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皆さんこんにちは。
そろそろシャドウ・シーフのお手伝いにも飽きてきた伊達あずさです。
飽きてきた・・・とは申しましたが、気分的に組織の下で良いように使われるという状態があんまり好きじゃないのですよ。
それでなくともシャドウ・シーフの仕事はイービルよりなので、私の信条に反するような仕事も多そうですし・・・1つ拒否すると根本からすべてがダメなっちゃいそうな抑圧された現状がとても息苦しいのです!
私と最も気の合う仲間であるヨシモさんのためと思って始めたこのクエストだけど・・・早く終わらないかな。
では、メイヴァールさんからの信頼を勝ち取るために必要とされる最後の仕事の内容をご本人の口から聞いてみましょうか。
メイヴァール「エドウィンから聞いた話じゃ、お前は人並みの働きができるらしいじゃないか。こそ泥稼業もそこそここなし、いざとなったら腕も立つ。俺の部下にはうってつけだな。お前さんに、一味違う仕事を頼みたい。こいつをこなせば、ギルドでの身分も悪いようにはしない。ただし、決して簡単な仕事ではないぞ。よく聞け、ここには・・・シーッ!聞かれるぞ!・・・裏切り者が一人、判明したのだ。我々の信頼を裏切った蛆虫がな。秘密裏に葬り去ってもらいたい。エンバールという名の小悪党だ。問答無用で始末して来い。ギルドハウスの西の、シー・バウンティ亭という酒場にいるはずだ。殺した証拠に、奴のダガーを持ち帰って来い」
あずさ「彼は何をやったの?こういう事では間違いを起こしたくないのでね」
メイヴァール「奴の罪は重く、悪質だが、お前には関係ない!何があったかお前に教えれば、お前も同じ罰を受けるんだ!分かったか!?」
案の定、腑に落ちない仕事が来ちゃいましたね。
でも、殺した証拠がダガーでいいなら、状況次第では殺さずに済むかもしれません。
あずさ「分かったわ。この仕事の報酬は?」
本当は報酬になど興味はないのですが、見返りを求めなさすぎるのも帰って怪しまれますからね。
メイヴァール「報酬?この仕事を任されただけでも名誉なんだぞ。だが、危険な任務だから、帰ってきたらそれなりの報酬は用意しておいてやろう」
シャドウ・シーフの仕事に私の求める名誉なんてないよ・・・
あずさ「充分だわ。その愚か者は死んだものだと思ってちょうだい!」
メイヴァール「よし!それでこそ俺が見込んだ人間だ!シャドウ・シーフの一員とはどういう事か、奴に見せてやれ。お前が帰ってくるまでに報酬を用意しておこう。さあ、行け!」
シー・バウンティ亭に向かうも、エンバールさんの姿はありません。マーカスさんの時のようにすんなりとは見つけられないようです。
ただ、以前来た時には見つける事の出来なかった隠し扉を発見したよ?
海賊のキャプテン「何だぁ!?どこぞのボンクラに見つかっちまったようだな、ええ?ちくしょうめぃ、あのサムの太っちょに大枚積んだというのに、このざまかい!野郎ども!ネズミを始末しろ!ここを見られて生きて帰すわけにはいかねぇ!」
どうみてもエンバールさんじゃありませんね。完全に人違いです。
海賊の中には呪文を使う者もおりましたが、そんな高レベルのメイジではありません。この程度なら私1人で十分です。
そして、彼らから得られた戦利品もその強さに見合った寂しいものでした。近くの水たまりからお金と宝石も出てきたけど、それを加味してもこの寂しさは拭われません。
結局、エンバールさんはシー・バウンティ亭の2階に普通にいた!
エンバール「お前は・・・私を殺しに来たのだな!?お願いだ。全ては誤解だとメイヴァールに伝えてくれ!」
あずさ「どんな誤解なの?言いなさい!」
エンバール「実は・・・私はメイヴァールがギルドのメンバーとリーナル・ブラッドスキャルプ殺害計画を話し合うのを偶然聞いてしまったのだ!それであまりの驚きに声をあげてしまい、メイヴァールに気づかれてしまったんだ!そのことを知ってしまった以上、殺されてしまう!頼む・・・殺さないでくれ・・・私はシャドウ・シーフに忠実だ!その事を混同しないでくれ!」
あずさ「今の話を証明出来ないの?」
エンバール「証拠と言えるものはないんだ。メイヴァールの話を知っているのは私だけだ。私に話を聞かれた事を知ったメイヴァールは、私が死ぬまで追いかけるだろう!」
あずさ「私と一緒にリナールの所に行きましょう。彼にその話をするの」
エンバール「それは無理だ!リナールに何か言えば、メイヴァールが私を捕まえるだろう!さらに、リーナルが私を刺客だと思うかもしれない。私は町から逃げねばならない!お願いだ、行かせてくれ!」
メイヴァールが裏切りの容疑で捕まれば、貴方がメイヴァールに捕まることもなくなるのですけどね・・・どうあってもリナールさんの前で証言してはくれないみたいです。仕方ない・・・
あずさ「エンバール、お前を殺したくない。短剣をよこせ。メイヴァールにそれを見せ、殺した証拠としよう。お前を逃がしてやる」
エンバール「本当か!?誰だかは知らないが、心から感謝するよ!これが私の短剣だ。私は急いで町から離れる!本当に有り難う!」
エアリー「あの可哀想な男を殺さずに済んで良かったよ・・・」
ケルドーン「どんな死に方をしようが、それに値するような卑劣漢ではあるが、あずさよ、そなたの心の内に憐れみの念があるのを知って、嬉しく思う」
ヨシモ「あのエンバールをあっさり放すのは危険な賭けネ。あいつが付きまとって、お前の寛大な行いを人に話すとも思えないヨ、いいさ、気に病むのは止めるネ。この短剣は戻した方がいいネ」
メイヴァール「裏切り者は死んだのかな?おお、奴のダガーを持ってるな。役立たずに見えるが、良くやった。さあ行け。俺にはお前なんかより大事な用があるんだ」
あずさ「私より大事な事?でも言われた通りに任務を果たしたのよ。私の方が大事じゃないの?」
メイヴァール「ああ、ああ。実のところ、お前の話なんか聞いてない。エンバールは目の上のコブだったが、奴がいなくなったからこれで俺は自由に動ける。目の前が開けたぜ。お前は役に立つ道具だった。また役に立つ日が来るかもしれない。だがそれ以上のものだとは思うなよ。俺には1000人の手下がいて、お前と同じく俺の命令通りに動くんだ。さあ行け、道具め。頭を使うのは偉い奴に任せろ。エドウィンに聞いてみろ。何か仕事があるかもしれない」
この人は信賞必罰という言葉を知らないのでしょうか。
いつの間にか報酬の件も有耶無耶にしてるし、本当にどうしようもない小悪党ですね。まあ、実際には彼の指示通りになど動いていませんので、偶然妥当な状況になっちゃいましたけど。
で、またエドウィンさんのところですか。メイヴァールよりは多少マシですけど、それでも幾分気は重いので次回にします。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。