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皆さんこんにちは。
ファンタジー世界で密室殺人事件を追っている伊達あずさです。
正直に申し上げますと、これまで私が取り扱ってきた殺人事件の中でもっともやりがいを感じていません・・・だって、魔法がある世界ですよ?何だってありじゃないですか。何ならソード・ワールドSFC2の世界の魔法は視線が通っていなくても平気で使えますからね。隣の部屋からファイアボールを撃つことだってゲームシステム的には可能です。
そんな世界でまともな捜査ができるはずありませんよ。ハルセンさんが犯人です!そうであってください!!

それでは、気の乗らない殺人事件の調査を再開しましょうかね。

ジェイクさんのお部屋に来てみました。まずは素人仕事で検死してみましょうかね。
アズサ「あれ?この人、手に聖印を握りしめてるわ」
アーヴェル「ファイアボールの呪文をかけられたというのに・・・どういうつもりだったんだろう?」
ラムザ「この宿屋には、最近、幽霊が出るって言ってたでしょう?この人は、幽霊を目撃してターン・アンデッドをかけるつもりだったのかも・・・」
皆さんキャサリンさんばりの断定力ですね。聖印を使ってお祈りしていた最中に背後からファイアボールを掛けられた可能性とかそういった偶発的なことは脳内から完全に除外しちゃってるみたいです。それに、ターン・アンデッドを使用する際に聖印を使うなんて設定、前作からやっているっていうのに、今初めて知りましたよ。
サレム「じゃあ、幽霊が犯人だと言うのですか?」
ラムザ「さあ。それは、わからないけど・・・」
うーん。ちょっと聞き込みでもしてみましょうか。

ジェイクさんの隣の部屋のルカスさんは物音とか聞いていないの?ケルヴィンさんの時は悲鳴が聞こえたみたいなんですけどね。
ルカス「まったく、衛兵は何をやってるんでしょうね。2人も殺されたんだから、早く捜査を始めてくれないと・・・」
何も聞いてないみたい・・・

ならば、反対隣のタックさんならばどうだろう。
タック「何だよ。まだ、俺を疑ってるのか?俺は、殺された2人とは何の関係もないんだぜ!」
関係がどうとかではなく、隣にいて何も気づかなかったのかってことが知りたいのですが・・・

残るはこの2人だけだけど・・・
サイファ「ねえ、フィル。この宿屋には、殺人鬼が泊まってるんじゃないの?」
フィル「大丈夫さ、サイファ。俺がお前を守ってやる」
サイファ「でも、2人が殺されたのは、ひょっとして・・・あたし達のせいなのかしら・・・?」
フィル「馬鹿なことを言うんじゃない。俺達とは何の関係もないさ」
パーミア「何か、心当たりでも・・・?」
サイファ「えっ、いえ・・・」
フィル「関係ないさ。話すようなことは何もない。ケルヴィンも、ジェイクもファイアボールの呪文で殺されたんだろ?なら、犯人は魔法使いじゃないか。例えば、あんたとか・・・」
サレム「まさか。よしてくださいよ」
私の方が上手に使えるんだけど!?何ならここで使ってみましょうか?ファイアボール!
サイファ「フィル、怖いわ・・・」
フィル「殺された2人には、何か関係があったんだろうか・・・」

話が進まなくなってしまったので衛兵にも話を聞いてみましょう。
衛兵「また殺されたか・・・とにかく犯人を捕まえるまで、外に出てはならんぞ」
ここまでくるとこの衛兵も殺人罪に問われるべきなのでは?これって例えるなら、野生の熊がいる建物の出口を封鎖しているようなものですよ?皆、現実世界と同じような感覚で幽霊を甘く見ていますけど、ここは本当に幽霊が敵として襲ってくるファンタジー世界なのですからね?この世界の幽霊は現実世界のように不確定な存在ではなく、怒り狂った熊ぐらい明確な脅威なのです。

2階に戻った途端、またハルセンさんがやってきました。
ハルセン「大変だ!今度はタックさんが殺された!」

しかし、おかしな話ですよね。ハルセンさんは1階でパンを焼いていた時にケルヴィンさんの悲鳴を聞いたのでしょ?何故、こんな近くで次々に人がファイアボールか何かで殺されているのに、私達はその音も被害者の悲鳴も感知できないの?まあ、これがファイアボールによる焼死でなかったとしても、ケルヴィンさんには悲鳴をあげるだけの余裕があったわけですから、他の2人にそれがないというのはあまりにご都合主義過ぎません?どういうことなの?
アズサ「やっぱり、黒焦げになって殺されているわ」
ラムザ「ファイアボールの呪文かしら?」
サレム「うーん・・・でも、少し引っ掛かりますね」
パーミア「というと?」
サレム「こんな狭い部屋でファイアボールを使えば、呪文をかけた本人だって巻き添えを食らってしまう・・・」
そんなことないよ!狭い空間でも座標さえずらせばシステム的には無害です。ファイアボールの魔法に減衰という仕組みはないので、1マスでもエリアの外ならダメージ0だし、エリアギリギリでもフルダメージです!
で・・・また、全員と話せと?

ルカス「また被害者が・・・あの魔法使いが殺されたんですね。僕は、あの人が怪しいと思ってたんですが・・・こんなところに閉じ込めて・・・あの衛兵は、僕達を殺すつもりか!」
まあでも、この世界って死んでも教会で普通に生き返れますし。ファイアボールで死ぬなんて日常茶飯事でしょうから、普通に生き返れるのでは?特にタックさんは冒険者だったみたいですから、蘇生できそうな気がしますけどね。冒険者以外だと蘇生の際に発生する「穢れ」を嫌がり蘇生を拒否する者も多いらしいですけど。

さてと、いい加減話してもらえませんかね。
サイファ「フィル、逃げましょう。このままじゃ、あたし達だって殺されちゃうわ!この宿屋は、きっと呪われているのよ!」
フィル「実は・・・俺達は盗賊ギルドを抜けて、駆け落ちしたんだ。3人が殺されたのは、盗賊ギルドの放った殺し屋の仕業かと思ったんだが・・・だとしたら、真っ先に俺達を狙うはずだしな・・・」
あんなに思わせぶりなことを言ってたのに、そんな見当違いな話だったの!?絶望しかない・・・

二人の話を聞いて戻ってきたらルカスさんが部屋にいない・・・

ルカスさんを捜していると・・・
サレム「・・・ん?あの敷物がどうも気になりますね」

敷物の下に隠し階段を発見!
アーヴェル「階段だ!下に続いているぞ」
サレム「こんな場所に、装飾用の敷物があるなんて、怪しいと思ったんです」
これでますますこの宿の主であるハルセンの怪しさが増しましたね。
でも、この続きは次回になっちゃうんですよ。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。


