・・くく・・・」
そもそも、大臣はガルディア王の祖先の文書でしか虹色の貝殻の存在を知らないといっているのに、持って来られたものが本当に虹色の貝殻だと証明する手立てがあるの?馬鹿なの?死ぬの?いや、もう死んで!?
後、とても大事なことだから敢えてつっこんでおきますけど、無罪かどうかを決めるのはあなたじゃないからね!?
ガルディア王「大臣!何を企んでおる!?」
大臣「さ、そいつらをつまみ出せ!」
・・・多分、幼き頃の私はここまで進めてなかったのでしょうけど、きっと、この理不尽極まりない裁判(あくまでも現代日本を生きる人の視点)を見たとしても、そういうものだと思って気にしなかったかもしれません。
子供相手だからって馬鹿にして!このストーリーはあまりにも酷すぎる!!何かもう、ここまでくると教育上良くない気すらする!!!!
そもそも、ガルディア王が虹色の貝殻を売り払ったとするなら、虹色の貝殻が確かに存在したことを証明しなければならないのは大臣の方だろうが!!仮に大臣が祖先の手紙が本物であることを証明できたとしても、今のガルディア王が売り払ったって証拠がどこにあるのよ。A.D.600からA.D.1000までの間に12代も代替わりしてるんだからね!?
現段階で証拠を提供する必要があるのは大臣の方であって、ガルディア王ではない!!最早、単なる言いがかりレベルでしょうが!
これ、わざとなの?わざとこんな無茶苦茶な裁判にしてるの?だとしたらなんで?こんなところにファンタジーっている??このファンタジー(現実世界とは著しく異なる法体系)は本当にストーリーやゲームを面白くするために必要だったの???
法律って元をただせば、そこに住む人達の倫理観に照らし合わせた形になっているはずなのですよ。もちろん、明文化していく段階で、本来の目的から多少は乖離しちゃうこともあるでしょうけど、ここまで基本的な部分の概念すら異なるってことは、この世界の人の倫理感が現実世界とは著しく異なっているってことになっちゃうのですよ。大多数がそうとなるともう感情移入などとても無理!ファンタジーにも程度ってもんがあるんだよ!?
歴史を変えていくゲームのはずなのに、そもそもの歴史(どのような経緯でこういう状態になったのか)が全く想像ができない!!!
こうして、マール達は法廷からつまみ出されてしまいました。
ルッカ「『虹色の貝殻』を持って行けば無実を証明出来るわ!」
え!?
マール「何言ってるの!あれは大臣のでっち上げなのよ。初めっから家宝なんてないのよ!!」
ええっ!?
ルッカ「忘れたの?私達がA.D.600年でやってきた事・・・歴史を変えたため、今の時代のこの城に『虹色の貝殻』はあるはずなのよ!」
マール「なるほど!A.D.600年の王様・・・つまり祖先様に渡して来た『虹色の貝殻』が400年経った今でもしまってあるって言うのね?行きましょう。きっと地下だわ!」
・・・正気なの?
そんな不確実な方法に頼るより、私にはもっと簡単な方法がいくらでもあるように思えてなりません。
次回は私が提案するもっと簡単な方法を紹介するところからにしましょうね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
次回は、また文章だけになりそうな予感が・・・
虹色の貝殻を見つけられた後、トマさんに
お礼参りはしなかったのでしょうか。
ここまで来たら、一度主人公不在でラヴォスを
倒してみるのも一興かと思います。
大丈夫!ちょこっとは進みます・・・多分。