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皆さんこんにちは。
説明書にゲーム内の世界観や物語に登場する固有名詞などについても記載してほしかったと思う伊達あずさです。
それでなくても訳文がいまいち信用できないのに、前提知識がないとわからない単語まで出てくるとストーリーが全く理解できなくなってしまいます。そもそも、D&D(フォーゴトン・レルム)に関する情報ってネットを駆使したとしても、そう多くはないのですから。
では再開。
一先ず、このエリアも橋の手前までは調査が完了しました。残るはこの橋の向こう側ですね。
フレイミング・フィスト傭兵「すまない、旅人。今、バルダーズ・ゲートの入り口は封鎖されている。最近は野盗が暴れまわっているので、閉めなくてはならなくなったのだ。また今度来るときは、再び開かれた街になっていると思うよ」
入れないんだ・・・
あずさ「ここはバルダーズ・ゲートの街!無敵のフレイミング・フィストがついている。野盗なんか怖がってどうするの?」
どうせ無駄だけど悔しいから煽ってみよう。
フレイミング・フィスト傭兵「普通ならお前が言う事が正しいんだが、フレイミング・フィストのほとんどは南に行っているし、大公達は街が危険にさらされていると思っている。すまないが、何の助けもできないよ」
仕方ない、ソナーさん達のところへ戻りましょうか。
さ~戻ってきました。どんな話を聞くことができるのでしょうか。
ソナー「戻って来たのか」
テルマン「やったのか!?あの女を殺したのか?」
あずさ「あの・・・プリーステスがあなたの仲間について色々と言っていたわ」
テルマン「俺達がお前を雇ったのをあいつは知ってるのか?くそ、皆殺されてしまう・・・」
ソナー「テルマン、待て。アンバーリーには油断ならないと言っただろう。お前達はあいつの嘘を信じたんだろう?何と言っていた?我々がボウルか何かを盗んだとでも?そんなことで我々を殺すのか?前にも言ったが、わしたちゃ貧乏なんだ、それでもあと・・・100ゴールド出す。それでどうだ?」
テンヤさんが言っていることを嘘だというなら、ちゃんと説明すればいいのに。説明もなくお金で解決しようとしてる時点で怪しさ満点なのですよ。私はお金などで自分の信念を曲げたりしません!
あずさ「あの子はあなたが母親を殺したうえに、海からも莫大な利益を得ていると言っていたわ。私は利用されるのは嫌い、ソナー。あなたには・・・腹が立つわ」
え?海からも莫大な利益を得ているなんて言ってましたっけ??
テルマン「何だと!始末を付けたんじゃないのか?」
一体、何の話をしているの!?
ジェバド「あのふざけたプリーステスはわし達から何年もお布施を取ってるんだ!金額も上がっていくばかりで、海の神、アンバーリーを満足できなければ船を出せないときてる!バルダーズ・ゲートでタロス神のクレリックが言ってた・・・」
ソナー「当然、海に出るのに他に安全な道のりを考えた。取引にはこのちょっとしたお返しも含まれていたんだ。皆神々の仲の良い争いの犠牲になってんだよ。これからも気を付けるんだな、じゃないと、もっとひどいことになるぞ」
話が支離滅裂過ぎて言いたい事がちっともわからないよ!
ソナーさん達がアンバーリーのお布施に不満を抱いていたことはわかりました。で、そこにタロスの僧侶がどうかかわってくるの?ソナーさん達はタロスの僧侶にそそのかされて、アンバーリーのボウルを奪ったって事?で、そのちょっとしたお返しっていうのがボウルなの?だとすれば、何故ソナーさん達は海が荒れて困るはめになるのよ。やっぱり、そのボウルに海の天候を操作する能力があったわけではないの?だとしたら、そのボウルから一体どんな恩恵が得られているっていうのよ。一体何十行の行間を読めっていうの!?
あずさ「ソナー、ボウルを頂戴。2度は頼まないわよ!」
もうわけわかんないから、とりあえずそのボウルを返しなさい!
