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皆さんこんにちは。
何気にTinkers’ Constructの鋳造が大好きな伊達あずさです。
材料の組み合わせをあれこれ考えて、道具や武器を作るのって楽しいですよね。アトリエシリーズの錬金とかも大好きですし、色んな特徴を持つ材料を掛け合わせて新しいものにしたりするのが好きなんですよ。
そんなわけで、前回エンダーパールを作ったことでAstral Sorceryがらみの進捗を進めることができる状態にはなったのですが、先に大好物の鋳造を少しだけつまみ食いしちゃおうと思っている次第です。
さて、本格的に鋳造を始める前に・・・やっておかねばならないことがあるのです。
というのも、現在設置しているTool Stationでは作ることのできる道具に制限があるんですよねぇ・・・
そこで、このようにSeared Bricksと鉄ブロックで補強したTool Forgeを先に作っちゃいます。
材料はSeared Bricks×3、鉄ブロック×4、Tool Stationです。
鉄ブロックは溶かした鉄をひたすらPorcelain Casting Basinの中に流し込めば(9インゴット分)作れるので良いとして、問題は初登場となるSeared Bricksです。
Seared Bricksは4つのSeared Brickから作ります。
Seared BrickはGroutを焼くことで作られます。焼くのはClay Kilnでも、Stone Grillでも、かまどでもなんでもOKです。
Groutは砂と粘土と砂利をStone Millの中に入れることで作ることができます。ここまできてやっと未知の材料が無くなりましたね。
無事Tool Forgeができたところで、まさかりを作ってみたいと思います。
まさかりは強化持ち手、大斧頭、大板、強化締め具という4つの部品からなる斧の一種で、木(原木&木材)の一括破壊が可能となる便利な道具です。
そして、この4つの部品を作る際の材料をあれこれ変えることで、自分好みのまさかりを作ることができるわけなのですよ!
鋳造で作る道具の基本的な性能はヘッドと呼ばれる部分で決まります。まさかりの場合は大斧頭がそれに相当します。つまり、このまさかりは木の斧とほぼ同等の性能ってことになるわけですが・・・そう聞くとなんだか弱そうですよね。でも、SevTech: Agesの世界では木製の道具を作ることができませんし、この方法なら木製の道具が作れるという意味でいえば、それ自体に意味がないこともない。
でも、それとは別にわざわざ性能の低い木材をヘッドに採用するのにはちゃんと理由があるんです。というのも、実は鋳造で作る道具はTool Forge(修理だけならTool Stationでもできる)で修理することができるのですよ。そして、修理をする際に使用する材料はヘッドと同じ材料なのです。
つまり、ヘッドが木材であれば、修理に必要な材料は木材だけってことになるので、Tool Forge(Tool Station)を持ち歩く必要こそありますが、修理に必要な材料自体は容易に現地調達できるというわけなのです。
さらに、まさかりの部品に木材を混ぜることで「エコロジー」という特長を獲得することができます。エコロジーが付与された道具は時間経過とともに徐々に耐久度が回復する(ただし耐久度を0にしてしまうとダメです)んです。なので、道具を休ませながら使えば修理なしで永久に使い続けることだってできちゃうんです。
ちなみに、銅は「一級品」、青銅は「高密度」という特長を持っています。一級品が付与された道具を使ってブロックを破壊すると、少量の経験値オーブが出現します。高密度が付与された道具には耐久度が減った際に、一定の確率で耐久度の減少を免除するチャンスが与えられます。
これらの特性を加味すれば、鋳造で作ったまさかりのほうが明らかに木の斧より優秀だと言えるでしょう。まあ、それでなくても、まさかりは普通の斧と違って、連結している木ブロックの一括破壊ができるわけですから、優秀に決まってるんですけどね。
あ、そうそう、言いそびれてましたけど、ヘッド以外の部品は道具の耐久度に影響します。(強化)持ち手部分は素材に応じて耐久度を固定値と係数で、それ以外の部分は固定値でそれぞれ増加させます。まあ、増加っていっちゃいましたけど、材料によっては減少することもあります。耐久度の固定値はヘッド部分にもあるのですが、基本的にヘッドに使う材料は性能を最優先に選択するので、耐久度は他の部分で補うべきです。
