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皆さんこんにちは。
少しでも早くザインを脱出するために、タルヴァさんからのお仕事を引き受けた伊達あずさです。
いえ・・・正確には引き受けさせられたのですが・・・

さてと・・・これからどうしましょうかね。
タルヴァさんは前回の最後に「まずは、最近になって巨人を見かけた者がいないかどうか、聞いて回ることにしよう」といっていましたし、ひとときの夢亭に戻って、宿泊客相手に情報収集でも試みてみましょうか。ソード・ワールドSFCの世界では宿屋兼酒場ぐらいでしか情報収集できませんしね。

女冒険者「巨人・・・?そう言えば、街の近くの林でとても大きな足跡を見たよ」
タルヴァ「林で?あの近くには、木こり達の集落があったはずだ。まずいな。巨人に襲われていなければいいが・・・」
私達はザインから出してもらえなかったわけですが、タルヴァさんが一緒なら周辺調査くらいは問題なく行えるのでしょうか。

なるほど・・・リストにある「ザインを出る」というのは「ザインの街を出る」という意味ではなく、ザインの国を出る(国境を超える)という意味なのかも。じゃあ、巨人の目撃情報があった林に行ってみましょうか。

ちなみに、森と林の違いは木の密集度や規模の違いらしいですけど、国(日本)の規定だと林とは人工的に作られた樹木の密集地をさすのですよね。タルヴァさん曰く、近くに木こりの集落があるらしいので、ここが「林」となっているのは、木こりさん達がちゃんと将来を見据えて、伐採と植林を同時並行で行っているということの現れなのかも?

木こりさん達が管理しているであろう林にはふっつーにタイガーやグリズリーなんかが出没したりします。個人的には巨人よりも厄介な相手のような気がします。奇襲されそうですしね。でも、もしかすると、私達の進路が良くなかっただけで、木こりさん達はちゃんと棲み分けているのかもしれません。

ここが木こりさん達の集落かな?集落っていうよりは休憩所って感じの規模ですね。
木こりA「おや。こんな所に珍しいな。ザインの街の人かい?」
タルヴァ「最近になって、誰かが襲われるという事件は起きていないかな?実は、この近くで巨人のものらしい足跡を見かけたそうなんだが」
木こりA「さあねえ。俺は知らないな」
タイガーやグリズリーもいますし、木こりさん達は冒険者ほど林での活動領域が広くないのかもしれません。
木こりB「街の方じゃ、病気が流行って大変らしいな。この集落でも近頃、病人が出始めてなあ。きっと、この前おかしな旅人を泊めたのがいけなかったんだ」
アズサ「おかしな旅人?」
木こりB「そうさ。片目に眼帯をした胡散臭い奴でな。それに、ごまかしちゃいたが言葉に少し訛りがあった」
ラムザ「ふーん。その旅人が病気をもっていたのね?」
木こりB「そうじゃないさ。そいつは、ここを出て行く時におかしな呪文みたいなものを俺のかみさんに、かけていきやがったんだ!」
恩知らずにもほどがありますね・・・でも、そんな分かりやすい手法を採ったのであれば、「きっと」だなんて副詞が付くのはおかしくない?ほぼ確実にその旅人のせいじゃないですか。胡散臭いどころの騒ぎじゃないですよ。
タルヴァ「呪文?そんな事ができるのか?」
アーヴェル「理屈ではね。精霊使い達は、人の体内の精霊に働きかけて、病気を治すことが出来る。そいつが使ったのは、その逆の力なのかもしれない」
一応アーヴェルさんもシャーマンスキルが3あるので・・・

最後は建物の入り口を封鎖しているこの木こりさんです。
タルヴァ「この近くで巨人のものらしい足跡が見つかったそうなんだが、何か知らないかな?」
木こりC「うーん。そういえば・・・近くの洞窟を通りかかった時、洞窟の奥の方からごぉぉーっていう、風みたいな音が聞こえてきたよ。あれはひょっとしたら巨人のいびきだったのかも・・・」
思い出し方が独特過ぎて・・・
アズサ「その洞窟は、どこにあるんですか?」
木こりC「ああ。ここから西に半日ほど行ったところだよ。でも、巨人が出るんだったら、近づかない方がいいぞ」
タルヴァ「そうはいかないんだ。その巨人を退治するのが、私達の役目なんでね」

