タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
何故、敵の暗黒騎士団には根回しできて、同胞であるバルマムッサの人々には根回ししなかったのか疑問で仕方がない伊達あずさです。

バルマムッサの人に武器を渡して武装蜂起させるという作戦は、バルマムッサの人達の協力なくして成功させることはできません。当然、バルマムッサの人達の協力が得られるかどうかの算段は、実際にバルマムッサへと軍を動かす前に付けておくべきことのはずです。

ようするに、私に「ぽっぽ騎士団を引き連れてバルマムッサへ向かえ」と命令したってことは、バルマムッサの人達が武装蜂起に協力的であるという当たりが付いていて然るべきことのはずです。それが何故、この期に及んで、こんな低レベル(程度が低いという意味ではなく、交渉の段階が低いと言う意味)の議論をしているの?

こんなの密偵とか工作員レベルでやっておくことでしょう!?バルマムッサの同胞と交渉するのに軍とか要らなくない!?
そしてそれはフィダック城にいた暗黒騎士団に対する使者の件についても全く同じことが言えます。敵も味方も用法があまりに珍妙すぎだよ!

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵1
そんな馬鹿げた議論の場にレオナールさん登場。

騎士レオナール「遅くなって申し訳ない・・・ちょっと、こっちへ来てくれないか」

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵2
騎士レオナール「話は聞かせてもらった。やはり説得は難しいようだな」

ええ!?ロンウェー公爵はこの惨状を理解した上で私達をバルマムッサへ向かわせたの!?
説得って、もっと最後のダメ押し的なものなのかと思ってましたよ。だって、バルマムッサの人達が武装蜂起に応じなかったら、私達は敵陣で支援も得られず孤立することになっちゃうのですよ?
こんな状態だと分かっていたなら、軍を引き連れてバルマムッサ入りしたりせず、少数でバルマムッサに潜入する策を採ったよ!

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵3
騎士レオナール「いや、気にしなくていい。こうなることはわかっていたんだ・・・よく聞いてくれ・・・これから町の住人を一人残らず殺すんだ」

あずさ「!!」

騎士レオナール「こうなることを予想されていた公爵様のご命令なんだ」

とんでもないことを言い出したよ・・・
あーでも、何を考えているのかは大体予想できました。

あずさ「どうして?一体、どうしてッ?何故なんだッ、理由を教えてくれッ!!」

予想はついているけど、一応しらを切っておきましょう!

騎士レオナール「公爵様はこう申されていた・・・」

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵5
ロンウェー公爵「・・・バルマムッサの住人がすんなりと蜂起するなら何も問題はない。しかし、あの子供達が行ったとて、奴らは武器を手に取り革命のために命を投げ出したりはせんよ。そのとき、お前はガルガスタンを装い、住人を一人残らず殺すのだ」

騎士レオナール「な、なんですとッ!我が同胞を殺せとご命令になるのかッ」

ロンウェー公爵「落ち着け、レオナール。お前は頭のいいやつだからわかろうがッ。よいか、ガルガスタンとの戦いに勝つには、これまで以上に我々、ウォルスタの団結が必要なのだ。バルマムッサがガルガスタンによって滅ぼされたとあれば、他の自治区にいる同胞は否応もなく戦わざるを得まい」

騎士レオナール「し、しかし・・・」

ロンウェー公爵「それに、そうした暴挙をガルガスタンの反体制派が黙ってはおるまいよ。いずれにせよ、バルバトスは戦力を我々とガルガスタン内部の反体制派に分散しなければならなくなる。そして我々は、勝機と、バルバトスを討ち取る大義名分を得ることができるというわけだ」

騎士レオナール「しかし、あずさ殿は黙っておりますまい・・・」

ロンウェー公爵「そのときは、お前が・・・」

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵6
騎士レオナール「・・・従ってくれるな?こうしなければウォルスタに明日はないッ!」

・・・馬鹿なのかな?
いや、百歩譲ってその卑劣極まりない作戦が予定通りに成功すれば、確かに一定の成果は上げられるやもしれません。だけど、何でこの場で私を説得しようとするのよ。従わなかった場合には殺すにしたって、私達が軍を率いている今ここで私を殺すと姉さんやヴァイスさんだっているのだから非常に厄介な事になるよ?
万が一、この作戦がロンウェー公爵の策だとバレたら、同胞達からの信用が失墜するだけでなく、ガルガスタンの反体制派すら手のひらを反す可能性が出てきちゃうのですからね?つまり、この作戦の成功率は真相を知る人物が少なければ少ないほど高くなるはずなのに・・・何でそんな無駄にリスキーな手法を採るのよ!!

