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皆さんこんにちは。
今なおレベル上げの気運が高まっている伊達あずさです。
既にヨシモさんのシーフスキルは復活し、私も歌って踊れるメイジとなったわけですが、それでもなおレベルを上げ続けたくなってしまうような絶好の環境が目の前に広がっているのです。
しかも!今よりも更にレベル上げに適した場所がある可能性すら漂っています。これでレベルを上げたくならなかったら、マニア失格・・・いや、返上です!
それでは普通にブリーチができる空間を求め、ウォッチャーズ・キープのフロア3を彷徨い歩きましょう!
この休憩時に出現する敵は美味しいけど、惜しくも呪文が暴発してしまうエリアは四方にゲートがあるだけの非常に狭い空間となっています。四方にある4つのゲートの内、北(左上)のゲートはこの場所へ来る際に使用したものですので、先へ進むならそれ以外のゲートをくぐる必要があります。
とりあえず、西のゲートの先から調べてみましょうかね。
ピット・フィーンド「ススス!俺らバーテズが永久にこの迷路から出られないなら、人間共の心臓を喰らって生きるとしようや!」
ドッペルゲンガーと同じ笑い方のピット・フィーンドはそういうとすぐにインプルーブド・インヴィジビリティを使って姿を消しました。
喋るだけ喋って姿を消したピット・フィーンドの他に、2体のコーヌゴン(手前)と2体のヴェリシュー(奥)がこのエリアを占拠しています。コーヌゴンはまだしも、ヴェリシューというのが結構強い・・・彼らが投げてくる槍のようなものの命中率が異様に高いのですよ。
プレート・オブ・バルダランを着た状態の私でも、戦いが終わる頃にはHPを半分にされていました。
ただ経験値はコーヌゴンが10000、ヴェリシューとピット・フィーンドが28000ですからそんなに割が合わないわけでもないかな。
休憩するだけでHPを回復できる私はいいとして、そうではないケルドーンさんも結構なダメージを受けてしまったため、部屋の安全を確保(罠を解除)してから回復呪文を使おうと思ったのですが、ヨシモさんの雑談によって、回復行動を邪魔されてしまいました。
ヨシモ「ケルドーン、聞きたい事があるヨ。焚き火を囲んで猥褻な歌を歌ったり、卑猥な話をしたりするのを立派な騎士でも良しとする事があるのカナ?それともひたすら陰気なままでいるのが、騎士団の犯すべからざる主義カナ?」
ケルドーン「ほう。我々のホーリー・ライブラリーには無数の蔵書がある。そこでは夢見がちな写字生が退屈して余白に罰当たりな事を書いたりもしたものだ。私の若い頃には、兄弟を笑わせるようなちょっとした歌を歌ったものだ・・・さて、どんな歌だったかな?」
ヨシモ「本気でそれを歌おうってわけじゃないよネ?」
ケルドーン「”二次元の深淵を越え遠い世界から来た少女が一人。彼女の元へ、彼女の顔を見るために虚空を越えて忍んで行こう。たとえ時が・・・たとえ時が・・・”ああ、2章節目はどうだったかな?随分昔の事だから、これだけ覚えているだけでも驚きだ」
ヨシモ「”時は流れ、私は欲望を満たそうと随分努めたけれど、どこへ触れようと、まだ足りない。私のホステスを喜ばせるには”これでいいのカナ?」
ケルドーン「ああ、そうだ。何故知ってるんだ?」
ヨシモ「そう、あずさと出会う前には、俺自身、ちょっとばかり神学の本を読んで研究していたヨ。その余白にこれを見つけたのネ・・・」
ケルドーン「ああ、あんな物を書き残さなければ良かった!フン・・・お前は自分を誇りに思うべきだな、ヨシモ。年老いた騎士を赤面させたのだから。さあ、先へ行け、ならず者、さもないと神に頼んで卑しいかぼちゃか何かに変えてもらうぞ」
何と言うか文化の違いのようなものを感じますね。
ヨシモさんの前置きから察するに、ケルドーンさんが写本の余白に書いたというこの歌詞は、さぞかし卑猥なものだったのでしょうけど、表現が詩的過ぎるせいなのか、いまいち卑猥さが伝わってきませんね・・・
若い頃のケルドーンさんには二次元嫁?みたいな存在がいたってこと?よくわかんないや・・・まあ、卑猥な話らしいですから、分かんなくてよいのですけど。
じゃあ改めてケルドーンさんのHPを回復しよう・・・と思ったら、呪文が発動しない!?
どうやらこのエリアはデッド・マジック・ゾーンらしくクレリック・メイジ問わず、一切の呪文が使用できません。
仕方がないので、ケルドーンさんにはパール・ホワイトのイオウンストーン(HP自然回復)を被った状態で休んでもらう事にします。
ちなみにこのエリアで休憩するとモーレジという敵が数体寝込みを襲って来るのですが、この敵・・・メイジタイプなのですよね。つまり、このデッド・マジック・ゾーンだと、それはもう驚くほどに無力。経験値こそ7000と比較的少なめ(あくまでも今までの敵と比べると・・・の話であって十分多いけど)ですが、宝石やお金、スクロールなどのドロップアイテムが期待できます。
でも、偶に出現するサキュバス(経験値14000)があまり宜しくない・・・こちらもモーレジほどではないにせよ、呪文がメインウエポンっぽいので、この空間が有利に働くのですけど、無駄に長時間姿を消したり、攻撃にレベルドレイン効果がついていたりするため、物凄く効率が悪い!
