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皆さんこんにちは。
未だ意味のある歴史修正を行えていない気がしている伊達あずさです。
そもそも、これだけ色々と歴史を変えているというのに、それが後に続く出来事に一切反映されていないわけですから、そりゃ~虚しくもなるってもんです。精々、関与した事件からみて1年程度の範囲内にある出来事に多少の影響を及ぼす程度・・・
もし世界記さえ無ければ、無意味に見えたこれらの行動もやがて1本の線になるのだろう!みたいな期待を抱くこともできたのでしょうけどね。(もちろん、本当に1つの線になるかどうかは別として・・・ですが)
ただ不幸にして、世界記を使えば世界が破滅に向かう20年間の歴史の変化をリアルタイムに確認することができてしまうため、これまでの行動が真に無意味なものであると嫌でも思い知らされてしまうのです。夢も希望もない!!
例えこの先に夢や希望がないと分かっていたとしても、それでも・・・私は前に進まなきゃ行けないんです!
・・・と、無理やりいい話っぽくまとめたところで、ゲームを再開したいと思います。
ドネア女王の暗殺を阻止したことで、今年起こる問題は全部解決できちゃったのですよね。本当ならもっと先を見据えて行動すべきところなのですけど、今までの傾向からいって、どうせそんなの無理なのでしょうし・・・どうしましょ?
とりあえず、外に出てみよう・・・と思ったら、入り口を騎士が塞いでる。どうやら、パラドックさんが私を探しているらしいです。入り口を塞がれているのでは逃げ回ることもできません。仕方ない、素直に出頭しますか。
まるで私が偶然やってきた・・・みたいな感じを装われてますけど、これは仕組まれた罠(?)です!!
パラドック「ようやく、この新王都に陛下をお迎えすることになった。旧王都に残る陛下とレムヌ様、クノン様をお守りして新王都にお連れする大切な役目、よろしく頼むぞ!」
え・・・それって私個人に指示するようなことなの?どう考えたって、騎士団総出で当たるような大事じゃないですか。そして、騎士団全体を動かすのであれば、もっと偉い人がやるべきですよね?さっき入り口を塞いでいた騎士の言い方を見ました?完全に私を下にみた物言いでしたよね?事実、私は新参の下っ端騎士なのですよ。ドネア女王の時といい、この世界は要人警護の在り方が色々とおかしすぎるのですよね。
あずさ「パラドック様、ドネア姫の事は・・・」
パラドック「ん、ああ、ドネアな。お前が助けてくれたそうだな。全くゼノビアにも困ったものだ」
え?それだけですか??
あずさ「・・・それだけですか・・・」
パラドック「何だ、お前、まだ何かあるのか?さっさとアサシナ王を迎えに行かんか!」
こっちの世界の私もおんなじこと言ってる!
・・・けど、多分、同じ意味ではないんだろうな。私がそれだけなのかと思ったのは、ゼノビアに対する処遇の方に関してです。あれだけの重要事件を起こしておいて、「困ったものだ」だけで済まされるとか、この世界には法や秩序のみならず、道徳心や危機意識すらないのですか?
ちなみに、パラドックさんがドネア女王の事をどう思っているのかについては正直どうだっていいです。だって、それはドネア女王にも全く同じことが言えますし、完全にお互い様ですもん。
それにしても、パラドックさんってどうして急にキャラ変しちゃったんだろう。最初に会った時はどちらかといえば、飄々とした印象で、こんな荒々しい態度をとるような人じゃありませんでしたよね。どうにも違和感があるなぁ・・・
色々と腑に落ちないところはありますが、素直に旧王都へ王様を迎えに行こうとしたところ、ここでまさかの世界記による歴史変わっちゃった発言が飛び出しました。なんでこのタイミング?
しかも、世界記に追加されたのは「アサシナ王暗殺」。
その内容はパラドックによって派遣された騎士によって、アサシネア6世が暗殺されるといったものでした。どう考えても、第1次アサシナ戦争の内容(開戦のきっかけが、ドネア女王暗殺から、アサシナ国内の混乱に変わったこと)を変更するより先に、こっちが修正されるべきじゃないですか!だって、ど~考えたって、これが開戦の原因でしょ!?
で、てっきりこの暗殺事件はパラドックさんが私とは別に派遣した騎士の犯行だと思ってたのですが・・・あーあ、遂に絶対に死守しなければならなかったタブーまで犯してきちゃったよ・・・
世界記にはこの世界の客観的な歴史が記されている設定のはずです。そして、このゲームのコンセプトはその歴史をプレイヤーが変えていくというものだったはずです。つまり、プレイヤーに世界記の記述を変えさせようと思ったら、世界記に記されている歴史がプレイヤーの存在を考慮したものであってはならないのです。
だってよく考えてみてくださいよ。世界記に記された歴史がプレイヤーの存在を考慮した上での歴史だったとするならば、世界記に書かれている歴史は、プレイヤーが歴史を修正した結果すら考慮された上での結末ってことになっちゃいますよね?それってつまり、プレイヤーが何をしても結局歴史は変わらないってことになりませんか?それではコンセプトが崩壊してしまいます。だからこそ、世界記に記された歴史はプレイヤーが実際に選択するまで、不確定であるとする必要があるのです。事実、私がとった行動については、実際にそれを行うまで、結果が世界記に反映されることはありませんでしたよね?それなのに、どうしてここでそのタブーを犯しちゃうのよ。だったらさ?どうして世界記は私がゼノビアを殺さないという選択をするより先に、それを予見できなかったの??
世界記「この事件にはパラドックが関係している可能性が大きい」
じゃあ私がここでパラドックさんを斬るという選択をした場合、その歴史は本当に再現されるの??私の選択すら最初から組み込み済みなんだったら、歴史なんて一切変えられないし、世界記の記述を1文字足りとして変えられるはずがありません!
どう考えたって、私が実際にアサシネア6世を暗殺してしまうまで、世界記の記述を修正するべきじゃなかった!この浅はかな演出が今までの前提を全部覆してしまったんです!
ここまで現実の常識(リアリティ)や物語として成り立たせるための常識(必然性)を無視してくるとか・・・最早なんでもありですね。
どうやら、私にはクールダウンする時間が必要そうなので、今日はここまでにします。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。