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皆さんこんにちは。
ロールプレイングゲームらしいロールプレイングゲームがやりたい伊達あずさです。
何かこのところ、王道システムのロールプレイングゲームをやってない気がするのですよ。
直ぐにレベルがカンストしちゃうとか、レベルが上がっても強くなってる気がしないとか、そもそもレベルが存在しないとかさ・・・
でも、いくら欲求が満たされないからといって、連続でロールプレイングゲームをするなんていう偏りは良くない!
と、心を鬼にして選んだファミコンソフトが・・・「ファザナドゥ」です!
うん。アクションRPGですね。全然心を鬼にできてませんね。あまあまです。
でもま~あまあまでも一応アクションゲームでもあるんだから良いんですよ!ね!!
でもってこのゲーム・・・ちょっといわくつきのゲームでもあるんですよね。
このファザナドゥは日本ファルコムさんが生み出したPCゲーム不朽の名作ザナドゥをファミコンに移植したものなのです。
ファミコン用ということで、ファザナドゥなんですね。
でも、移植を担当したハドソンさんが「こんな難しいゲーム(ザナドゥのこと)をファミコンのメインターゲット層(小さい子)ができるわけない」と判断し、ザナドゥのザの字もないほどに別ゲームへと作り変えちゃったそうなのです。
それってもう移植と呼べるのか疑問ではありますが、良く考えたら移植するのに普通はタイトルを変えたりしませんよね・・・
全然別のゲームを作っておいて、「ザナドゥの移植です!」と、ザナドゥのネームバリューだけ借りる売り方は決して褒められるものではありませんが、ファザナドゥ自体の出来は良かったために、ザナドゥファンと日本ファルコムさんは怒ったみたいですが、それ以外の人達からの評判はなかなかよく、ファザナドゥとして後に名を残すこととなったのです。
・・・と、ネットで調べた当時の揉め事を披露しましたが、私は本家ザナドゥをプレイしたことが無いので詳しい差についてはわかりません!
そんな私の薄っぺらい知識はここまでにして、大人の嗜みストーリー確認です!
ストーリー(概要)
平和と繁栄を誇った麓の都エオリスは今や滅びようとしていた。
流星が世界樹に直撃し、それをきっかけにモンスターが暴れ始めたのだ。
再び世界に平和をもたらすためには世界樹の中を進み、魔界丘に住む魔王を倒さなければならない。
多くの人々の期待を背負い、一人の勇士が今旅立つ・・・
難解な謎解きゲームだったザナドゥを子供でも遊べるライトアクションに作り替えただけのことはあって、ストーリーも物凄く短いです。
っていうか、「世界樹に流星が直撃した!」が発端なのに、何で解決策が魔王討伐になっちゃうのよ!
この世界における世界樹の役割も不明確な上、世界樹の中に魔界丘なるものができてて、更にそこに魔王が住んでるとか一体どうなっちゃってるの?
私の勝手な予想ですが、魔王というのは異星人で、流星は魔王が乗ってきた宇宙船。で、魔王はこの星を侵略するためにやってきた・・・みたいなことなのかな?
とすると、宇宙船の着陸場所がたまたま世界樹だったというだけのことで、別に世界樹がどうにかなっちゃったからモンスターが暴れだしたとかいうわけではないのかもしれませんね。ファンタジー調で言ってるけど、要するに他の星からやってきた侵略者を倒せってこと・・・つまりは地球防衛軍とほぼ同じストーリーってことです!
非常にわかりやすくストーリーを解釈したところで、ゲーム開始です!
始める前に私の名前を登録しなければならないようです。ファミコンにしては珍しく、濁点・半濁点もちゃんと1文字になるんですよね~
そんなわけで、何時ものように世界を救う為、地球からファミコンを通して派遣された私・・・奥に見える木が世界樹で、その下に見える町がエオリスかな?
世界を救う報酬はプレイ日記のネタだけという完全なる慈善事業!せめて、救われた世界の人は私のことを崇めた方が良いと思うよ!
