大悪党ジェーダン:Baldur’s Gate 2#183

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
一応、アジャンティスさんの遺体と思わしきものにレイズデッドをかけてみていた伊達あずさです。

カリードさんの時もそうなんですけど、レイズデッドできる死体とできない死体の差って何なのでしょうね。時が経ちすぎると駄目とかはありそうですけど、アジャンティスさんは死にたてほやほやだったのですけどね。何故、駄目なんだ!

大悪党ジェーダン:Baldur's Gate 2#183_挿絵1
アジャンティスさんにしてあげられそうなことは全て試した後、ガレンさんに案内されたウィンドスピアの小屋へ。

大悪党ジェーダン:Baldur's Gate 2#183_挿絵2
小屋の中にはガレンさんの他にも誰かいますね。

ガレン・ウィンドスピア「おお、来たか。待っていたぞ。今のまま戻れば殺されに行くようなものだからな。そうなる前に今の状況を、可能な限り調べた方がいい。お主らは酷い騙され方をしたのだ」

あずさ「あんたの親切に感謝するわ。あの時、通りかかったのは偶然だったの?」

ガレン・ウィンドスピア「欺瞞や策略の餌食となったのは、何もお主だけではない。この私とて、似たような経験をした・・・今回ほどの流血はなかったがね。私はかつてはこの地の地主として、アムンの中心地に多くの領地を所有していた。しかし、私はそれらを奪われてしまった。一晩にして奪われたも同然で、その苦悩は今も悪夢の中に蘇る。今では森の静寂に癒されて、平穏を取り戻したが、ジェーダン・ファークラーグ卿という名は永遠に呪い続けることだろう」

微妙に答えになってない気もしますが・・・

あずさ「ファークラーグ!では、私を陥れようと画策したのは奴なのね!私を雇ったのは、奴なのよ!」

ガレン・ウィンドスピア「実に彼らしいやり方だ・・・手の込んだ陰謀で陥れるとはな。だが、なぜ彼がお主を相手に選んだのかは理解に苦しむ。私の場合は、理由は明白だったが。私の領地が欲しくて、奴は私を陥れた。奴はそういう人間なのだ。難航した行方不明の人々・・・誰も手に負えなかった強盗騒ぎ・・・奴がそれらを解決してのけたのは、もともと己で引き起こしたからに違いない」

ヨシモ「ははぁ、ナルホド。以前、そいつの名前をいかがわしい世界で聞いた事があるネ。このジェルダンは特に扱いにくい奴らしいヨ」

ジェルダンっていうのはジェーダンさんのこと?(仲間のセリフはまとめて別の人が訳してるのかな・・・)

ガレン・ウィンドスピア「結局、私の領地は一晩にして破壊されてしまった。人々は私への信頼を捨て、私の影響力は完全に消滅した。今度は、お主が彼の標的にされたようだな」

あずさ「そう、奴はあなたの領地を崩壊させたの・・・でも、なんで私が狙われるの?」

ガレン・ウィンドスピア「それは分からないな。お主は知らぬ間に、奴を侮辱してしまったのかもしれない。彼は思い込んだら一直線といった性質だからな。ただ、今は、彼のことは置いておき、別の問題の方が重要なのだ。早急に対策を講じないと、レディエント・ハート騎士団がお主の命を狙って来るだろう」

そのレディエント・ハート騎士団に所属するケルドーンさんも一緒なのに、ヘルムの信者達は私達の話を一切聞かずに攻撃してくるのでしょうか。私達自身もそこそこヘルム寺院には貸しがあるはずなのですけどね。

ケルドーン「そなたが少しでも助けてくれるなら、我々は心から感謝するだろう、ガレン・ウィンドスピアよ」

ガレン・ウィンドスピア「騎士団に、何名か私の友人がいる。早急に彼らと連絡を取ってみよう。お主に情けをかけてくれるよう、説得してみよう。やってみるしかない」

ケルドーンさんなら何名か友人がいるどころの騒ぎじゃないでしょうに・・・何故、ケルドーンさんじゃだめなの!?ケルドーンさん、友達いないの!?

あずさ「感謝するわ。あなたの親切は忘れない」

と、いいますか・・・ジェーダンは間違いなく私達を巻き込んでしまったことを後悔することになるでしょうから、間接的にガレンさんにも何かしらの形でお礼ができそうな気がします。

ガレン・ウィンドスピア「気にする必要はない。私は今の暮らしの中で平穏を取り戻したが、ジェーダン卿の敵は私の友なのだ。いい知らせを持って戻るまで、私の家でくつろいでいてくれ」

そういって、ガレンさんは家を出て行きました。

タール「父は、この事態に君が本当に心を痛めていると信じているんだ。信じる事が、父にとっては重要なんだ。どうか、父をがっかりさせないで欲しい」

あっ、息子さんだったのですね。
で、それはどういう意味でしょうね。私達が本当に犯人なのかもしれないと思っているのでしょうか。それとも、ガレンさんの言いつけを破って、どこかへ行ってしまう事を心配しているのでしょうか。
前者については、ガレンさん自身が目撃者なわけですから有り得ませんし、後者は・・・どうでしょう。少なくともガレンさんにご迷惑が掛かるような真似はしないつもりですけど・・・

あずさ「そんな事、するはずもないわ。彼は崇高なお方よ」

ジェーダン卿への復讐心が原動力なのだとすれば、それを崇高と呼べるのかどうか私には分かりませんけど、少なくとも邪悪ではないと思います。そりゃもちろん、オルステッド化した場合は間違いなく邪悪ですけど、復讐心が自分に害を与えてきた相手だけに向けられているのであれば、何の問題もありません。「復讐は何も生み出さない」みたいな綺麗ごとを言うつもりはありませんので。

タール「崇高すぎるのかもしれないね。ジェーダン卿の策略に負けて、今はその恥に耐えてるよ。どうか、あのファークラーグに、父が受けたのと同じ屈辱を与えてやってほしい。ジェーダン・ファークラーグ卿は痛い目にあって当然だ。出来るだけの事をやってほしい。父のためでなくとも、君自身のために」

ガレンさんと同じ屈辱を与えるという願いは叶えられないかもしれませんけど、少なくとも痛い目にはあうんじゃないのかな?

