舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは!
時代の変化に苦しんでいる伊達あずさです。
このゲームってやっぱり当時の社会を反映した作りになっているのですよね?
四半世紀近く時が経てば、社会も変わるものでしょうね・・・

第2章 「大逆転 狂騒曲」

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
というわけで、この章もありがたいお言葉から始まりました。
しかし、結構疑問ですねこの言葉。
これってビジネスパーソン向けのお話のはずじゃないですか。
それなのに「ビジネスで知り合ったとしても、出会いは大切にすべきだ」って当たり前過ぎません?
ビジネスパーソン目線だったら、ビジネスで出会った知り合いの方こそ大事にしそうですよね。
「プライベートでの出会いも大切にすべきだ」だったら、何となくわかるのですが・・・
まあ、ゲームを進めればわかるってことなのでしょうか。

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵2
第2章は常務の部屋から始まりました。
どうやら本日いよいよ土地買収の交渉に入るみたいです。
今まで大川社長に行ってきた接待の効果は発揮されるのでしょうか。

この辺でやっとグリーン計画に関する情報が入ってきます。
グリーン計画の総予算は1000億、その中で土地の買収に使用できるお金は420億。
買収する土地は60万坪ほどになるそうなので、坪単価は7万円までとなるようです。

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵3
さてさて、いよいよ大川社長と直接交渉です。
大川社長曰く、あの土地を購入したのは2年前、坪単価は7万円だったそうです。
しかし、こちらで予め用意した土地の資料によると、大川興産は過去に2回程土地の売却に失敗しており、坪単価も6万で購入したとあります。
何て言うか、少し調べればわかるようなことでまで、平気で嘘をついてくるんですねこの社長。

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普通の人間ならバツが悪くなりそうな指摘を受けても、相手への非難で返すメンタルの強さ。
あれ?何かこんなシーンをニュースでも見たような・・・

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こちらも、アンカリング効果を使って、坪単価6万8千と提示してからの6万9千で交渉を有利に進めようと試みてみます。
が、坪7万2千以下では絶対に売らないと強気の大川社長。
商売人と言えば聞こえは良いのかもしれませんが、このゲームが発売された1992年って既にバブルが弾けて地価が暴落しているような・・・
しかも、購入が2年前ということは、1990年・・・つまりバブル末期なわけですから、買値の坪単価6万より高く購入して貰えるなんて、とんでもないラッキーのような気がするんですけど。違うのかな?
まあ、このゲーム自体の時代設定がわかりませんしねぇ・・・もしかして、今がバブル末期なんだとしたら、引き伸ばせば安く買い叩けるんじゃ?

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とりあえずここは一旦引くことにし、自社に帰ると、デスクの上にはメモが・・・
同期?の竹内さんから呼び出しのようです。

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どうやらお寿司を奢れば良い情報をくれるみたいです。
まあ、お寿司を奢るぐらいの接待なら安いものですね!

で、竹内さんの情報によると、この寿司屋の息子が安田商事の大川興産担当らしいです。
つまるところ、買収予定の土地のライバルってことでしょうか。
親を利用して情報を探ってみろとのこと。

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この御店の息子が働く安田商事のお得意様と偽って情報を聞き出すことに・・・
何だか、だんだんこちらのやり方までえげつなくなってきましたね。
さり気なく息子の事を聞き出したところ、息子は以前、大川社長と横文字の名前の商事会社の人を連れてこの店にやってきたとのこと。
横文字の名前の商事会社については竹内さんも自分も思うところがないみたいです。
って、何かぽんぽんと新しい会社が参戦してきますね。
しかし、横文字って・・・ココナッツ商事だってある意味横文字なんじゃ?
まあもし、その横文字の商事が自社だった場合、担当の自分が知らない所でライバル企業を含めて大川社長と話をしていたとか、ちょっとした裏切りですね。
でも、社長派はこの計画を阻止しようと動いているわけですし、それくらいの妨害工作があってもおかしくはないと思いますが・・・

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お寿司を食べて自社に戻ると、また井上が道上さんにセクハラ行為を行っていたようです。
とりあえず、道上さんに仕事をお願いすることで逃してあげました。
どうしようもない奴ですねぇ・・・
呼び出したついでに、私の留守中に舛添さんから電話があったと知らされました。
結構まともにストーリーに関与してくるんですね。

