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皆さんこんにちは。
キャサリンさんと全く意味のない密室トリックについて考えることが苦痛で仕方がない伊達あずさです。
何かもうミステリーっていうか、ただのなぞなぞなんですよね・・・

そうはいったって、黙っているわけにもいきませんよね。
あのですね・・・京本邸の納屋に3mぐらいの長さの板、ありましたよ・・・
キャサリン「3メートルくらいの板?それよ!それを使えば母屋の廊下からお茶室まで渡ることができるわ」

キャサリン「犯人はその板を渡して母屋からお茶室の中へ球美さんを誘う。その後、犯人は毒入りのお茶を入れて、球美さんを・・・これで、密室トリックの半分は片付いたわね」
本当に半分も片付いたの?
その板が硬めのケヤキとかで、渡る人の体重が45kgぐらい、板の幅を問題なく歩ける50cmぐらいと仮定した場合、何も知らない球美さんが躊躇なく板の上を歩ける程度まで板の撓みを抑えるとなると最低でも5~6cmぐらいは板の厚さが必要になります。でもそうなると、その板って少なく見積もっても重さ60kg以上になるけど・・・
しかも、厚さ5cmっていうのだって、あくまでも木材の状態が良い場合の話ですからね。板は母屋の床下に野ざらしで放置されていたわけですから、実際はもうちょっと厚さがないと怖くて渡れませんよ。
そんな3mもある60kgの板を母屋の床下から持ち上げて、他の人達が気付かないくらい静かに茶室と母屋の間に架けるとか果たして現実的な行為と言えるのでしょうか。行きは球美さんに手伝ってもらったとしても(当然、私が球美さんならそんな馬鹿なことは止めて、普通に地面を歩いて茶室にいこうって言うけど)、帰りはどうしたって一人で片付けないといけないよね?この重さの長い板を痕跡も残さず一人で片付けるとか、正直、全く現実的ではない気がするんだけど・・・しかも、あの日は華道大会の選考日で人の動きもあわただしく、数自体も多かったはずなのに。
それに、そんな高リスク高難度の密室トリックに成功したとして、犯人に一体何のメリットがあるというの?被害者である球美さんの足跡まで消してしまったのでは、不自然過ぎて自殺に見立てることすらできません。密室っていうのは自殺偽装とペアでなければ、ただ不思議ってだけで、あんまり意味がないんだよ!大体、選考日に雪が降ったのだって奇跡的な偶然なのですよね?何せ今は3月ですからね。つまり、犯人はあらかじめ計画していたわけでもないのに、咄嗟にこんな大がかり、かつ、何の意味があるのかも分からない密室トリックを仕掛けたことになっちゃうのです。
何かもうこれホテルの屋上から遺体と一緒に大都会の空をハングライダーで飛んで、ぬかるんだ地面に向かって遺体を投げ込み、死体遺棄の現場を誰かに目撃されるリスクを負ってでも不思議な遺体の発見状況を作ってやりたかったみたいな話と大差ないんじゃないの!?
・・・と、否定したところで結果は変わらないので、敢えて意味を考えるとすると、球美さんの遺体が発見されるまでの時間を多少は稼げるかもしれません。何なら、狙って遺体の第一発見者になれるかも?キャサリンさんが気にしているもう半分の密室を完成させるためにも、第一発見者になれるというのはメリットかもしれません。とはいえ、密室にすること自体に意味がないのですけどね!
後はそうですね・・・下足痕を残さないという効果はあるかもしれませんね。でも、それだけが目的ならば、もっとリスクの少ない方法は幾らでもあるでしょう。大体、警察が下足痕から犯人を割り出せるぐらいの捜査能力があるなら、これだけ大掛かりな板の移動によって生じた様々な証拠を見落とすはずがないのですよ!
やっぱりどう考えたってこのトリックは犯人にとって割に合わな過ぎます。

キャサリン「もしかすれば、満男さんは犯人を見たのかもしれない。あの日、満男さんは一人、自分の部屋に戻っていた。窓から外を覗いた時、犯人が板を納屋へ運び込むのを見てしまった。後になってその板が、お茶室へ渡るために使われたのだと気が付いて、満男さんは犯人を脅すことができると考えた。それが満男さんまで殺されてしまった理由だと考えられないかしら」
犯人が当日の内に板を納屋に片付けていたのだとすれば、むしろ、何故警察はそれに気づかなかったのか。犯人は人気のない納屋へと続く下足痕を無駄に残しちゃってるじゃん!遺体発見現場に不審な点がなかったならともかく、茶室と母屋の間の足跡を不自然にしたうえでこれでは、逆に証拠を残しているようなものですよ。というか、茶室と母屋の間にあった足跡の不審さから、狩矢さん自身、板の存在を疑っていたにもかかわらず、納屋の中に普通にしまわれていた板一つ見つけられない警察の捜査力って何なの!?
キャサリン「今日はもう帰って休んだら?」
はぁはぁ・・・そ、そうさせて頂きます。

部屋に戻ってきました。
狩矢さん達の無能ぶりはともかくとして、静江さんはどこにいっちゃったのでしょうね。全ての罪を着せられ、自殺に見せかけて殺された・・・とかでなければ良いのですけど。

静江さんのことを心配していたら朝になっちゃった。
っていうか、電話が鳴ってる・・・誰だろう?
はい、もしもし、伊達ですけど。
キャサリン「もしもし・・・キャサリンよ。友達の浜口さんがきているの。二人で話しているところなんだけど、あなたも一緒にお話ししたいわ。すぐにきてくれないかしら。じゃあ、待ってるわ」
随分とまた一方的な電話ですね。
で、また浜口さんですか・・・

あまり気は進みませんけど、行かないと話が進まないので・・・
キャサリン「あずささん、改めて紹介するわ。友達の浜口さんよ」
あれ・・・もしかして、別れたの?以前紹介して頂いた時は恋人っていってませんでした?呼び方も大分よそよそしくなってるし・・・
浜口「やあ、あずささん。久しぶりですね」
はい、お久しぶりです。
キャサリン「私達、事件のことを話していたの。私にはどうしても静江さんが犯人だとは思えないの」
私も静江さんが犯人だなんて思ったことは一度もありませんよ。
キャサリン「それで、思い付いたんだけど、満男さんの殺された部屋には花が生けてあったそうね。私、その花を見てみたいの」
浜口「キャサリンが言うには、生け花には生ける人の個性がでるらしい。だから、問題の生け花を見てみれば、何か分かるかもしれないって・・・」
何ですか?今度はサイコメトリーですか?しかも、生け花の話なんて誰から聞いたの??
キャサリン「その花を見れば、何か分かるかもしれないわ」
キャサリンさんでも分かるなら、秋鳳さんにも分かったはずなのでは・・・秋鳳さんもその生け花を見てましたよ?

私の話聞いてよ!!
有無を言わさず満男さんの部屋の前まで連れて来られちゃった。っていうか、旧満男さんの部屋の生け花を見るのに私、要る!?その作業に私の協力は必要か?

キャサリン「私、合鍵を借りてきたわ」
あの管理人、ほんと誰にでも簡単に部屋を解放しますね。満男さんの部屋ってモデルルームか何かなの?
キャサリン「結構、いいところに住んでいたのね」
元アメリカ副大統領の娘の目からみてもそう見えるなら、相当よいところなのでしょうね。
で、今から満男さんの部屋に入るつもりなのですよね?でもそれ、次回にしてもらっていいですか?
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。




