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皆さんこんにちは。
愛子さんのご遺体(?)を下手に弄くったせいで、また犯人と疑われたらどうしようと恐れおののいている伊達あずさです。
常識的に考えて、素人が勝手に遺体を調査するなど言語道断なのですけど、この世界では・・・何故か許されちゃいますからね。

それでは、たった前回、目の前で発生した殺人現場からお届けします。
目の前でお友達が亡くなった(?)ショックからか、キャサリンさんが役立たずになってしまっているため、私がどうにかしなければならないみたいです。
っていうか、本当に亡くなられているの?実は、キャサリンさんが犯人で、本当は死んでいないのに勝手に死亡判定をして愛子さんの死を偽装しているなんてのは無しですよ?
とりあえず、倒れた愛子さんを遠目に見た限りでは、これと言った外傷は見られませんね。とはいえ、毒が塗られた針みたいな物で殺されたりしていた場合は素人目だと分かりません。服だって着ているわけですし。
後は・・・口元から少しだけ血が流れているみたいですね。お得意の青酸カリでは血を吐かないので、毒物による吐血だとすれば、運悪く有名になっちゃったヒ素とかかもしれませんね。というか、専門家じゃないから、私だってそんなに毒の種類を知らないよ!
後は・・・今は丁度昼時で会場に私達以外の人はいませんが、受付の机の上には来場した方の名前を書く記名帳が置いてありました。

キャサリン「何故、愛子さんが・・・」
狩矢「おっと!現場の物には触らないで下さい!」
ここって、また狩矢さんの管轄だったの!?そうか・・・今回も京都でしたっけね。
キャサリン「あっ、ミスターカリヤ!」

狩矢「あっ、キャサリンさん・・・どうしてここへ・・・えっ、被害者とはお友達・・・そうでしたか。そして、こちらが通報して下さったあずささんですね。どうもご苦労様です」
何でそんなに他人行儀なの?前の事件で素人の私に殺人事件の捜査を強要(しかも脅して)してきた仲(?)じゃないですか。何なら一緒に聞き込みにだっていきましたよね?警察にとっては都合の悪いことだったから忘れちゃったの!?
狩矢「ここは我々警察が調べます。お二人はお引き取りください。何かあればまた連絡しますから」
流石に今回も捜査に協力しろとは言われなかった!!
そんなわけで、大人しく自宅に戻ることにしました。

自分の部屋に帰ってきました。でも不思議と自分の部屋という感じがしませんね。何だか見覚えがない気もしますし・・・でもきっと、気のせいでしょう。
自室なのに何だか落ち着きませんけども・・・しかしながら、何故松野愛子さんはあんなことに。どう見ても自殺とは思えません。やはり、家元制度を批判したことで所属流派の方から恨まれたのでしょうか?
などと考え事をしていたら、突然、家の電話が鳴りました。
キャサリン「もしもし、あずささん、キャサリンよ。狩矢警部がお話したいそうなの。府警本部まで来てくれないかしら」
そんなにすぐ、聞きたいことができるなら、何故あの場ですぐに聞かなかったのよ。こんなんだったら、近くで待たされていた方がましでしたよ。今さっき家に帰って来たばかりで、今すぐ府警本部までこいとか無駄足にもほどがあります。本当に狩矢さんは相変わらずだなぁ・・・

府警本部に到着。なんかここにくるのも久しぶりですね。
狩矢「やあ、どうも。愛子さんの事件についてお話をしたいと思いましてね。キャサリンさんも来ておられますよ」
そりゃそうでしょうよ!これでキャサリンさん不在だったら逆にびっくりします。
というわけで、キャサリンさんと一緒に事件発生の様子について狩矢さんにお話ししました。やっぱり、あの場ですぐにでも出来た話じゃん!何で一回帰らせた!?
狩矢「では、お二人が会場に行った時はお昼休みで他には見物の人はいなかったということですね。そこで突然、愛子さんが倒れた」
えっ、ちょっと略し方に問題がある気がしますよ?正しくは、私達に挨拶した後すぐ、愛子さんは会場を出て行き、戻ってきてすぐ倒れたです。なので、死因が即効性のある毒物だった場合、会場の外で使われた可能性が高くなると思います。
狩矢「こちらの調べでは死体の状況から死因は毒物によるものだとみているのですが、自殺の可能性がないとも言えません」
まあ、可能性と言う意味でいうならないとは言えないのでしょうね。
キャサリン「愛子さんが自殺するとは思えないわ」
私も愛子さんとはあの時初めてお会いしましたけど、確かに自殺するような方でもなければ、自殺したくなるような状況に陥っているようにも見えませんでしたよ。そもそも、私と喋っている途中で倒れましたからね。自殺するつもりなら、わざわざ会場まで戻ってくる必要もないでしょうよ。
狩矢「とにかく、調べてみないとまだなにも分からんのですが。まずは会場に来た人物を洗い出す必要がありますな。これについては会場にあった記名帳を元に当たってみるつもりですが・・・」
キャサリン「狩矢警部、私達にも記名帳のコピーを頂けないでしょうか?」
え?私”達”にも?私達にもって言いました?
狩矢「いいでしょう、用意しておきます」
キャサリン「あずささん、ちょっとお話したいことがあるの。一緒にカフェ ド ミサまできてくれないかしら?」
でたよカフェ・ド・ミサ!
狩矢「記名帳のコピーをお渡ししておきます」

そんなわけで、キャサリンさんと一緒にカフェ・ド・ミサへ。
キャサリン「狩矢警部はああ言っていたけれど、私には愛子さんが自殺するなんてどうしても考えられないの。私が初めて愛子さんに会ったのはニューヨークで彼女の個展が開かれた時だったわ。それがきっかけで私は日本にきて愛子さんと同じ京本流で生け花を習ってみたいと思ったの。それからずっと愛子さんは私の大事な友達だった。でも、その友達を失ってしまった。何故、こんなことになってしまったのか、私はその理由が知りたいの・・・あずささん・・・力を貸してもらえないかしら?」
うっ・・・そんな頼まれ方をしちゃったら、力を貸さないわけにはいかないじゃないですか!貸しますよ!貸しますとも!!
名探偵であり、名刑事でもあり、また名探偵の名助手(これ要る?)でもあるこの私が事件を解決に導いて差し上げますよ!それに実は私もエスパーになったんですよ。だから、大船に乗った気持ちでど~んと任せちゃってください。
後、別に狩矢さんだって可能性を言っただけで、本気で自殺だとは考えていないと思いますよ?
キャサリン「ありがとう。力を貸してくれるのね。でも私、今はひとりきりで考える時間が欲しいの。だから暫くあずささんひとりで調べてくれるかしら」
きゅ、急に突き放された。でもまあ、友達が亡くなったショックから立ち直るまでの時間が欲しいってことですよね?
キャサリン「まず京本流へ行ってみて。五条堀川に家元の屋敷があるわ」
分かりました。あっ、でも、行くのは次回でもいいですか?
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。