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電話ついでに、舛添さんに何やら相談を始める私。
舛添さん曰く、大川興産との土地買収に関して、間に入ってきた安田商事の後ろには大物政治家が絡んでいるらしいです。
安田商事に関する情報を集めて欲しいとお願いしたら、あっさり了承してくれました。
それどころか、大川興産の収支状況に関する資料まで自発的に送ってくださったみたいです。
って・・・舛添さんってそういうお仕事をなさってたの?
私には、TVタックルで田嶋さんと喧嘩しているイメージしかありませんでした・・・

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でもって、秘書の近藤さんに自分宛の書類が届いてないか尋ねると、うっかりしてたそうです。
な~んかこの秘書、いまいち使えませんね・・・
ちなみに届いた書類の差出人は偽名になっていました。
舛添さんの配慮だろうということですけど・・・何かもうサスペンス臭しかしませんね。

で、届いた大川興産の収支状況に関する資料を見ると・・・
株:仕手に失敗
負債:新装ビルによる負債。返済困難
融資:丸ノ内銀行に融資を依頼するも、難航中
と、全滅みたいですね・・・
ちなみに「仕手」とは短期間で大きく利益を上げるため、人為的に株価を操作することらしいです。
安い銘柄の株を一気に買い占めて、株価を急騰させ、高くなった所で株を空売りし、株価が戻った時点で空売りした株を買い戻すことで利益を得るみたいです。
何にせよ、あの社長は性格だけではなく、経営センスも駄目だったみたいですね。

で、重要なのは融資のところですよね。
丸ノ内銀行って、以前クラブ銀子で知り合った頭取の銀行ですよね。
あの後ちゃんとクリーニング代持っていったのかな私。

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頂いた丸ノ内銀行頭取の名刺を使用すると、コネで大川興産の融資の確約を餌に土地をこちらの提示額で売却させられるかもしれないとか言い出しました。
う~ん・・・そこまで協力してもらえるほど頭取と仲良くなってないと思うんですけど・・・
まして、収支状況からみても銀行だって融資には結構リスクがあると判断してるでしょうに。

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無茶とは思いつつ、とりあえず丸ノ内銀行の頭取に電話をかけてみたところ、あっさり私のために時間を作ってくれました。
何て良い人・・・

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約束の場所、スポーツクラブ「ジグザズ」に行くと、中隈頭取と無事会うことができました。
中隈頭取に半ば強引に誘われ、一緒にランニングマシーンで汗を流すことになりました。
しかし、中隈頭取としてはここではノービジネスでいきたい様子。
ですが、後で必ず話は聞いてくれるとのこと。
何だか一気に仲良しになってしまいましたね・・・そういうもの?

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挙句の果てには、頭取の孫娘が家を飛び出して行ってしまったなんて、身の上話までしてくれましたよ。
この頭取が人懐っこいのか、私に人たらしの才能でもあるのか・・・

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一汗流した私達は中隈頭取のお誘いでクラブ銀子に行くことになりました。
スポーツクラブからの夜のクラブとか、大人ですねぇ・・・

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とりあえず、会社に直帰の連絡だけした私は中隈頭取に連れられ、クラブ銀子にやってきました。
さすが常連なのか、最敬礼で通され、あっという間にテーブルがセッティングされました。
中隈頭取はスーパープレミアムのバーボンをご愛飲の様子・・・そもそも私バーボン自体を飲んだことありません。

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話は家出中の孫娘さんの話に。
中隈頭取が取り出した孫娘の写真を見ると・・・「右目の下にホクロ。ん?この娘は・・・」なんて言ってます。
まさかとは思いますけど、歓迎会に向かう途中で道を聞いたロイヤル薬局の店員さんとかいうオチじゃないでしょうね・・・

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孫娘さんは麻里と言うらしいです。
会わせてくれるならどんな要求にでも応えるとかとんでもないことを言い出しました。
何かもうここまでくると、仕事の能力とか以前に、ただただ主人公の運が良いだけのような気が・・・
とりあえず、大川興産の融資に対する許可をお願いし、こちらも薬局の店員さんに直接連絡をするよう伝えるということで折り合いました。
しかし、大川社長に約束を取り付ける前に融資承諾のお願いなんてして大丈夫なのでしょうか。
あの社長のことですから、私の力で融資が通ったんですよ?っていったところで、そんなこと頼んでないわ!
って言い出しそうなんですけど~

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翌日出社すると、舛添さんから電話が入りました。
前回お願いした件で話したいことがあるみたいです。
とりあえず新宿で落ち合う約束をして電話を切りました。

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今日の予定について秘書の近藤さんに尋ねると、菅原社長から一席設けたいとのお誘いが・・・
菅原社長って敵派閥の旗頭ですよね?
う~ん・・・陰謀の臭いがします!

