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皆さんこんにちは。
創造主の常識と私の常識が激しく乖離している気がしてならない伊達あずさです。
現実世界における未来は予測不能ですが、物語の未来はそれなりに予想可能でなければ面白くないと思うんですよね。
物語に求められている意外性というのは、蓋然性の絶妙な匙加減によって生み出されているのです。
しかし、ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島は蓋然性が極端に低すぎるというか・・・最早可能性がゼロというか・・・物語の外に張られている伏線(現実世界の常識を基にしている)がなんか変なんです!
ありていに言うと、創造主の考える常識が私にとって全然常識ではないってことなのです。
こうなると、私にはストーリーを進める際に必要なコマンドが全く予測できなくなるので、どうしても総当たりに頼らざるを得なくなってしまうんです。そして、以前も言いましたが、コマンド入力式のアドベンチャーゲームを総当たりで進行させることほどつまらないことはないのですよ。
ストーリー自体は結構興味深いのに・・・
でも、「ストーリーは微妙だけどゲームとしては面白い」と「ストーリーは良いけどゲームとしてはつまらない」の二択だったら、どう考えたって前者の方がいいですよね。だって私はゲームをしてるんだもん。
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島がサウンドノベル形式だったら、今よりもずっと楽しめたような気がしてなりません。完全にゲーム性の与え方に失敗しちゃってます。
まあ、今の時代に敢えて黎明期のレトロゲーム(ファミコン)をプレイしているのですから、今更そんなことぐらいでガタガタいうのはお門違いなのかもしれませんけどね。
ただ、な~んかこのゲームって可愛げがないんですもん。スーファミゲーム特有の「ドヤ顔で余計なことをする感?」が出てるというか・・・いやまてよ、ファミコン(ディスクシステム)なのに、スーファミ感が出てるということは、逆に凄いのかも?
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島を貶したいのか、それとも褒めたいのか、自分でもよく分からなくなってきちゃったので再開します。
朱雀門を守っていた鬼は、貴族の屋敷内にあった井戸の中で見つけた匂い袋によって退治されました。鬼が弱すぎるのか、あるいは匂い袋が強すぎるのか・・・どっちだったのでしょうね。何れにしても、納得できるだけの説明は欲しいところです。
ともあれ、鬼が倒れているこの隙に、朱雀門の向こう側を調べてきたいと思います。
あずさ「お前も来るのか?」
りんご「怪しまれます。ここで待ってますよ」
別にりんごがいても怪しまれないと思うけどな・・・むしろ、りんごだけで行ってくれた方がいいぐらいなんですけどね。
しかし、朱雀門を潜った途端、沢山の鬼に囲まれ、おしまいになってしまいました。てか、そんな近くに沢山の鬼が居るのなら、囲まれてしまう前にその危険性に関する説明をしてもらえないものかな・・・私はエスパーじゃないんだから、ちゃんと状況を説明してもらえなければ正しい判断ができないよ。
何かあれですね・・・テキストがつまらないシャドウゲイトみたいですね。突拍子もなく理不尽に死に過ぎです。
このゲーム、こんな簡単かつ理不尽に殺されるのに、直前からやり直すっていう選択肢がないんだよな・・・
とりあえずセーブしたところからやり直したけども・・・一体どうすればいいのよ。
鬼を見てからなら、「取る」で鬼の服が取れるみたいです。
鬼の服を使って鬼に変装してみました。鬼の服を着ると手の中に金棒が出現する仕様になっているみたいです。
あずさ「これなら大丈夫だろう」
りんご「鬼に金棒ですね」
では改めて朱雀門の向こう側へ!
あずさ「お前も来るのか?」
りんご「怪しまれます。ここで待ってますよ」
なるほど!?りんごとのこのやり取りは私が鬼の服を着て門を潜ること前提のものだったのね!じゃあ、さっきのバグじゃん・・・
鬼に変装し、朱雀門の向こう側にある御所へ。
ここに着いた際、「あずさは鬼が沢山集まっている真っただ中へ来てしまいました。変装していることがばれたら大変です」っていわれちゃったんですけど、気付いたら鬼の真っただ中にいましたなんてことあるの?途中、気でも失ってたの?
確かにさっきも、門を潜って気付いたら鬼に囲まれちゃってたんですよね。大胆過ぎるというか迂闊すぎるというか・・・敵の拠点に乗り込むんだからもう少し慎重になってほしい。
で・・・御所に潜入したのはいいけど・・・これがまた何にもないんですよね。奥に進むこともできないし。
でちゃいました。
もう、一体どうすればいいのよ・・・現状増えたのは「鬼の服を使う」という選択肢だけです。
朱雀門以外の場所で鬼の服を使用しても「下手に使うと本物の鬼が来ます」という意味不明な警告を受けて使用できないんですけど、何故か寺の中では鬼に変装できちゃうのですよね。まさか金棒で仏像を壊せって事?
私もそう思うけど、そういう話じゃないんだよ!!
仏像「こ~れ~そこになる鬼よ。そなた達は何故そんなに悪事を続けるのだ・・・私は悲しい」
そう言うと仏像が涙を流し始めました。
まさか「寺の中で鬼の服を着て仏像に話しかける」が正解だったとはね。
確かに寺の中には何かありそうだなとは思っていたので、まあまあ直ぐに答えにたどり着けましたけど、そういうメタ的な発想抜きで、狙ってこの答えに行き着いた人って果たしてどれくらいいるのでしょうか。
そんでもって、どうせこの涙が宮水だっていいたいんでしょ?
仏像の涙に対して腕輪を使うことができなかったので、「取る」→「涙」としたところ、腕輪に涙がかかり、目的を達成できました。
ひのえ様の登場です。
あずさ「試していたのか?」
ひのえ「・・・そうだ。蘭丸と共に龍封じをするのに適した男になったかどうかを・・・」
あずさ「おいっ!この腕輪と蘭丸の首飾りはどういうものなんだ?」
ひのえ「・・・あれはお前達の命だ。あれがなければお前達は八年しか生きられなかったのだ」
あずさ「そんな!あれは僕たちが偶然みつけ・・・」
ひのえ「・・・遣いの者がいったであろう・・・」
あずさ「遣い?・・・あっ!」
ひのえ「・・・腕輪と首飾りは竜宮人と同じ力を授ける物だ。光と水を操れたであろう。さあ、蘭丸を救い出し、白石の泉へ急げ!」
これで、3つ全部の宮水を発見したけど・・・この世界の創造主は宮水を何だと思ってるのでしょうね?
宮水って兵庫県の西宮で採れる地下水のことだよね?つまり、クリスタルガイザーとか六甲のおいしい水みたいなもののはずです。それがなんで仏像の目から出てくるのよ。え?何?ここが兵庫県西宮で、蛇口からミカンジュースが出て来るみたいなアレになっちゃってるってこと?
それとも、ひのえ様がいう宮水って私が知ってる宮水とは別のものなの?
任天堂さんにはグラディウスの件があるからな・・・宮水を聖水や清明水か何かと勘違いしてそうな気もします。
納得いかないことだらけですけど、とりあえず全ての宮水が見つかったのでやっと話が進みそうです。
でも、今日はここまでにしておこうかな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。