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皆さんあけましておめでとうございます!
偶に煮物が食べたくなってしまう伊達あずさです。
でも、下処理の必要な具材が結構多くて、まあまあ手間もかかりますし、偶にで丁度いいかな。
時期的に煮物より、お雑煮を食べろって話ですよね。
そんなどうでもいい話から日記を開き再開!
次は誰かのお兄さんと試合をする予定なのですが、まだ大分時間があるらしいです。
う~む。ゼナ先生の所にも行っちゃったし、後暇をつぶせそうなのは酒場ぐらいでしょうか。
酒場の常連ネストが次の対戦相手に関する話をしてくれました。どうやら、次の対戦相手は”私の”兄みたいです。ですが、突然兄と言われても、会った記憶もありませんし、いまいちピンときませんよね。そして、詳しいことはここじゃ言えないと、外へ連れ出されることに。
ネストによると次の対戦相手が私の兄であるという噂はバトル演出家がでっち上げた話らしいです。なるほど、流石は演出家と言ったところでしょうか。まあ、ネストの言っていることが本当であれ嘘であれ、他人だと思って戦った方が気は楽ですね。
酒場でネスト相手に時間を潰したことで、丁度良く試合の時間となりました。
殺し合いを好んで見に来るような人達というのは、「他人の不幸は蜜の味」タイプなのでしょうから、バトル演出家の演出は間違ってないのでしょうね。
誰よ!?
セリフだけ見ても偽物臭が凄い。少しでも自分の勝つ確率を上げたいと思うバトラーと悲劇的なバトルを演出したいと思う演出家の利害が一致したってことなのでしょうね。
偽兄のフィコスは私のヘッドバット3発の前に沈みました。いや、ゼナ先生との特訓時に脱がされていた装備をつけ忘れたまま戦っちゃったんですよね・・・あせりました。
フィコスを倒して闘技場の外へ出ようとすると、フィコスの妻を名乗る女性が私に仇討宣言をしてきました。はぁ・・・私が最も嫌いなタイプですね。どちらかしか生き残ることができない戦いを強いているのは帝国人民達であって、私がフィコスを助けるためにできることは、わざと負けて自分が死ぬことだけです。要するにこの母親は堂々と「私達のためにお前が死ねば良かった」と、身勝手を言ってるようなものなのです。っていうか、フィコスは私の良心に付け込んだ卑劣な手段で勝とうとしてたんですからね?どんだけ厚顔無恥なのでしょうか。同じ立場にあるクレチア同士が足を引っ張りあっても喜ぶのは特権階級にある帝国人民だけです。その恨みをこの悲劇の元凶である帝国へ向け、クレチア同士が結束していかなければ、今の状況を変えること何てできないのに。
挙句の果てには自分の子フィスに父の仇である私の顔を覚えるよう指示する始末。何というか・・・クレチアになるために生まれてきたような人ですねほんと。こんな親に育てられる子供が本当に哀れでなりません。ミリカのこの行為も彼女の本意ではなくバトル演出家による指示であることを願うばかりですよほんと。
どうやらバトル演出家は私が勝つことを前提とした演出を用意していたみたいです。しかし、さっきの反応から推測するにミリカはフィコスが勝利していた場合は子供の前でも躊躇なく大喜びしたでしょうね。バトル演出家の嗜虐性より、ミリカの愚劣さの方が際立っちゃいましたよ。
こういう愚劣なクレチアが居るから、クレチアの立場は良くならないのですよ・・・
道理的には自分に非がないと理解しつつも、心を痛めてしまう私。相手に対する言葉は理性で抑えられても、自身の思いまでは止められないものです。
ゼナ先生からは修行の終わりを宣言されていたものの、勝利報告だけはしておこうとゼナ先生の部屋へ行くと・・・あれ?ゼナ先生が居ない!!
養成所の人に話を聞いて回ったけど、誰もゼナ先生の行方を知らないし・・・私が戦っている間に何があったのよ!
