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前回からの続きです!
皆さんこんにちは!
結局今回も何ら変わった挨拶が思いつかない伊達あずさです。
夏だからです。夏は私の性能が著しく低下するのです。
そう!全ては夏が悪いんです!
と、意味もなく夏を恨みつつもゲーム再開です。
前回、妖月の塔で重要アイテムを大量ゲットしたお陰で今回中のクリアも夢ではなくなってきました。
むしろ、早く終わりすぎて尺が短くなりすぎたりしちゃったりして!
・・・何て言う夢物語はさておき、さっさと始めますね。
というわけで、雲海様が捕らえられているという卯月の塔にやってまいりました!
確かに翡翠の鍵があれば開けられるって言ってるお爺さんいましたよね・・・
翡翠の鍵を使って雲海様を救出したところ、予想通り「鬼の手箱」を開けてくれるみたいです。
私の予想では「日蓮の珠」が入っている事を期待しているのですが・・・果たして何が出るか!
やったね!!予想的中!!
なんか最近、私の予想が外れまくっていた気がしたので、やっと当たった感がありますけど・・・多分気のせいですね!
お次は柳生の里の南東にあるという鳳凰を祀る洞窟にやってきました。
実際には右京の里から北東に進んでます~
中は雰囲気もBGM(オープニングのBGMが流れている)も普通の洞窟とは異なってました。
敵の類は出現しない感じですね。
奥に進むと、如何にも中央で黒水晶を使いなさいと言わんばかりの空間に出ました。
早速、黒水晶を使用してみると、鳳凰様が話しかけてきて、これまた予想通り、黒水晶を取り返したお礼に「孔雀の胴」をくれましたよ!
何か話がさくさく進みだした上に予想的中祭りですね!
これで残すところは、五輪書の最後の1巻と赤樫の櫂なわけですが・・・
残された謎の場所は竜の海唯1つ。
う~ん・・・必要アイテムは2つなのに・・・
お次は漁師御用達旅籠の南にある、竜の海・・・らしい場所までやってきました。
渦潮の島の時どうようの渦がありますね。
漁師の1人が特殊な潮に乗った結果、見知らぬ島に辿り着いたと言ってましたけど、この渦に飛び込めってことなのかな?
念のため龍の子の珠も持ってきましたけど・・・
とりあえずいつものように龍の子の珠を使って渦の中を調べたりしてみましたが、特に何も見つかりません。
う~ん・・・ここから特殊な潮で見たこともない島に着いたわけですよね。
島・・・島といえば、妖月の塔に捕らえられていた老人の1人が日輪の珠は幻の島へ導く不思議な珠って言ってましたね。
もしかすると、見たこともない島=幻の島=巌流島なの?
とすると・・・龍の子の珠の代わりに日輪の珠を使ってみたら結果が変わったりするとか?同じ珠だし。
というわけで、今度は日輪の珠を使用してみると、突如船が勝手に動き出しましたよ。
これが漁師が言っていた特殊な潮ってことでしょうか。
船が行き着いた先に突如島が出現しました!
日輪の珠でここまで自動移動しないと島が出現しない仕組みのようですね。
原理には非常に疑問が残るところですが、無粋なことは止めて、さっさと島を探索しましょう。
島にあった洞窟の中は鳳凰の洞窟の色違い風の見た目で、BGM的には如何にも敵が出現しそうです。というか、普通にエンカウントします。
ちなみにこの洞窟では経験値を多く持つ「はっかく」との遭遇率が異様に高い気がします。
後でレベル上げのために篭ってみようかな・・・
- ガマの油
- タヌキの葉っぱ
- 金鷲の羽根
洞窟を抜けると新たな島にたどり着きました。きっと船では来れない場所なのでしょうね。
ちなみにBGMも何だか物凄く勇ましい感じのものに切り替わりましたよ。決戦が近そうな雰囲気が漂っています。
しかし、赤樫の櫂も五輪書の最後の1巻も未だ見つかっていないのですが・・・大丈夫でしょうか。
洞窟を出て東に暫く進むと何と村が見えてきました!こんなところにも人が住んでるんですね。
ちなみにここは「たつのの里」というみたいです。
説明書にある地図に載っていないので、漢字がわかりません!辰野?龍野?竜野?どれかな?
たつのの里(宿無し)
- この里の人は妖魔に捕らえられ、ここに連れて来られた
- 島の反対側には餓次郎が住む妖魔城に行くための抜け道が島の何処かにある
セーブ以外、村としての機能は大分制限されてました。
流石は敵の本拠地ですね。
何と私の兄弟が居ました・・・が、何となく雰囲気的に初めて会ったみたいですね私達って。
何か大人の事情があったんでしょうね・・・
で、兄なのか弟なのかわからない伊織と名乗る私の兄弟は私が本当の二代目に相応しいか試すために、五輪書を全て集めてみせろと言ってきました。
う・・・五輪書・・・未だ1つ足りない。
と思ったら、伊織曰く「この里の長老が最後の1巻・静寂の巻を持っている」だそうです。
え?じゃあ、もう5つ揃ったも同然じゃないですか!
