リーナルとメイヴァールの差:Baldur’s Gate 2#168

投稿日:

前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
エドウィンさんは前作よりも面白おかしい人になったと思うけど、だからと言って好きにはなれない伊達あずさです。
前作では殺し合いになっちゃいましたからね・・・今作はどうなるのでしょうか。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵1
そんなエドウィンさんから再び仕事を貰います。

エドウィン「お前は私の僅かな期待を遥かに凌ぐ活躍をした。そして今ではメイヴァールの信頼をも手に入れている。お前の実力をもう一度私に証明したのだ。(やっとではあるが!)今のところ、私はお前の忠誠を信じている。偽りの口実などやめるのにはいい時期だろう。見せかけの純真さと荒々しさを装うのは賢い判断だ。だが、レッド・ウィザードはうわべ以上のものまで見ているのだ。あずさ、お前は何かを隠しているな。お前がなぜここへ来て、メイヴァールの前に這いつくばっているか、見当はついている。報酬やらギルドの任務とは関係ないようだな」

へーまさかそんな事を言われるとは思ってもみませんでした。意外にちゃんと見ていたのですね。流石はメイジです。

あずさ「メイヴァールを探る為に来た事を認めよう。私に何を望んでいるの?」

エドウィン「偶然だが私は、ある決定的な証拠の在り処を知っている。リーナル・ブラッドスキャルプに対するメイヴァールの裏切り行為を証明する物だ。これこそお前の狙いじゃないか?(そう思うのだが・・・)メイヴァールはナイト・ナイフのご機嫌を伺っている。戦略上重要な自分の位置を保ち、リーナルを裏切る為だ。見事な計画だが、私には全てお見通しだ。ナイト・ナイフは様々な盗賊が集まった人殺しのギルドだ。ウェスト・ゲートのごみごみした汚い場所を拠点にし、組織の拡大を望んでいる。メイヴァールは、シャドウ・シーフがその計画を知ったらどんな処罰を下すのかよく分かっている。それは彼の野望にとっても、そして命にとっても致命的な証拠だろう。お前はメイヴァールの部屋へ行き、その証拠を探してくれ。都合良く、ここに彼の金庫の鍵がある。私はこの件で勝ち組につくつもりだ。メイヴァールの部屋に侵入する為に、私の比類なき技を使いたいか?お前もよく知っている通り、私の魔法は絶品だ」

エドウィンさんが仲間になりたさそうにこちらを見ています。
名前の横に顔グラフィックがあったので、仲間になる系の人なのだろうとは思っていましたが・・・でも、どう考えたってミンスクさんとはうまくやれないと思いますけどね・・・

あずさ「そうね。彼の部屋に入るのに手を貸して頂戴」

まあ、この件が片付くまでの間だけなら・・・

エドウィン「賢い決断だな。早速、メイヴァールの部屋へ行こう。この下の階だ。金庫に入る鍵は私が持っている」

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵2
というわけで、エドウィンさんが仲間になっちゃいました。
エドウィンさんって意外にもコンスティテューションが高い・・・このコンスティテューションの高さが前作での死から彼を救ったのでしょうか。
いずれにせよ、インテリジェンスとコンスティテューションに特化したエドウィンさんの能力値はメイジとして非常に優秀と言わざるを得ません。慢心するだけのことはありますね。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵3
エドウィンさんが言っていたメイヴァールの金庫というのはこれのことみたいです。
この机の中に暗殺者集団ナイト・ナイフに、リナール・ブラッドスキャルプの暗殺を依頼するメイバールからの手紙とブーツ・オブ・ステルスが入っていました。

エドウィン「証拠を見つけたようだな。これでお前だけがリーナル・ブラッドスキャルプと個別に話す機会を得たのだ。これで事態はうまく進展するだろう」

では、リーナルさんのところに戻りましょうか。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵4
エドウィンさんもメイヴァールを裏切ってこちらについてくれたわけですから、リーナルさんに紹介しておいた方がよいでしょうね。

リーナル・ブラッドスキャルプ「おお、あずさではないか!君のことが気になっていたよ。そう、つい先ほど、遠征がうまくいき、良い戦利品が数多く入手できた。マスクよ、少しくらい私が笑っても許してくれ。で、私の顔から笑顔を奪ったりはしないだろうね?情報を持ってきたのか?メイヴァールの悪事の証拠を掴めたか?教えてくれ、あずさ」