アクションゲームと言うだけのことはあって、何1つテキストもないまま始まっちゃいました。
一応最初なので、画面上の方にあるステータスバーの説明だけしておきますと、Mが魔力(MP)、Pが体力(HP)、Eが経験値、Gがお金、Tが使用したアイテムの残り効果時間を示しています。
一番右の[]は現在装備中のアイテム(↓+Bで使用)が表示されます。
町に近づくと、私が誰にでもなく独り言をつぶやき始めました。
僕はあずさ、旅に出ていた。
生まれ故郷のこの町に戻ると門は閉ざされ、人影も見えない。城壁も随分傷んでいる。
「一体何が起こったんだ?」
城壁の外をグルッと回り、やっと入口を見つけた・・・
どうやらここエオリスは私の生まれ故郷みたいです。
そして私は旅から帰ってきたみたい。私の言いぶりから察するに、結構長い間旅に出ていたみたいだけど、何で入口の場所まで分からなくなってるの私!!
それと、こういう世界の人って何の意味もなく当たり前のように長旅に出ちゃうけど、その割にはまるで近くのコンビニにでも行くかのような軽装なんですよね。そんな過酷な旅から帰った割には経験値も0・・・一体何の目的で旅に出て、その長旅で私は一体何を得たのか・・・
開始早々、虚しさに包まれつつも第一町人発見。私が旅から戻ったことを知ってるあたり、知り合い?
何か急ぎ王様に会いに行って欲しいんだそうです。
急いで行って欲しいなら、お城の場所ぐらい教えなよ!こっちは、町の入口すらわからなくなってるのに・・・
とりあえず、手近な入口から全部入って行ってみることに。流石にここに王様は居ないでしょうけど・・・
中はお肉屋さんでした。体力つく乾燥肉を50ダカット(この世界のお金の単位)で売ってました。でも、長旅を終えて戻ってきた私は何故かお金を持っていない・・・もしかして、お金が尽きたから仕方なく帰ってきたとかなの??(ここに自分の家もないなら、帰る意味もないんだけど)
左に進んで、次はこの扉・・・
手前の人:皆の話を聞くようになさい。闇雲に歩き回っても、いらいらするだけですよ
奥の人:ドワーフ族はエルフ族を襲い、お金や宝石を奪っていきます
手前の人・・・完全に中の人(プレイヤー)に話しかけちゃってますよね。
外に居た人からここが世界樹の麓エルフ族の町エリオスであることを教えてもらい、更に王様に会いに行く前に教会の神父様から話を聞いた方が良いと、行き先を上書きされてしまいました。
私は素直が服を着て歩いているような人間なので、言われるがまま、直ぐ傍に見える教会らしき建物に入ってみました。
すると教会の中にいた神父様から身の証となる指輪「Ring of Elf」を手渡されました。あれですかね・・・神父様は私のことを知っているから、この町で使える身分証明証を発行してくれたってことなのかな。
何でもこの他にも色々な魔力を持った指輪があるみたいです。ただ、この指輪には特に魔力があるわけではないみたいです。
教会から更に左に進むと今度は建物が2つ・・・
右が鍵屋で左が道具屋でした。でもお金が無いから何も買えない・・・私、現状武器すらもってないんですよ。
外に立っていた人は「町の中にまでドワーフが入り込んでしまっている」と何か絶望している様子。
左に進んでみると・・・明らかに友好的ではなさそうな動く物体がこちらに向かってきます。まさか、これがドワーフ??私が知ってるドワーフとは明らかに見た目が違います。ちなみに武器はありませんが、一応殴り掛かることはできるので、試しに殴ってみたのですが、高さが合わないせいか当たらない・・・更に膝に矢でも受けてしまっているのかしゃがむことすらできません。あ~なるほど?それで私は冒険者を止めて町の衛兵にでもなろうと帰ってきたってこと?