早速長老に会いに行きましょう。
里の中央にある家に住んでいた長老に話しかけると、いともあっさり五輪書最後の1巻・静寂の巻をくれると言い出しました!
が・・・長老は目が不自由らしく、家の何処かにあるから自分で探して持って行けとのこと・・・
最後の1巻はあっさり貰えるのかな~と思っていたのに、何か無駄に手間をかけさせますね・・・
まるで某ゾイドの様な全マス踏破をする羽目になりました。
挙句の果てには普通に全て調べても見つからず、タヌキで再捜索した結果がこれです。
何て言うかね・・・普通にただの意地悪ですよねこれ。
ただただ、敵すら出現しないフィールドを全マス調べるとか・・・しかも、タヌキでとかね!
完全に製作者サイドの悪意を感じます・・・
静寂の巻を入手して伊織のところへ持って行くと、私こそムサシの名を次ぐに相応しいと認めてくれました。
・・・うーん、なんで父親じゃなく私の兄弟が認めるんでしょうね。
一応父親って未だ生きてますよね?そもそも、何で父親は餓次郎討伐に立ち上がらないんでしょうか。
志半ばで倒れたとは言え、石舟斎先生すら討伐に立ち上がったというのに。
まあ・・・父・宮本武蔵には悪い噂(弟子を引き連れ小次郎を嬲り殺しにした上、小次郎の弟子達からの復讐を恐れて逃亡したとか)もあるみたいですし、餓次郎とは戦いたくないのかも。
しかし、伊織って実在の武蔵の息子(養子)なんですね。しかも、武蔵には2人の養子が実際に居たらしいです。
ちなみに、伊織は家老にまで上り詰めた有名な方の息子・・・私は・・・
でもって、神の赤樫を探せとのこと。
う~ん、既に見つけて調べまくってしまっているんですけどね。
五輪書が全部揃ってからじゃないと手に入らない系だったのでしょうか。
とりあえず、なんかフラグが立ったみたいですし、もう一度行ってみましょうか。
というわけで、再度松原の里の北にある神の赤樫の所にやってまいりました。
タヌキで調べてみたところ、三本の名刀・村正、雷天、正宗と引き換えに赤樫の櫂を手に入れることが出来ました。
もうどういう仕組なの一体・・・っていうか、タヌキが調べるとそんなに違うものなの!?
ファミコンゲームってラストに近づくと、まるでクリアして欲しく無いかのような理不尽パワーを発揮しだしますよね。
で・・・最終装備はこんな感じになりました。
最強武器がまさかの櫂とかね・・・名刀が泣きますよほんと・・・
全ての重要アイテムが揃ったので、餓次郎を討伐すべく、たつのの里から妖魔城へ向かうための抜け道を探す私。
普段は通れない山の一部にすり抜け可能な部分を発見しました。
余程クリアされたくないのか、ノーヒントも甚だしくなってきましたが、ファミコン慣れした私をこの程度のトラップで止めることはできないのです!!
というわけで!
無事、山をすり抜けて北西に進んだところ、妖魔城らしき立派な城を発見しました。
よ~くみると、ちゃんと和風の城ですね。
というわけで、突入~
さ~餓次郎を倒しちゃいましょう!
壺の中身
3階左:いか納豆、卍の笠、葵の篭手
3階中央:ガマの油
3階右:たんぽぽの綿、鶴の草履
2階:ガマの油
餓次郎が居る4階への正しい階段は、1階右奥にある階段だけです。
残りの階段は壺行きの挙句、ラストダンジョンとは思えないぐらい貧相なラインナップとなっていました。
そういえば、いか納豆とか使ったことないや・・・
今回は特に待ち合わせたわけではなかったのですが、父親同様、遅かったなと言われてしまいました。
折角ですから、餓次郎のセリフをノーカットでご堪能ください。
遅かったな!ムサシッ!
貴様の父から続くこの戦いに今こそ決着をつけようぞっ!
天下無双の剣豪を次ぐのは貴様か俺か!
生き残るのはただ一人っ!
というわけで、妖魔餓次郎と戦闘になりました。
他の敵と比べると、異常に大きいですね。
それに比べて、餓次郎の剣・・・何だか物凄く短いような・・・
あれ?佐々木小次郎って「物干し竿」とまで呼ばれた長い刀が愛刀ではなかったでしたっけ?
遠近法の問題で短く見えてるだけ?
ちょっとだけ強かったような気もしましたが、大したことはありませんでした。
しかも、何か最後の敵とは思えないぐらいあっさりした感じで消えていきました。
え~~~なんかおかしい!!
特にその後何も起こらないので一先ず帰ろうとしたところ・・・
何処からとも無く謎の声が・・・
・・・小次郎の愚か者めっ!
折角儂が命を与えてやったものを・・・
儂の望みはこの世の全てを悪で染めること・・・
それには貴様が邪魔だっ!