あずさ「ええ、証拠の書類をつかんだわ。それによるとメイヴァールはナイト・ナイフと交渉していたようよ」

リーナル・ブラッドスキャルプ「そうだったのか?フム・・・それは予想外だったな。だが、メイヴァールを完璧につぶすには充分な証拠だ。有り難う、あずさ。我々の契約も、最後の実行を残すのみだ。私の力を使ってメイヴァールを排除したまえ。そうすればこの仕事もようやく終わる」

あれ、メイヴァールの排除まで私がやらないとならないの?それくらいは自分の部下にやらせればいいのに・・・まあいいけど。

あずさ「分かったわ。そのくずを退治して、戻って来ましょう」

リーナル・ブラッドスキャルプ「良い返事だ!」

あれ、結局、エドウィンさんは何も言わないのですね。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵5
メイヴァールをしれっと暗殺するだけなのかと思いきや、既にこちらの動きに感づいていたようで、ギルドの中に入るや否や、メイヴァールの手下と思われるシャドウ・シーフ達に取り囲まれてしまいました。
でも、所詮は連敗続きのシャドウ・シーフです。この程度の相手、何人来ようが敵ではありません。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵6
襲い掛かる敵をなぎ倒しつつメイヴァールのところへ。

メイヴァール「俺を殺しに来たのか?そうか、俺に忠実な者が警告していた通りだ。容赦はしないぞ!やれるものならやってみろ!」

奥に1人だけ呪文の使い手がいますが、何てことはありません。
めぼしいものはメイヴァールが持っていたシャドー・アーマーぐらいなものでしょうか。でもこれって、今ヨシモさんが装備しているナイトギフト+5の完全下位互換なのですよ。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵7
そういえば、初めてここに来た時からずっと気になっていたのですけど、この捕まっている人は一体どうしてこんなところに?

カムズ「ありがてぇ、ありがてぇ・・・!メイヴァールのどちくしょうが・・・ついに・・・!!ここで誰かがおっ死んで、嬉しく思うのは初めてでやす・・・お願ぇでやす、あっしを見逃しちゃ、くれやせんか?もう、かれこれ10年もここに・・・」

あずさ「10年も?あなたは一体何をしたのよ?」

カムズ「あっしは、大ぇしたこたぁしておりやせん・・・メイヴァールのどちくしょうの、言いがかりでさぁ・・・あっしが奴さんをこばかにしたとかで、とっ捕まっちまったんでさぁ・・・!!この10年の間、来る日も来る日も責め苦が続きやした・・・やっこさん、ほざいておりやした・・・もってこいの見せしめだな・・・これで、舐めた口を利く奴もおるまい・・・そればっかりでさぁ。そのメイヴァールも、今やこの世にゃおりやせん。いいざまでさぁ・・・!!」

メイヴァールがやりそうなことですね。しかし、あんなケチな小悪党が良くこれだけの仲間を従えさせられましたね。メイヴァールはシャドウ・シーフのトップというわけではないのですから、恐怖で支配するにしたって限界があったでしょうに。実に不思議です。

あずさ「もちろんよ。あなたを自由にしてあげよう」

カムズ「かたじけねぇでやす。どれだけこの日を待ったことか・・・!この御恩は一生、忘れやせん・・・あっしは一足先に失礼いたしやす、一刻も早くこの豚箱におさらばしちまいてぇ・・・!!」

そう言い残して、カムズさんはギルドを去りました。

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵8
ではリーナルさんに報告。

リーナル・ブラッドスキャルプ「君の活躍についてはもう聞いている。そういう話は伝わるのが早いのだ。よくやった!報酬をはずもう。充分な報酬だろう。君はもっと蓄えているだろうが、10500ゴールドはひと財産ではないかな。それから私の個人武器庫から剣を1本だ。大切に使ってくれよ。君がよくやってくれるので私は嬉しいよ。私の祝福と共に行きたまえ」

リーナルとメイヴァールの差:Baldur's Gate 2#168_挿絵9
報酬としてショートソード・オブ・バックスタビングという+3相当のショートソードを頂きました。
まあ、頂いた剣は微妙だけど、報酬のゴールドは過去最高額なのでは?随分と気前が良いですね。本来、荒くれ者共はこういう金離れのよい人のところに集まるものです。そう言った意味で、メイヴァールとリーナルさんでは格が違い過ぎましたね。

さ~これで憂鬱なシャドウ・シーフのお仕事も終わりです。
次は何をしようかな~次回に続きます。

この記事をもっと読む
Prev | Next

プレイ日記一覧へ

Studio POPPOをフォローしませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.