しかたないので、ジャンプでかわして先に進むことにしました。(膝が痛くてしゃがめないけど、何故かジャンプはできる)
2画面分ほど左に進むと、またも普通の町並みが・・・右側から順番に入れそうなところは入って行ってみましょう。
一番右の扉。
話しかけた途端「魔力を授けてしんぜよう!」何て言うものだから何事かと思ったら、200ダカットの費用が掛かるそうです。
その左隣。今度は剣法の訓練をしてくれるそうですが、やっぱり200ダカットかかるみたい・・・だからお金ないんだよ!!
町人が井戸の残り水量を心配していました。ま~でも、同じ町なんていう近接した場所に掘られた井戸って恐らく同じ水脈に繋がってるんでしょうから、そりゃダメになるときは全部一気に駄目になりそうではあります。
もう1つ左に進むと、やっと王様が居そうなお城を見つけました。
町に入ってから、左に左にと進んでましたけど、右が正解じゃなくて良かったです。
何となく右ってアクションゲームで普通に進む方向だから、お城とか冒険先ではない場所は逆の左にあるんじゃないかなと思ってたんですよね。当たってて良かった。
お城の中には王様1人だけ・・・とりあえず話を聞いてみることに。
「あずさよ、よく来てくれた。大変なことが起こったのじゃ。我々の命の源エルフの噴水の水が止まり、この町の井戸が枯れ始めている。何人もの男が出かけて行ったが、誰も戻ってこない。お前が最後の望みなのだ。1500ダカットの金を授ける。これで旅の用意をしてくれ。危険な旅だが頑張るのだぞ」
何か随分もやっとしたお話ですね・・・
町の井戸が枯れ、水が不足してきているから困っているってことは理解できました。でも、「水不足の対策=旅」っていう発想が良く分からないんですよね私には。
いや、井戸の水が枯れて困ってるなら、近くの川とかから水を引いてくるとかさ、そういう直接的な施策はないの?しかも、何人も出かけて行ったって・・・何処に出かけたのよ!!
結局王様は私に何をして欲しいのか・・・1500ダカットの予算でダム建設でもしろっていうの?だとしたら全然足りないよ!?
詳しい話を王様から聞こうにも「もうここには用はないはず」の一点張り・・・何なの一体!
とりあえず、お城からの帰り際、町の人から「フォアホーなる町に噴水がある」という情報が得られたので、とりあえずは水が出なくなった原因の調査辺りから始めていきますかね。
それと、王様から貰った1500ダカットはどうしようかな。流石に工事費用としては少なすぎるので、将来を見越して自己投資するしかなさそうですけど・・・
剣法の訓練:200ダカット
魔力の贈与:200ダカット
Hand Dagger:400ダカット
Red Potion:160ダカット
Elixir:320ダカット
Deluge:400ダカット
Key J:100ダカット
乾燥肉:50ダカット
結構、購入できるものが多いんですよね。
う~ん。少なくてもHand DaggerとKey Jは買っておいた方が良いと思うんですよね。
どんな世界でも鍵って絶対に必要になってくるんですよ。まして、鍵屋なんていう専門店があるぐらいですからね。
すると残り1000ダカット・・・説明書によるとDeluge(デルージュ)っていうのは魔法らしいので買っておいた方が良いかも。そうなると魔力も欲しい。
これで残り400ダカット・・・折角だから剣法の訓練も受けるとして、残り200ダカットです。
後は体力を回復させるものが欲しいところですが、説明書によるとRed Potionが体力を回復させるためのアイテムらしいのです。
とすれば、乾燥肉はひょっとするとその場で体力を回復するためのものかも・・・なのでRed Potionを買うことにしましょう。
計画通りにお金を使ってみました。剣法の訓練を受けると体力が、魔力の贈与を受けると魔力が増えました。
しかし、アイテムを買った際、何故か建物の中では装備することができず、一瞬戸惑いましたけどね・・・(外でしか装備できない)
装備も整い、いざフォアホーの町に出発!と思ったら、町の入口にいた第一町人からこの先にアポルーンの町があるとか言われちゃいました・・・私が行きたいのはフォアホーなのに・・・アポルーンとフォアホーの位置関係を教えてよ!
そんな感じで前途多難な私の新たな旅が始まったのでした・・・
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。