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皆さんこんにちは。
遂にリベンジを果たすことに成功した伊達あずさです!
かつての私はあの硫黄玉にやられちゃってたんですよね。ノーヒントであそこに硫黄玉が落ちてるのって相当意地悪じゃないですか?
しかもあれ、行き止まりの壁を壊して温泉を噴き出させた後じゃないと出てこないのです。つまり、コマンド総当たりでもタイミングを間違うと見落としちゃう可能性があるんですよ。本当に意地悪ですよね。
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島を作ったのが日本ファルコムさんだっていうなら、この意地悪にもまだ頷けたのですが、信じられないことにこのゲームを作ったのって任天堂さんなのですよね。
別に日本ファルコムさんをディスってるわけじゃないんですよ!?と一応フォローしつつ再開です。
おじいさんとおばあさんの魂を求め、鬼ヶ島への長い旅に出た私と蘭丸さん。まずは隣村へと向かいました。
しかし、そこには見慣れない風景が・・・どういうわけか隣村全体が水に沈んでいます。
あずさ「隣村、消えた」
蘭丸「いったいさん、どうしたかしら・・・」
かつて村だった場所に広がっている水は不気味な色で佇んでいます。
蘭丸「村の人達はどうなったのかなあ・・・」
あずさ「鬼」
とりあえず近くまで行ってみましょう。
あずさ「潜ってみて来る」
蘭丸「気を付けてね。ここで待ってるから。服と荷物は私が持っとくね」
特にこれと言った理由はないのですが、何となくで水の中に潜ることになっちゃいました。村全体がすっぽり沈んじゃうぐらいですから相当深いと思うんだけど・・・大丈夫かな。別に泳ぎは苦手じゃないけど、潜水などの経験はないのでちょっと不安。
水深は想像通りだったのですが、水温の方は予想以上に高かったみたい。冷たいとより息も続かなくなりますし、その点では良かった。後、ここからだと良くわからないけど、底の方に何か見えますね。
これは・・・いったいさんのお店ですよ!
扉が壊れていたので中に入ることは出来ましたが、特にこれと言ったものはありませんでした。
まだ村は続いていますが、明確な目的もなく潜っちゃったせいで何をすればいいのやら。
水に沈んだせいなのか、それとも沈む前からだったのかまではわかりませんが、どの家もぼろぼろで、詳しく調べようという気にはなれませんし、遠くの方にも何か見えるのですが、何となく近づきたくない雰囲気が漂ってます。
それでも強引にその何かに近づいてみると・・・どうやらお寺の門ようですね。門の向こうでは水が凄い勢いで渦巻いています。
門には恐ろしい顔をした龍が彫り込まれています。このお寺は龍を祭っていたみたいですね。
???「誰だっ!ここは目覚めの者しか通れないのだ!さっさと立ち去れい!」
私がお寺の門をくぐろうとしたら、水の中だというのに声が聞こえてきました。その直後、門から物凄い水の流れが噴き出し、水面まで押し返されてしまいます。
蘭丸「変わったことは?」
あずさ「秘密っ!」
何故か情報共有を拒む私。これ以上は潜っても無駄っぽいので、とりあえず上がります。
村の北は森になっていて、そこに小さな小屋がありました。
小屋は思ったよりもしっかりした造りで、壁に何か文字が書いてあります。
「罪人よ、証の品を持ち、我等が姫の力で目覚めの門を潜るべし。悪を解き放ちたる悪行はその身をもって償うべし」
蘭丸さんに壁の文字を読んでもらいました。
目覚めの門というのは、恐らく湖に沈んでいたお寺の門の事でしょうね。ここに書かれていることが本当なのだとすれば、証の品なるものがあればあの門を通れるみたいですね。
などと壁に書かれた文字の考察を行っていたら、誰か近づいてきました。
男「誰が読んでいるんじゃ?」
蘭丸「いったいさん!よく無事で・・・」
男「誰のことを言っとるんじゃ」
どう見てもいったいさんにしか見えないのですが、いったいさんではないらしいです。
蘭丸「誰なの?」
男「儂は近所に住んどる漁師じゃ」
蘭丸「あの小屋はなんなの?」
男「あれはひのえ様を祭った祠じゃ」
蘭丸「ひのえ様?」
男「龍宮に関わりのあるお方らしいが、儂にもわからん。今都では龍が暴れておる。龍を封じる伝説のお人が現れれば、祠が開くと言うが・・・あんた、伝説のお人かい?」
蘭丸「とんでもないわ!あなたはいったい・・・」
男「儂ゃいったいじゃあないよ」
じゃあ、二体なのでしょうか・・・
冗談はさておき、これ以上、漁師さんからは何も聞けないみたい。
うーん、もう他に行けそうな場所もないし・・・どうしよう。
男「おやっ?その腕輪は?」
私が話しかけたら「男には興味がない」と言っていたいったいさんのそっくりさんが、何故か私の腕輪に食いつきました。
あずさ「おれ、見つけた!」
男「おおっ!これはっ!・・・そうかそうか・・・いいか良く聞くんじゃ。この村の人達は、ひとつの寺を守るために集まったらしいのじゃ。目覚めの者が現れるまで、寺を守っておったが、鬼が近づいたために、自らの手で村を沈めたのじゃ。彼らは龍宮人だったんじゃな。そういえば、彼らも同じ物を持っとった・・・なんでも水を操る道具だそうじゃ」
あずさ「ふ~ん」
そういうと、いったいさんのそっくりさんは森の中に消えていきました。
あずさ「変な奴」
蘭丸「怖かったね」
いったいさんもどきのおかげで、私が持っている腕輪の能力を知ることができました。
となれば、向かうべきはあそこですね。
水が渦巻くお寺の門再びです。
私が水の流れの中に腕ごと腕輪を突っ込むと、恐ろしいことに辺り一面の水が光りだしました。
その光は地上にいる蘭丸さんのところにも届いているみたい。
ではいざ門の向こうへ・・・って、ええっ!これでもまだダメなの!?
地上まで戻されちゃった・・・
あずさ「腕輪光ったあ」
蘭丸「私にも光が見えたわ」
あずさ「不思議・・・」
うーん、やっぱり「姫の力で」という部分が未達だからダメなのかな?どう贔屓目に見ても私に姫要素はありませんしね。
あ、まてよ・・・もしかして・・・
思い当たることがあったので、わんもあです。先ほどと同じように門の前で腕輪を使うと水が光り始めました。
この状態で、蘭丸さんにも首飾りを使ってもらえばいいんじゃ!?
首飾りを使うという行為が具体的に何を指すのかはわかりませんけど、とりあえず正解だったみたい!
これでもまだ門を通れなかったらもうお手上げ!
次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。