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵22
新宿ついでにロイヤル薬局に寄った私は、興信所の結婚調査の振りをして、麻里さんの同僚から情報を聞き出すことに。
何だか私、ぺらぺらと嘘が出てきますね・・・我ながらろくな人間じゃないなぁ・・・
ともあれ、お昼休み中の麻里さんはアルタ横の喫茶コマンドに居るらしいです。
あれ?舛添さんも今そこでインタビューのお仕事をしていたような?偶然?

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到着早々、あまりの都合良いストーリーに対して釈明してました。
まあ、ドラマっていうかゲームですからね。

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とりあえずコマンドで麻里さんを無事に見つけ出した私は、思い切って声をかけてみることに。
向こうも私のことを覚えていたみたいです。

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いつの間にか、中隈頭取から頂いていた麻里さんの写真を片手に問い詰めてみると、中隈頭取に政略結婚をさせられそうになり、それが嫌で家を飛び出したらしいです。
本当にドラマみたいな話ですね。江戸時代か何かですか。

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勧めたり、ひっかけたり、引いたり、誘ったりと色々?コマンドを駆使した結果、何とか中隈頭取への連絡の約束を取り付けることに成功しました。

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麻里さんが去ると、物凄いタイミングの良さで桝添さんがやってきました。
インタビューの調子について聞くと、企業秘密と冗談を言われてしまいました。
その後も舛添さんはマイペース主義だとか、移動中だったからここでインタビューの仕事を受けたとか、そんな他愛もない話が展開されました。
都知事時代も「動く知事室」で移動中も仕事を続けていた舛添さんですが、この頃からそうだったのですね~

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で、舛添さんにお願いしていた安田商事の件ですが・・・
何と安田商事は例の土地を坪単価7万2千で購入予定のようです。
しかも、土地利用の内容が「環境保護事業グリーンリゾート計画」って・・・何か名前まで丸かぶりなんですけど・・・

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舛添さん曰く、企業は皆同様、早いか遅いかだけだとのことです。
まあ、確かにそうかもしれませんけど・・・

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話のついでに、丸ノ内頭取とのコンタクトに成功した件についてお話した所、手際の良さを褒められました。
ですが、舛添さん曰く、買収予定地を地盤とする政治家が利権屋と悪名高い山波兵衛で、彼が安田商事のバックにいるためそう簡単に話は進まないだろうとのこと。
・・・しかし、まるでカイジにでも出てきそうな顔ですね。山波兵衛さんって・・・

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵31
翌日、出社すると大川社長から融資の件に関するお礼の電話がかかってきました。
私の予想に反して、ちゃんと恩に報いるため、私達と取引してくれるそうです。
え~あの社長の性格的になんか違和感・・・
とりあえず明日来て欲しいとのことです。
まあ、上手くいくならそれはそれでいいんですけど・・・何かひっかかりますね。

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵32
とりあえず、大川興産との契約が決まったことを常務に報告に行きました。
常務も契約が上手くいったことに驚いていました。

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契約書の承認印を押す手まで震えてますけど・・・ん?
なんでわざわざこんな所に細かい描写が入るんでしょう。
もしかして、常務ってこの取引が上手く行ったことに別の驚きがあるんじゃ・・・
日本人のストーリーって本当に無駄がないからこういう所の描写でなんか色々気づいちゃうんですよね。
この常務、何か裏切り者の臭いがする!

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最後の方で、料亭ゆうづきの女将が常務の叔母という事実が判明しましたが、判明ってほどでもないですかね。
何はともあれ、大川興産の土地買収が無事落着しました!

舛添要一 朝までファミコンのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵35
前章同様、ゲーム中とは全く雰囲気が異なる舛添さんが登場。
ビジネスマンとしての実力を試すためのクイズ20問が発動しました。

当時の時事問題だったのか、何故か科学的な問題も幾つか混じってました。
真面目に解くとすると70%ぐらいしかわからないかも(自信がない問題はインターネットの力を借りました)。
ビジネスマンとしての私のレベルの低さが露呈してしまったのでした・・・

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