大悪党ジェーダン:Baldur's Gate 2#183_挿絵3
そのまま今日はガレンさんのお家に泊めて頂きました。

大悪党ジェーダン:Baldur's Gate 2#183_挿絵4
翌日・・・誰か来ましたね。

ジャム「うわぁ!逃げろ!隠れろ!危険が迫っているぞ!」

タール「落ち着けよ、ジャム、お客さんが驚くだろ。どうしたんだ?」

ジャム「山賊だ!見たんだよ!こっちに来るぞ!連中は姿を隠していたけど、見たんだ!もうすぐやって来る!身を隠して逃げるんだ!」

あずさ「何を企んでいるのかしら。ちょっと見てくるわ」

ジャム「それはよかった!連中には近付きたくないし、かと言ってここを守る人は誰もいないんだ。僕は山の中に隠れるつもりさ!」

タール「僕がここを護る事もできるけど、そういった仕事はこちらのお客さんの方が得意かもな。彼女は何かの仕返しをしようとでもしているのかな?きっと大丈夫だよ」

大悪党ジェーダン:Baldur's Gate 2#183_挿絵5
彼女って誰のこと??微妙にタールさんの言っている意味がよく分からないなと思っていたら、突然、目の前でタールさんの姿が消えました。ログを確認すると野盗がタールさんにディメンジョンドアをかけたみたい。

プラス・レッドエッジ「ガレンの子を捕らえたぞ!!いよいよ奴のうるさい仲間が死ぬ時が来たというものだ!」

あずさ「どういう山賊なの?オークまで従えているなんて!」

プラス・レッドエッジ「我らはファークラーグ卿に仕える者の集まりで、種族なんかは関係ない。その事で敵が乱れるようなら、なお幸いだな!それでもお前に対する破壊活動は続行される。ファークラーグの要請でな!お前の名の下にガレン・ウィンドスピアが打ちのめされる事で、お前の破滅は更に続くのだ。奴の子供がお前の目の前でさらわれて、誰が責任を問われることになるのやら!ファークラーグ卿はお前の社会的な没落を見るたびに笑っているのだ!単にぶっ殺すより、相当面白いからな!」

あずさ「私が奴を怒らせるような事をしたというの?それほど大きな罪なの?」

プラス・レッドエッジ「問題なのは、お前の仲間が彼に不当な仕打ちを働いたという事だけだ。どれだけ大きいかは関係ない!お前は破滅し、名声を失った!お前への復讐は、すでに死の安穏に抱かれた者への復讐なのだ!」

中二病が重篤過ぎて、何を言っているのかちっともわかりませんけど、もしかして、ジェーダンに不当な仕打ちを働いた私の仲間ってアジャンティスさんのことじゃないよね?だとしたら仲間じゃないよ!?
ただまあ、ジェーダンが怒るようなことをしたというのであれば、きっと正しい行いをしたのでしょう。アジャンティスさんのことは良く知らないけど!

大悪党ジェーダン:Baldur's Gate 2#183_挿絵6
私達がちょうど野盗を倒し終えたタイミングでガレンさんが帰ってきました。

ガレン・ウィンドスピア「息子が消えた!お主に留守を頼んで行ったのに!いや・・・いや、お主のせいではない・・・誰の仕業かは重々承知している。地獄に落ちろ、ジェーダン・ファークラーグめ、私に何の怨みがあるというのだ!?こんなことはもう終わりにせねば!奴の影に怯えて生きていく事なんて出来ない!」

ガレンさんがすぐに冷静さを取り戻してくれてよかった。そうです。敵はジェーダンですよ!

あずさ「私も終わらせたいわ。どんな危険を冒してでも、あなたの子供を助け出してみせるわ」

ガレン・ウィンドスピア「ありがとう、だが、奴がどこにいるか見当もつかない。手下のごろつきどものおかげで、奴を探す事ができないのだ。何とも言えないが・・・もしかしたら北東部の廃墟辺りかもしれないな?何とも言えないが・・・」

あずさ「あなたの分も、恨みを晴らしてやるわ!奴がどこに隠れていようと!」

ガレン・ウィンドスピア「子供が戻りさえすればいい。道中、レディエント・ハートの介入を受ける事はないからな。連中は殺された者どもに対する正義を果たして欲しいと要求していて、お主がそれを果たすのだ」

ミンスク「あずさ、子供を連れ去り、騎士を怪物に変えるようなアクマは、見つけ出してケツを蹴ってやらなきゃな!すべての悪事を償ってもらうんだ!」

エアリー「ガレンの子を見つけないと!彼は・・・パラディンに対して私達の汚名をそそいでくれたんだから。これが私達にできるせめてものことだよ!見つけに行こう!」

仲間達の士気がかつてないほどに高まっています。
全体的に悪人度の高いBaldur’s Gateの世界においてもジェーダンはかなりの悪党ですからね。皆がやる気になるのも頷けます。
ただ・・・そんな皆さんのやる気に水を差すようで大変申し訳ないのですけど、それは次回ですね。

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