ちなみに、現状使用できる材料の中で、強化持ち手に青銅、強化締め具と大板に銅は耐久度の面からみてもっとも高い効果が得られる組み合わせになっています。
・・・って、なんか随分文字ばかりが続いちゃったな。
まあ、細かいことはこのくらいにしておいて、実際に上記のまさかりを作ってみましょう。
まずは各部品の木型を作成します。木型の作成はStencil Tableで行います。
木型は使いまわしが可能なので、1度作ってしまえば今後は作成する必要がなくなります。
まあ今は必要なものだけ作りましょう。強化持ち手、大斧頭、大板と強化締め具ですね。
次にこの木型を使って、実際の部品を作っていきます。部品の作成はPart Builderで行います。
今回、大斧頭は木製なので、そのまま木材を8つほど木型と共にPart Builderに入れて木製の大斧頭を作ります。
他の部品(強化持ち手、大板、強化締め具)は金属にする予定なので、ここでは鋳型を作るための石の部品を作っておきます。
前回と同じ方法で、強化持ち手、大板、強化締め具の鋳型を作成します。どんな種類の鋳型でも、作成に必要となる金インゴットは2つです。
そして、完成した鋳型にそれぞれの金属を流し込んでいきます。この際に必要となる材料の量は部品によってまちまちなのですが、今回の場合だと、強化持ち手と強化締め具が3インゴット分、大板が8インゴット分になります。
最後にこれらの部品をTool Forgeで組み合わせます。
耐久度628、採掘速度1.28(ブロックを破壊するためにかかる時間を表しており、数字が大きいほど早くブロックを破壊できる)のまさかりが完成しました。普通の木の斧の耐久度が70、石の斧の耐久度が225なので、耐久度だけみれば相当頑丈です。しかし、まさかりは隣接する木ブロックを一括破壊するため、一度の伐採で消費する耐久度も結構多く、これでも決して多すぎるということはありません。
お次は武器を作ってみたいと思います。鋳造で作れる武器にはいくつか種類があるのですが、私はロングソードが好みですね~
そんなロングソードは持ち手、刀身、鍔(つば)の3部品からなっています。
流石に武器は幾ら修復が楽だといっても、ヘッド(刀身)に木材を使うわけにはいきません。現状より攻撃力が低い武器に新調する意味ありませんしね。
ダメージ優先で考えた場合、現状最もダメージを出せるのは鉄です。そして、持ち手には骨を採用します。骨を材料にすることで、完成後の道具に「骨折」というダメージを増加させる特長を付与することができるのです。
最後、鍔ですが・・・これはちょっと悩むところです。鍔に木材を使えば、エコロジーが発動するので、耐久度の自然回復が期待できます。火打石を採用すれば、「野蛮」という特長が付き、防具を付けていない敵に対してダメージボーナスを得ることができます。
今回はあくまでもダメージを優先するということで、鍔には火打石を採用しようかな。火打石の方が木材より最終的な耐久度も多くなりますしね。
持ち手に使用する骨と鍔に使用する火打石はPart Builderでそのまま加工できます。
刀身だけ、さっきと同じように鋳型を作ってから金属を流し込む感じになります。
仕上がりはこんな感じになりました。
う~ん・・・野蛮って5%しかダメージ増えないのか。ベースのダメージがもう少し大きければ意味があったのですけど、今回の場合、攻撃力7.6が7.98になったところで、どっちもハート4個分に惜しくも届かないんだよなぁ・・・
木製部品はPart Builderで簡単に作れるので、試しに鍔を木製にしてみました。耐久度が28程度減りましたけど、エコロジーが付いた分こっちの方が良いような気もするな~
この勢いで他の道具も作ってしまいたくなるところですが・・・もう少し進捗を進めていくと、突き抜けて便利な材料が手に入るため、現段階で作るのはまさかりとロングソードだけに留めておきましょう。
でもですね・・・あくまでも留めておくのは道具(武器)だけの話・・・SevTech: Agesの世界では何と防具も鋳造できちゃうんですよね。
なので次回は防具にもこだわってみたいと思います。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。