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こんにちは!栁澤蘭丸です。
暑いですー!
暑い時は涼しげな話題に限る…とか言いながら前回は結局イカを焼きたい話で全然涼しくなかったので今日こそ涼しい話題を探してきた!
湖の話題です。湖と言えば、やっぱこう…イギリスの湖水地方とか?スイスとか?富士五湖とか思い浮かびますよね。何でスイスかっていうと「おーブレネリあなたのおうちはどこ?」って急に人の個人情報聞き出そうとする歌でブレネリが「私のおうちはスィーズランドよ~きれいな湖水のほとりなのよ~」って言ってるので何となく湖がありそうな気がする。
しかし今日取り上げるのは、イギリスでもスイスでも富士五湖でもなく、ロシアの湖です。おお、ロシア…涼しそう。ワールドカップ、盛り上がりましたね。うん。
このロシアの湖、名前は「カラチャイ湖」。場所は、ロシア南西部のカザフスタンとの国境に近いところにあります。
実はカラチャイ湖、1時間もプカプカ浮いてたら死ぬ、という湖なんです!怖い!涼しい!!
え、どうしてちょっと泳いだくらいで死ぬの、呪いなの?怨霊なの?と思いますよね。もちろん、そんな、人によっては効かなそうなもののせいで死ぬわけではありません。(大体の)生きとし生けるモノが死ぬものが原因です。その名も「放射性物質」!
一気に夢がなくなってしまった感じがしますが…、放射性物質のせいならそりゃ死ぬですよ。
しかしどうしてカラチャイ湖はそんなに放射性物質であふれているのでしょうか?
カラチャイ湖のほとりには、冷戦時代のソ連が作った核弾頭用の核物質を作る施設があったのですが、当時は放射性廃棄物の危険性があまり重要視されていなかったのでそのまま川に垂れ流しちゃったのです。あわわっわわわ…。
ストロンチウム、セシウムなど何か日本でも見たことある名前のやつがドバドバと。
しかしそのうち住民に健康被害が出始めます。あたりめーですね…。そこでソ連は、廃棄物を川に流さず、一応タンクに貯めるようにしたのですが…、
どうしてなの?1957年に、この貯蔵タンクが爆発を起こします。あんまり何かのタンクが爆発すること自体がそこまで多いわけじゃないのになぜよりによってこのタンクを爆発させてしまったのだ…。
というわけでカラチャイ湖周辺では、大気中に汚染物質がバラまかれました。
汚染物質は最終的に湖に集合的な状態になったので、カラチャイ湖は1時間当たり6000ミリシーベルトの放射線を発するという、世界有数の放射能を持つ湖になったのです…。ちなみに放射能ってのは「放射線を出す能力」のことです。
汚染の原因はタンク爆発だけではなく、カラチャイ湖の底に沈めておいた核廃棄物が湖の干ばつによって地表に出てしまい(←水が干上がっちゃった)、空気中に漏れ出たとか、施設がメルトダウンを繰り返してたとか、「これでもか!!」ってくらい、汚染物質を湖にため込む所業があったようです。
実はこのことが公になったのはソ連が崩壊した後のこと。つまり1992年(ロシア政府発足)になるまで、誰もこのことを知らなかったのです…30年以上も。
というわけで現在カラチャイ湖は死の湖として「世界一放射能汚染された地」という称号を得たそうです…、
涼しいですね…。(?)おそロシア…。
栁澤でした、ではではでは!
死海はレジャースポットになっているようですな…沈みたくても沈むことが出来ない湖…、浸かってても死なないけど、ヒリヒリはするらしいです。海水だもん、そりゃそうだにゃ。
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)
ゴールドマンⅢさんこんにちは!!♪
チェルノブイリが可愛く感じますよね…(・_・;)石の棺まで近寄るとアレだけど。。
旧共☆圏は不思議がいっぱいです…(;゚Д゚)
カラチャイ湖も、写真を見る限りはなんかのどかな湖に見えるんだけど、底にはミュータントがひそんだりしちゃってるんでしょうか…。この放射線量の中でも生きられる生物が生まれててもおかしくない今日この頃ですね。
タンザニアのナトロン湖!!見てみたらすごい…こっちは汚染とかじゃないんですね、
自然のやる所業は恐ろしくも美しい…!赤いー!
蘭丸さん初めまして。
こえー
やっぱ旧○産圏こわいですね❕
チェルノブイリだけじゃなかった❕
極東の日本人からすると、ついつい将軍様のお国にばかり目がいっちゃいますが、ペレストロイカ以前のソ連も、同等もしくはそれ以上にやばいんですよね…
思わずググってたら、タンザニアのナトロン湖ってところも、相当に恐ろしいスポットのようですよ。
こちらは、ある種の美しさがありますが…