一先ず、先の戦いの疲れを癒すため、自宅に帰りました。もし私が負けてしまった場合、リラはどうなっちゃうんでしょうね。
次の試合に行く前に、ネストに会いに行ってみました。数少ない知り合いですしね。
ネスト曰く、次の試合はできることなら止めさせたくなる様な相手らしいです。でも、対戦相手の決定はバトル作家の領分ではないためそれもできないとのこと。詳細を教えてくれないのですが、次の相手ってそんなにまずい人なの?まさかとは思いますけど、ゼナ先生とか言いませんよね・・・
嫌な予感がしつつ、次の試合へ・・・
やっぱりね・・・
闘技場の兵士達は嫌がる私を無理やり闘技場に引きずり上げました。
宿命って何よ・・・こんなの嗜虐的なバトル演出家が決めただけじゃん!幾ら生き残るためには戦うしかないと分かっていても・・・
どんなに嫌がろうと結局戦う事しかできない私は、遂にゼナ先生を手にかけてしまったのでした。
死の間際、フィロセラの希望というこの首飾りに私の秘密が記録されているから情報管理局へ行って調べろと言い、最後に私を女王と呼んで、息を引き取りました。
偽兄を倒し、師であるゼナ先生を倒した私に人の心がないと言ってきた実況者。どちらかがっても、人の心がないと言うつもりなんでしょうね。それを知った上で言っている実況者の方が人の心が無いのですよ。
ゼナの死に泣き崩れ、動けなくなっていた私は兵士達によって無理やり闘技場から引きずり降ろされたのでした。
私には知る由もありませんが、統率官は私の試合にご満悦のようです。
最悪な気分で家に帰るも、そういう時に限ってリラは慰めてくれません。
リラを除けば唯一の知り合いと言ってもいいネストの元へ行くと、情報管理局に一緒に付き合ってもらえることになりました。ゼナ先生が遺した首飾りを情報管理局で調べたかったのですが、クレチアは立ち入りが許可されていなかったので、とても助かります。
守衛が言う規則によると帝国人民の同行があっても、クレチアである私は情報管理局に入れないらしいのですが、ネストが上手いこと守衛を言いくるめてどうにかしてくれました。帝国人民の中でもバトル作家は結構地位が高いみたい。
ネストのおかげで情報管理局の中に入れたわけですが、ここで1つ大きな問題が・・・ネストはデータ分析室の場所を知らないのだそうです。まあ、一応ちゃんと許可をもらって情報管理局の中に入ったわけですから、自力で歩いて見つけましょうか。
いや・・・養成所に居た頃から、何となく気づいていたのですけど、建物の雰囲気(外観)は中世っぽい感じなのに、ナイフからビームが出るところといい、転送装置とかコンピュータらしきものまであるし、物凄くかなり異質な文明ですよね。この流れからすると、恐らくデータ分析室では未来型装置を使って調べなければならなくなりそうですけど、物心ついてからずっとクレチアの私にそんな装置を扱えるんでしょうか・・・不安しかない。
3Fまでは一本道だったのですが、ここにきて複数のドアが・・・このドアの向こうにある部屋のどれかがデータ分析室なのでしょう。外した場合はどうなるんだろ・・・
とりあえず、一番手前から。う~ん・・・何のアクションもできないし、ここではないみたい。
結局、入口の雰囲気からして既に違うこの部屋がデータ分析室でした。
私が分析機を使っている間、部屋の外で待っているというネストにどうしてこんなに親切にしてくれるのか尋ねてみると、私が闘技場で戦う姿を見ているうちに帝国という見えない敵に逆らいたかった自分に気づいたからなのだそうです。
・・・と、そこまでは良かったのですが。
妙なフラグが立っちゃったよ・・・
装置の案内に従って、分析したいものをセットすると自動で分析を開始してくれました。
分析機によると、このフィロセラの希望は映像記憶デバイスであるらしく、中に記録されていた映像を再生してくれました。
ゼナ「フィレーナ・・・これが海じゃ!お前の生まれたフィロセラの海じゃ。どうだ美しいじゃろう。我らフィロセラの民はこの海の恵みによって、豊かに暮らしてきた。だが、16年前のある日・・・フィロセラは帝国軍に襲撃された!その日から何もかもが変わった・・・」
フィロセラ王「我らの王国は今・・・滅びゆこうとしている・・・私と王妃はわがフィロセラと運命を共にする覚悟だ!」
ウト「王様!」
ゼナ「ならば、このゼナとウトもフィロセラと共に・・・」
フィロセラ王「ならぬ!お前達は生き延びるのだ!そして2つのフィレーナを守ってくれ。私達の大切なフィレーナを・・・さぁ王妃」
フィロセラ王妃「1つはこのフィレーナの剣、海を守り奇跡を起こすフィロセラの宝です。これをウトに。そして、ゼナには愛するわが子フィレーナを・・・どうかお前だけは健やかに」
フィロセラ王「ゼナ、ウト、よろしく頼んだぞ!」
ゼナ「ハッご安心ください!我ら2人の命に代えても」
フィロセラ王「2つのフィレーナが無事である限り、必ずやフィロセラは蘇るであろう。私はそう信じている。では、さらばじゃ」
ゼナ「王様っ!」
映像の最後にはゼナから私宛にメッセージが遺されていました。
ゼナ「そうじゃ、フィレーナ。王国のただ1人の王位継承者、それがお前なのだ!フィロセラ王国の王女よ、帝国の支配の中で死に絶えた海を再び甦らすのじゃ!そして、豊かなるフィロセラ王国をもう1度お前の手で・・・王女よ、帝国の首都ボーに行き刀鍛冶のウトを訪ねよ。ウトが奇跡の剣フィレーナを授けてくれるであろう!お前の正体は決して帝国に悟られぬようにな!フィロセラの王女であること、そして、女であること・・・」
映像の再生が終わると、突如警報が鳴り響き、再生されたデータの中から帝国の最高機密に関する情報が検出されたため、今すぐ利用者の人民コードを明らかにしろと分析機が言い出しました。
このままバトラーとして勝ち続けてメガロバトラーとなり、首都へ行けばいいかと思っていたのにそうもいかなくなっちゃいそうですね。しかも、協力してくれていたネストまで巻き込んじゃったよ。
ネストの言う通り、ここから急いでトンズラしなければならない切迫した状況なのですが・・・今日はここまで。
いやぁ~日記さえ開ければ何処でもセーブできるっていうのは、ほんと便利ね~
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。