カウルド・ウィザードと初接触:Baldur’s Gate 2#85

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
仲間にペースを乱されまくりの伊達あずさです。

イムネスヴェイル村へ向かおうとしたら、コーガンさんに阻まれ、議事堂(多分、行政庁舎のこと)に行こうと思ったら、ケルドーンさんに阻まれ、ついでに仲間じゃないけどアムン兵やヴィコニアさんにまで阻まれ・・・
そして今は、奥様の不貞を知って、飛び出して行ったケルドーンさんを探すことが急務となってしまいました。
ただ、ケルドーンさんは3時間後に騎士団で落ち合おうと言い残して行ったので、捜すのは3時間待ってからでもいいのかもしれませんが・・・

しかしながら、ケルドーンさんが仕事人間であることを理解したうえで結婚したものの「やっぱり耐えられない」あるいは「他に好きな人ができた」といった理由でケルドーンさんと別れたいというのであれば、それはもう仕方のないことだと理解もできるのですけど、ケルドーンさんのことは今でも好きだけど、寂しいから他の人で隙間を埋めさせろっていうのは流石に虫が良すぎる気がしてなりません。だって、子供達にまで不倫相手と懇意にさせちゃったのですよ?あまつさえ、これらの話を全てケルドーンさんが連れて来た客人の前で告白しちゃったわけですからね・・・
傍目にはケルドーンさんと別れるために着々と準備していたようにしか見えないのですけど、これで今でもケルドーンさんを愛しているとかいっちゃうわけですからね・・・
幾ら他人には理解が難しい夫婦間の問題だとはいっても、あまりに卑怯で身勝手過ぎます。さもなくば奥様の頭が悪すぎです。

個人的にはただ既婚の人を好きになってしまっただけのウィリアム卿より、ケルドーンさんの名誉をあらゆる面から傷付けまくった奥様の方こそ吊るし首にすべきなのではないかと思うわけですが・・・まあそれは、客観的な側面からしか見る事のできない第三者の意見であって、そこに当人同士にしか理解できない情やら依存心やらが加わるのでしょうから、ケルドーンさんが他の道を選んだとしても(奥様とやり直すことも含めて)、それはそれで仕方がないことなのかもしれません。

もしケルドーンさんが裁判で奥様と不倫相手を裁く以外の道を選んだ場合は、仕事人間であり続けることを止める必要がありそうです。ケルドーンさんの様子を見る限り、不倫を認めるなんて選択肢はなさそうですしね。
そうなると仲間からは外れてもらった方がよさそうだなぁ・・・

それにしても、ウィリアム卿という方がどれだけケルドーンさんの奥様のことを思っているのか知らないけど、もし本気なのだとすれば、これで吊るし首は結構気の毒ですね。だって、ケルドーンさんを今でも愛していると言ったのが、保身のためだけに吐いた嘘でなかった場合、彼はケルドーンさんの奥様に利用されていただけって事になるわけですし・・・
まぁ、それがこの国の法というのであれば、彼もそれを覚悟の上で行ったのでしょうから、私の同情なんて不要でしょうけど・・・

カウルド・ウィザードと初接触:Baldur's Gate 2#85_挿絵1
ポーニーさんには「どうしましょう・・・ケルドーン様とマリア奥様の間柄が、大変な事になってしまったわ!どうぞお入りください、でも奥様はそっとしておいてあげて下さいね」などと言われましたが、ケルドーンさんも居ないこの状況でこの場に留まれるわけがありません。
というか、このポーニーさんって人も大概だな・・・少なくともファイアカム家とは仕事上の付き合いでしかなく、情などは一切持っていないみたいです。まぁ、ポーニーさんはプロの召使いだってことなのでしょうね。

しかし、3時間なんて微妙な時間をどうやって潰しましょうか。
もうこの隙にマディーンさんのところにいっちゃう?

カウルド・ウィザードと初接触:Baldur's Gate 2#85_挿絵2
3時間ぼーっと待っているのもそれはそれで気が気ではないので、ケルドーンさん不在のまま、カウンシル・オブ・シックスの行政庁舎にいってみることにしました。
あ・・・建物の入口にマディーンさんらしき人が立ってますね。

マディーン「ああ、コーガン・ブラッドアックスがついに来たか。あなたと友達の事は前々から見ていた。しかし彼らは・・・彼らはいつもの戦友ではないな」

コーガン「シャグバッグや他の裏切り者のことを言ってんなら、違う・・・こいつらは俺の新しい仲間で、それについちゃ前の奴等よりよっぽどマシだ。だがおしゃべりはもういい、人間よ。お前が俺に来るように言ったんだ。コーガンと契約する気があるのか、ねぇのか?言っとくがな、俺は自分の時間を無駄にされると、ひどくいらつくんだ」

マディーン「もちろん、あるとも。しかし、あなたの新しい友人に自己紹介をした方がよさそうだな、ミスター・ブラッドアックス・・・間違った印象を与えたくないのでね」

コーガン「好きにするがいいさ、足長野郎。だがな、俺のことを2度と”ミスターブラッドアックス”などと呼ぶな。名前はコーガン、それだけだ。俺達の誰かに話しかけるなら、ここに居るあずさと話せばいい」

マディーン「私はマディーン。カウルド・ウィザードのアスカトラ支部でマスターをしている者の代理だ。マスターは緊急の任務であなたを雇いたいと考えている」

ほーまさかこんなところでカウルド・ウィザードに接触できるとは!

あずさ「カウルド・ウィザード?イモエンを捕まえた奴らじゃないの。彼女の事について話を聞きたいな」

マディーン「その件については私は何も知らない。さっきも言った通り、私はウィザードの1人、マスター・トルゲリアスの代理の者だ。そのイモエンとやらについてはマスターと話せばいいだろう」

取り次いでくれるの!?渡りに船とはこのことじゃないですか。

あずさ「よし分かったわ。そのトルゲリアスと会うにはどうすればいいの?」

マディーン「マスターはお喜びになるだろう。マスター・トルゲリアスは私の後にある行政庁舎にいる・・・入るがよい。あまりお待たせさせないでくれよ」

コーガン「くそウィザードの為に仕事するのが楽しいってわけじゃねぇ・・・だが、それはきっと儲かる契約で、ケツの青い偽物なんかの手に渡せねぇんだ。あずさ、お前も考えてみるべきだ。あのカウルド・ウィザードがお前に情報を与えるってことを・・・お前が連中の為に仕事をするのなら、大喜びでそうすることを。そうでなければ・・・お前次第だ。建物の中にはいって、せめてそのトルゲリアスと話そうじゃねぇか?最終決定はあずさ、お前に委ねさえする。公正にするためにな、へっ・・・」

コーガンさんって普段から悪態吐きまくりではありますけど、それなりに私のことも考えてくれているのですよね。
それにしても、彼らの仕事をやってみて、それでもカウルド・ウィザードが情報を提供してくれなければ、後は私次第ですか。なんともコーガンさんらしい考え方ですよね。

では、カウルド・ウィザードのボスとご対面!
・・・するのは次回になります。

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