ソナー「他に打つ手はないな。隠し持ち続けていたのだ、それが一番安全だと思ったからな。さあ受け取れ、しかしストームロードは彼らに歯向かう者を察知している事を忘れるでない。欲しかったのを手に入れたんだろ。もう行け。俺がお前だったら、タロスの寺には近づかないね。神は執念深いからな」
どうやら「莫大な利益」というのは「アンバーリーのボウル」のことで、テルマンさんが言っていた「始末を付けたんじゃないのか?」というのは、「ソナーさんがボウルを処分していなかったこと」を責めた言葉だったみたいです。同一人物の一人称がコロコロ変わっている点からもわかるように、間違いなく訳文が悪いために話が理解できないんでしょう。
恐らく、ソナーさん達はお布施トラブルからアンバーリーの信徒に不満を抱いていて、そこをアンバーリーと敵対するタロスの僧侶に付け込まれ、アンバーリーのボウルを盗むようそそのかされたということなのでしょう。そして、ボウル自体には天候を操る能力などはなく、テンヤさんがいう「海を荒らす」というのは、ソナーさん達がアンバーリーの加護を得ることなく、漁をしている事を示していたのかもしれません。よって、ソナーさんが言っていた、ボウルを奪ったことに対する「ちょっとしたお返し」というのはアンバーリーの加護なしで海に出ることができる道のりをタロスの僧侶から教えてもらう事だったのかもしれません。
ありもしない行間を無理やり読んだため、誤った解釈をしている可能性も多分にあるでしょうけど、どうせ考えたってわからないので、そう理解しておくことにします。
ソナーさんから受け取ったボウルをテンヤさんのところに持っていこうとしたら、急にソナーさんとテルマンさん・・・少し遅れてジェバドさんが敵対的に。え!?さっきの雰囲気だと戦っても勝てないとふんでしぶしぶボウルを差し出してきた感じだったのに・・・
・・・って、足元のリングが赤くなっただけで、戦う意思はなく、逃げるつもりみたいです。
でも、ソナーさん達が敵対的なオーラを出したせいで、仲間が勝手に弓やスリングで攻撃し始めたため、意図せず皆殺しにしちゃったよ・・・
ちなみにソナーさんだったものからは、フレイル+1を回収することができました。多分これが報酬の品となる予定だったのでしょう。まあ・・・要らないものですね。
でもってこちらがソナーさんから返してもらったボウルです。
このボウルはウォーターエレメンタルをある程度コントロールできる能力を与えてくれるらしいですけど、”ある程度”という抽象的な表現がとても気になります。
テンヤ「帰って来たのね。良い知らせを持ってきたんでしょ?」
あずさ「あなたの母から奪われたボウルよ。これで彼女も魂も安らぐことでしょう」
テンヤ「アンバーリーは海の母になって、本当に喜んでるわ。ソナー達は、その内なんとかするでしょう。タロスもきっと失敗したソナー達を見捨てるでしょう。彼らがまともなら、もう二度と海には来ないわ。もし来れば、命はないでしょう。今あなたにあげられるものは何もないけど、海の女王はあなたを忘れないわ。報酬は後ほど・・・あげられると思うわ」
そういえば、ボウルが他の神の寺院にあるとかいうテンヤさんの的外れな予想は一体何だったのでしょうね。
私がそう指摘すると、テンヤさんはその指摘から逃れるかのように、ディメンションドアを使って何処へと去っていきました。
バルダーズ・ゲートへの道も閉ざされてしまったし、行けるところが無くなってしまいましたね。
次回は諦めてタゾクの後を追い、クロークウッドに行こうと思います。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
ボウルを盗んだから海の神様が怒って海が荒れたのでしょうか?
もともと海は荒れてるのを、ボウルの力でなんとか抑えていたのでしょうか?
このゲームは、私の知能では解読困難です
うぅ~ん・・・私も正しく理解できているのか非常に怪しい所なんですけど、ボウルと海が荒れる件は全くの無関係な気がします。
実はこのアンバーリーという女神は邪神らしいのですよね。更に言うとかなりの武闘派みたいです。
よっておそらく・・・アンバーリーの神官らは漁師達を海から守るとかなんとかいう適当な名目で、一種のみかじめ料的なものをせしめていたのではないでしょうか。アンバーリーの神官らに海を荒らしたりする力が本当にあるのかどうかは定かではありません。ただ、海が荒れたという名目でみかじめ料を断った漁師たちを暗殺している可能性は非常に高いです。
じゃあ、ボウルは何だったのかと言うと・・・そのみかじめ料を断った漁師を暗殺したり脅したりする際に使っていたのかも?というのも、ボウルを使用すると精霊を召喚できる(ウォーターエレメンタル)みたいんですよね。それを利用していたのではないかと。
ひょっとしたら、ウォーターエレメンタルを使って「海が荒れた」かのように見せかけて漁師たちを襲っていたのかもしれません。
というわけで・・・私の見立てだと、テンヤさんのお母さんが殺されたのは完全なる自業自得である可能性が高いように思えます。ソナーさん達には悪いことをしちゃったかも。