それでは木こりさんの思い込み・・・という可能性もかなり高そうな洞窟へ向かいましょう。

何となく湿っぽそうな洞窟ですね。色合いのせいでしょうか。

ここまで何とも遭遇することなくこれちゃいました。洞窟にいたのは今のところ巨人だけみたいですね。
サレム「あれは、フォレスト・ジャイアント!狂暴な巨人です」
サレムさんからフォレスト・ジャイアントと認定された巨人は私達に気づくと睨みつけながら威嚇するような声をあげてきました。
タルヴァ「おそらく、こいつがザインの人々を襲っているに違いない!」

すると、巨人の背後から噂の眼帯の男がやってきました。
ドベルグ「何だ、お前達は?」
アズサ「あっ!その眼帯は・・・あの木こりが言ってた『胡散臭い旅人』ね」
サレム「あの木こりの奥さんを病気に罹らせたという・・・」
ドベルグ「お前ら、俺を知っているのか?」
タルヴァ「私達は、近頃ザインの街の人々を襲っている巨人を退治するためにやってきたのだ。お前と巨人とは、どういう関係があるのだ?」
ドベルグ「ばかめ。教えるわけがなかろう。覚悟しろ。レプラコーンよ、こ奴らの体内で踊り狂うのだ!」
実は犯人ではない!みたいな意外性を期待していたのですが・・・まあ、前作と同じメーカーさんが開発しているのですから仕方がない・・・
タルヴァ「貴様、その力でザインに疫病を流行らせたんだな!」
うーん、呪文を掛け終えた後も他の対象に効果が移っていくなんて、この世界の魔法の在り方を根底から覆してしまうようなシステムだと思うのですよね・・・文字通り何でもありですね。魔法が都合よく万能になったり、都合よく万能ではなくなったりしています。
ドベルグ「ふははは。だとしたらどうする?」
そしてこの謎の呪文・・・ちゃんと抵抗できたんだけど!?強制的にスタンさせられた前作とは一味違ってた!

全員がこの謎呪文に抵抗した状態から戦闘に突入しました。
こちらは敵の呪文に全員抵抗できましたが、敵もそうとは限りません。巨人もドベルグもスリープクラウドで即おやすみ!

ドベルグは死に際に何かを言ったりすることすらなく・・・
サレム「それにしても、どうして、この男は巨人に襲われずにいられたんでしょう」
タルヴァ「何か、魔法の力でも使っていたのかもしれない。探ってみよう」
サレム「この指輪は何でしょう?」
アーヴェル「何か紋章のようなものが彫り込まれているな」
タルヴァ「ちょっと見せてくれ。これは・・・」
アズサ「心当たりがあるの?」
タルヴァ「ああ。これは、ラーノス伯爵の紋章だ」
アーヴェル「貴族の紋章だって?」
タルヴァ「そうだ。ラーノス伯爵は、このザインの貴族だ。だが、何故この男が、こんなものを持っているんだろう・・・」
サレム「病を操る男と巨人、そしてザインの貴族・・・彼らの間には、どんな関係があるのでしょう」
タルヴァ「・・・わからん。ともかく巨人は倒したんだ。ザインの街に戻ろう。協力を感謝するよ。君達のおかげで、この男と巨人を倒すことができた。これは約束の報酬だ」
報酬額は500ガメル・・・まだクエストの途中だからってことなのでしょうけど、それにしたって少なくない!?ナルマンさんに付き添って両ギルドに回っただけでももらえた額だよ!?
タルヴァ「だが・・・この男が持っていた指輪はこのザインの貴族、ラーノス伯爵のものだった。街に疫病をもたらしたこの男と、ラーノス伯爵・・・どんな繋がりがあるのだろう」
アズサ「そのラーノス伯爵とかいう人が、街に疫病を流行らせるように指示したのかしら?でも、何のために・・・」
タルヴァ「ザインは今、内乱の危機をはらんでいるんだ。ラーノス伯爵は旧王家の血を引く人だから、ひょっとしたらザイン王家に対して反乱を企てているのかもしれない。疫病でザインの街が混乱すれば、隙が生じるからな。それに、疫病でザインが封鎖されれば外国から介入されることもない」
アーヴェル「なるほど・・・」
タルヴァ「ともかく、私はこれから騎士団の詰所に戻るよ。巨人を倒したことを報告してから、ラーノス伯爵の身辺を調べてみるつもりだ。君達はどうする?ザインを出るつもりなら、手配しておくが・・・」
アーヴェル「そうだな。早く出発したいのはやまやまなんだが、どうも今回の巨人騒ぎには裏があるような気もするしな。どうする、アズサ?」
アズサ「うーん・・・」

今回はちゃんと私に選択権が与えられました。
さて、どうするか・・・決めるのは次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。





