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皆さんこんにちは。
人間性に難のあるキャラクターが大嫌いな伊達あずさです。
グランヒストリア 幻史世界記ではガイナスターをやたら推してきますけど、正直、私には彼のどこを愛せばいいのか全く分かりません。
多分、かつての敵が味方になるパターンにもっていきたいのだと思うのですが・・・それって「敵だけどどこか憎めないキャラ」だからこそ成り立つんだと思うんですよね。今の私はガイナスターに対して怒りと憎しみしか抱けません。(そして、今やミケーネも)
今回はそんなガイナスターの回想シーンからの再開となります。
ガイナスター「貴様!どういうことだ!?」
ケイン「別に不思議はない。弱者は強者に飲み込まれる。ただそれだけのことだ」
ガイナスター「なんだと!随分と強気じゃないか!あの黒い服の男と兵士達は私のために動いているんだぞ」
ケイン「フフ・・・」
ガイナスター「・・・」
ケイン「フフフ、ハハハハ!面白いことを言う。切り札はこういう風に使うものだよ。黒童子!」
・・・
・・
・
いや、どういうわけよ!?説明、演出が下手くそすぎなんですよ!!
要するに、3国軍がアサシナ相手に戦えていたのは、ケイン達の協力があったからで、そのケイン達が3国軍を裏切ったから一気に形成が逆転したって言いたいの?だとしたら、この回想って全く持って適切なシーンじゃないよね!?
ミケーネ「今この世界はあずさ王が復活させようとしているマ神によって滅ぼされようとしている。もうザ神だゲ神だとこだわっている時ではない」
ガイナスター「そうは言うがお前達に大いなるゲ神の力は扱えまい・・・俺ですら今以上の力を得る事は不可能だったのだ」
あづさ「・・・」
全く会話がかみ合ってない・・・ミケーネはザ神とゲ神の信者が争っている場合ではない(噛みつく相手を間違えるな!)って言ってるだけなのに、何でその返答が「お前達には大いなるゲ神の力は扱えまい」になっちゃうのよ。ほんと、論理性の欠片もないな・・・
ガイナスター「かつて・・・たった一度の儀式でこの神像の力を受け継ぐ事に成功した男がいた・・・その男ならこのゲの王の最後の力を得る事ができるかもしれないがな・・・」
ミケーネ「ではその男に頼んで協力してもらえば・・・!」
この世界に限らず、偶に見かける事がありますけど、「・・・」の後に感嘆符が付いてるのってどういった状態を表してるのでしょうね。少しの間を空けてから何かに気付いたとかそういうこと?でも、今のミケーネはそんな感じに見えないけどなぁ・・・
ガイナスター「無理だ・・・その男は今、アサシナの王として君臨している」
ミケーネ「まさか陛下!?」
あづさ「・・・ガイナスター、もしゲ王の力を受けることに失敗したらどうなる?」
ガイナスター「死ぬか化け物になり果てる」
ひょっとして、敵として出現するゲ神達の中にはゲ王の力を受けることに失敗したゲ神信者も混じっているのかな?
あづさ「私にやらせてくれ・・・」
ミケーネ「あづさ・・・」
ガイナスター「成功の見込みは薄いぞ」
あづさ「やるしかない!ゲの王よ、あなたの最後の力を私に与えて欲しい!」
以前、ゲ神の王は私のことを「旅人」って呼んでいましたからね。明らかにトールさんの体を重要視していたわけではありませんでした。つまり、外見が違えど中身が同じであれば、同じ結果になる可能性はかなり高いはずです。そう考えると、我ながら凄く白々しいね・・・心の中では、「ぷぷぷ、どうせ成功するに決まってるんだけどね!でも、リスクを負ってチャレンジした体にしておいた方が、自分の評価もあがるだろう」とか考えているんでしょうね。
ゲの王「旅人よ・・・久しぶりだ・・・汝、我が力を望むか・・・汝に我が力の全てを渡そう!」
はた目には、結構図々しいお願いだと思ったんですけど、かなりあっさり力を譲ってもらえました。でもそうなると、何故最初に会った時は譲渡する力の量を惜しまれたのでしょうね・・・そこには何の意味があったの?もしあの時、全部の力を譲ってもらえていたら、ケイン&黒童子のHP無限チートを打ち破れたんじゃないの?
でもまあその後、体が変わっただけで何故かケイン達を倒せるようになっちゃったから、ゲ王の力よりも、体が変わったことの方が強さにおけるウェイトは高い可能性ありますけど。
ガイナスター「・・・」
ミケーネ「大丈夫か?」
あづさ「ああ・・・なんともない」
ガイナスター「ゲ神の王の力を受け継ぐとはなんという精神力だ!」
ゲの王「旅人よ・・・お前はもう一度・・・私の・・・炎の海を・・・最後の希望の・・・この世界を・・・頼んだぞ・・・」
ガイナスター「王よ!ゲの王よ!!」
神像の前にあった炎が消えちゃいました。
あづさ「ミケーネ、さあ時間が無い。早く旧王都に墜落した船に行こう!」
私達はなんでそうまでして墜落した船を見に行きたいのでしょうね・・・そんなことより、ケイン&黒童子が普通に倒せるようになったんだから、世界記を取り返す方が先なんじゃないの?
ガイナスター「待て、俺も行こう。やられっぱなしは性に合わんのでな」
明らかに同行する動機があったはずのサマンがついてこなかったぐらいですから、多分そうなるんだろうなとは思ってましたけども・・・
あづさ「ああ分かった。ガイナスター、歓迎するよ」
全然歓迎できない・・・ガイナスターって全く信用に値する人物ではないのですよ。
邪道盗賊衆などと名乗り、親交のあったアサシナを裏切って破壊工作をしたり、私が邪道盗賊衆を裏切ってアサシナ騎士側についた件を水に流す代わりだとわざわざお金(国家資金の半分)までとっていったくせに、即座に裏切ってアサシナに攻め込むし。そもそも論として、ガイナスターが何故そうまでしてアサシナと戦争したいのか、その理由すら一切明らかにされていません。
最初はザ神信者とゲ神信者の宗教的対立みたいなものでもあるのかと勝手に理解していましたが、ガラマニアもマナミガルも兵士を含めた皆が非常に戦争を嫌がっていましたし、各国の住民達の様子からもさほど宗教的な対立があるようには見えませんでした。大体、マナミガルやジュザリアはザ神信者ですよね!?
強力な敵よりも無能な味方の方が圧倒的に脅威なんですよ?今からでも遅くないから、考え直して欲しい・・・
ミケーネ「あづさ、こんな奴を信用しては!」
そうだそうだ!
あづさ「ザ神もゲ神もないと言ったのはお前ではなかったか?」
ガイナスターがダメなのはゲ神信者だからではありません。それは論点のすり替えです。
ミケーネ「確かに・・・」
納得するなよ!!ガイナスターが信用できないのは、ゲ神信者だからではなく、そのいかれた人間性のせいだと言ってやりなよ!!
ガイナスター「というわけだ。よろしくな」
あーあ・・・
あづさ「さあ旧王都へ急ごう!」
またひとつ、私のやる気を奪う要素が追加されたところで、今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。