ムサシよっ!
今こそ貴様を殺してやるっ!
というわけで、妖魔大帝というぽっと出の黒幕が突如登場しました。
何か、ものすご~~く、雑なストーリーですよね・・・
妖魔達だって言うほど大した悪事とか行ってなかったし、餓次郎がどんな悪事を働いていたのかも全然分からずじまい!
妖魔大帝自身が「自分の望みはこの世の全てを悪で染めることだ」と敢えていって自分を完全悪に仕立て上げないと、妖魔大帝の討伐理由すら無くなってしまうという穴だらけのストーリー!!
というわけで、長い戦いの後、妖魔大帝を倒しました。
今更なんですけど、このゲームの法力って殆ど使う機会がありませんでした。
正直「らんたん(体力回復)」以外の法力って必要ないんですけど。
まあ、百歩譲って「じんたん(毒回復)」と「きんかん(村・里までワープ)」はまだいいでしょう。
でも、それ以外の「らいか」「はいね」「えんや」「らんま」「しゅんか」「ひょうが」ってどう利用すれば・・・
攻撃系の法力はさっぱり威力がないし、Debuff系はボスに効かないし・・・
何かひたすらに通常攻撃でゴリ押ししつつ、体力が減ったら「らんたん」を使うだけのゲームだったような・・・
何か、ロールプレイングゲームとしての戦略性が「ドラゴンクエスト」レベル(4年も昔)なんですけど・・・
とても「ドラゴンクエストⅣ」とか「ファイナルファンタジーⅢ」と同時期のゲームとは思えない・・・
まるで、桃太郎伝説を意識したかのようなギャグ路線で始まったかと思ったのに、ギャグを放棄し、シリアス路線で進んでいった割に雑なストーリー。でも、システムはただただ意地悪!
そもそも、ムサシって女の子にモテたいからと言う理由だけで餓次郎の討伐に出たんじゃなかったんでしたっけ・・・
そのままギャグ路線で進めていれば別にストーリーが雑でも気にならなかったのに。
妖魔大帝を倒すと、強制的にたつのの里に飛ばされました。
里の人々は口々に感謝を述べていますが、既にテンションだだ下がりの私にはどうだって良くなっちゃいました。
ちなみに、里の入り口はしっかり塞がれています(フィールド以外では「きんかん」も使えません)。
どういうわけか、伊織の家にお通までやってきてました。
今更なんですけど、お通って父・宮本武蔵の奥さん(小説上の架空の人物)ではなかったでしたっけ・・・
で、どういうわけなのか伊織に話しかけるとエンディングへ向かうようです。
以下、伊織とのやりとりです。
よくぞ平和を取り戻してくれました。
これからの大和の国を治めるには君の力が必要です。
どうです!ここに留まり、弱き者を導いてはくれませんか?
しかし、ムサシは言いました
私は旅に出て更に技を磨くつもりです。
さすれば、いつの日か父上を超えることが出来ましょう・・・
こうしてムサシは大和の国々を救い再び平和を取り戻しました。
・・・その後ムサシは様々な冒険を繰り返し、最後には一国の主となります。
でもそれは、別の物語・・・別の場所で語るとしましょう・・・
それまでは大和の国々も平和でありますように・・・
というわけで、エンディングです!
その目的や正体について謎めいたままだった餓次郎の扱いが酷く雑な上、何の因縁もなければ討伐理由すら思いつかないような妖魔大帝が急に出てきたことで、すっかり気持ちが白けてしまいましたね・・・
もしかすると、私の心まで妖魔大帝の手で悪に染められてしまったの!?
そうとしか思えないです!!
餓次郎の目的などについて全然触れずに最後まで進んだわけですから、もう少し最後ぐらい餓次郎にスポットライトを当てても良かったんじゃないでしょうか。
だってそもそもこれ、ムサシの冒険ですよね?だったらライバルの小次郎(餓次郎)にもっとちゃんとしたバックグラウンドがあってしかるべきでしょう!
せめて餓次郎が妖魔を使って世界を乱した深い理由ぐらい作って欲しかった・・・
ムサシ(or 武蔵)と再戦したいがためだけに、妖魔大帝の手下に成り下がったというのにあまりにあっさり引き下がり過ぎ!!
最後まで結局出番すらなかったし、その最後すらあれだけとか餓次郎の扱いが酷すぎです!
何だか、最後の最後にとてつもない悪印象を残していった「ムサシの冒険」でしたが、これにて終了!!
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
これって伝説の神ゲー、摩訶摩訶と同じ会社らしいですよね。
自分も昔クリアしたんですけど、その時は知りませんでした。
こいひめのアルバムは、所持金をMAXにした状態で見ると中身が変わりますよ。
その辺りも桃太郎伝説をオマージュしてますよね。
確かにシグマ商事さんはこの時代から既に、(ある意味)伝説となる摩訶摩訶を世に放ちそうなポテンシャルを持ってましたね・・・