せめて、軍を率いる前のアルモリカ城内で私を説得するなりできなかったの?それなら、例え私が説得に応じず、暗殺にすら失敗したとしても、軍はぽっぽ騎士団も含めてロンウェー公爵が掌握できるのだから、適当な理由をでっち上げて、私を反逆者か何かにでも仕立て上げればよいだけの話です。でもここで私の説得に失敗したりしたら、ぽっぽ騎士団がまるっとロンウェー公爵の敵になる可能性が高いんだよ?

というか、私達を巻き込まず、犬のように付き従うレオナールにこっそりやらせておけばよかったのです。ガルガスタンだって、ウォルスタ人がウォルスタ人を殺すなんて夢にも思わないでしょうから、ガルガスタン兵に偽装してバルマムッサの住民を虐殺するだけなら、私達の兵力になど頼らずともレオナール単独で十分完遂できるわ!馬鹿なの?死ぬの!?

ただ、そういった合理性の話は別としても・・・
よりにもよってウォルスタの同胞を手にかけることで、大多数のウォルスタ人が望んでもいないことを私欲のために強制させるやり方は、最早ウォルスタ人の代表にあらず!

あずさ「馬鹿なことはやめるんだッ!罪もない人々を殺して何が大義だッ!」

騎士レオナール「やはり、君は幼い・・・その無垢な心が羨ましい・・・自分の手を汚してでも理想を貫く・・・それができなければ戦いに参加してはいけない・・・いけないんだよッ!!」

はぁ?むしろ、理想を貫けていないのはそっちなんですけど?貴方の理想は同胞を殺した上でガルガスタンを倒すことなの?理想と言う言葉の意味すら知らない人に幼いとか言われたくないな。小学生からやり直せ!

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵7
元忍者レベル50のAGIを舐めないでいただきたい!!
まぁ、仮に当たったとしてもあなた程度のレベルでは私に1ダメージしか与えられませんけどね!

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵8
カチュア「あずさッ!!」

ほら、姉さん達まで出てきちゃったじゃない。ほんと、ロンウェー公爵って頭悪いなぁ・・・

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵9
カチュア「あずさ、大丈夫?ヴァイス、こっちへ来てッ!」

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵10
カチュア「ヴァイス、どうしたの!?あなた、まさか・・・!」

騎士レオナール「ヴァイス、殺れッ!その二人を殺すんだッ!」

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵11
ヴァイス「・・・バカだなぁ。戦う意思の無いヤツなんか死人と同じじゃねぇか。何人殺したって、死人なんだから誰も咎めやしないさ。それどころか同胞のためになるなら喜んで死ぬさッ」

最初からずっとクズでしたけど、絵に描いたような分かりやすいクズになりましたね。
こんなことなら、戦いの最中に斬っておけばよかったかな。

カチュア「あなた・・・本気で言っているの?どうしちゃったのよ、ヴァイスッ!」

いや、最初からずっとこんな感じでしたけど・・・

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵12
ヴァイス「黙れッ、カチュア。俺を馬鹿にしやがって。あずさッ、てめぇもだ。気に入らなかったんだよ、ずーっとな。どうして、てめぇがリーダーなんだッ!」

確かに何で私がリーダーなのか疑問ではありましたけど、多分、消去法なんじゃない?流石に貴方(&姉さん)よりは1億倍ぐらいマシですもん。

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵13タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵14
騎士レオナール「ヴァイス、後は彼らに任せろッ!こっちへ来いッ!町をやるぞッ!!」

タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵15
あずさ「待てッ、レオナールッ!ヴァイスッ!」

ぽっぽ騎士団の指揮権を掌握している私を放置したままバルマムッサの住人の虐殺を強行するの!?
これでもし私達を討ち漏らしたりしたら、折角の策も逆効果どころかロンウェー公爵にとって致命傷になっちゃうんだよ!?大体、その策は別にバルマムッサの住人でなかったとしても成り立つわけですから、真実を知った私に離反された今、強行する必要もないじゃん!
この場での虐殺は取りやめにして、離反した私に汚名を着せるなりなんなりして信用を失わせてから、改めてやり直せばいいじゃないですか。
きっと、知力が低すぎて状況も鑑みずロンウェー公爵に言われたことをただ守る事しかできないのでしょうね・・・
レオナールの知力32はぐらいかな。武力も大してないくせに・・・

同胞を自ら殺し、それを仇敵のせいにしてウォルスタ全体を戦争へ駆り立てるなんて卑劣な策を立てる割に、肝心の手段が稚拙とはね・・・
次回に続きます。

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タクティクスオウガのプレイ日記18:レトロゲーム(スーファミ)」への2件のフィードバック

  1. オーヤナーギ

    民衆は蜂起するか、虐殺されるかの二択だったとすれば
    この人達来ないほうが安全だったのかな

    返信

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