どうやらここは安住の地ではなかったみたいです。
では、安住の地を求めて更に移動するわけだけど、このエリアも四方にゲートがあるだけなのですよね。
北のゲートから出てきたので、北のゲートに入れば、前のエリアに戻れるのか・・・
そう思って北のゲートをくぐったら、未知のエリアに出ちゃったよ!
これまで通り、好戦的なモンスターが部屋を占拠していたけど、どういうわけかモンスター同士で争っていますね。
バロール「死ね、バーテズ!貴様らがブラッドウォーをかつことなどあり得ない!」
3体のコーヌゴンにバロールという名の悪魔っぽいモンスターが襲われています。バロールが口にしたバーテズという名の敵は見当たりませんが、先ほど遭遇したピット・フィーンドも「俺らバーテズが」という言い方をしておりましたし、バーテズというのはチーム名か何かなのでしょう。
状況は分からないけど、全員敵対的なのであれば、ここは漁夫の利を得ましょう。コーヌゴンの強さはたかが知れているので、ここはバロール狙いです。
バロールを倒した後、残ったコーヌゴンも排除すればミッションコンプリートですよ。
あっれ・・・バロールから経験値が貰えなかったような・・・もしや、コーヌゴンに倒されたから!?
で・・・この部屋の中央にはメッセージの宇宙船みたいな石柱が突き刺さっています。更にその石柱には「最上の宝、邪悪な手から守るため最期の力を振り絞り、ここに封印す」と書かれています。
信心深くない上、人としても未熟な私では手も足もでませんでしたが、信仰心に溢れ、人間力に優れたケルドーンさんであれば封印を解くことができるようです。
石柱の中から出てきたのは、ピュリファイヤー+4。装備時に20%のマジックレジスタンスが得られ、カオティックイービルの敵に+4の追加ダメージを与える事のできるバスタードソードみたいです。パラディンしか装備できないみたいなので、事実上ケルドーンさんの専用武器ですね。
でもって、ここも呪文禁止エリアで、休憩時に出現する敵はコーヌゴン(経験値10000)1体か、アル-フィーンド(経験値9000)5体のどちらかみたいです。アル-フィーンドは呪文を使用する敵のようなので、休憩でHPを自然回復できる状況であれば、呪文禁止のこの状況はこちらにとって有利に働くかもしれません。
後、アル-フィーンドはシミター+3、チェインメイル+2、ポーション・オブ・エキストラヒーリングを確定で落としてくれるのですよ。武器や鎧で金策するのは売りに行く手間もあるのでちょっと微妙かもしれませんが、ポーション・オブ・エキストラヒーリングが無尽蔵に手に入るのはかなり美味しい!これがあれば、回復呪文でしかHPを回復できないメンバーも安心です。
もしかすると、私が追い求めていた安住の地はここなんじゃ!?
むくむくとレベル上げ欲が湧いてきたわけですが、経験値を稼ぎ始めるにあたって、まだ1つ解決しておかねばならない問題が残っております。
よって次回はその問題を解決するところからですね。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
バーテズはデヴィル(ローフル・イーヴィル)、バロールはデーモン(カオティック・イーヴィル)に属するそれぞれ悪魔らしいです。D&Dの世界ではデヴィルとデーモンは犬猿の仲で、ブラッド・ウォー(流血戦争)というのをやって互いに延々と殺し合ってるそうです。悪魔だけあって殺伐としてますね…
そういう設定だったのですね。
ゲーム内でももうちょっとそう言った詳しい情報が提供されると私も理解が助かるのですけどね・・・
それとも単に私が見落としているだけなのでしょうか・・・
全然見落とされてないです!このゲームは「これをする人はみなわかってる」という前提で背景設定されてます。D&Dの神様の名前も地名も歴史も世界(プレーン)もみな「当然わかってる」前提でテキストが書かれてます。私はゲーム(英語版)自体は二回クリアしたことがあり、いま三回目やってますが、いろいろ調べて今にしてやっと”前提”がちょっとずつわかってきた感じです…
D&D素人の私がBaldur’s Gateの世界を理解するのは険しい道のりなのですね・・・
てっきり学生時代にわしらがよくやっていた、
国語や歴史の教科書の人物の写真にしょーもない落書きとか、音楽の教科書の歌のくだらない替え歌とかのレベルを想像していたのですが、
ケルドーンさんが見聞きしたら卒倒しちゃいそうです。
ケルドーンさんはそのキャラクターのせいで悪戯すら真面目に見えちゃいますよね・・・まあ、私が完全に内容を理解できていないせいもあるのでしょうけど・・・