投稿日:
皆さんこんにちは。
これまでに解放した都市や教会を慰問中の伊達あずさです。
伝説のオウガバトルには真のエンディングなるものが存在しているのですけど、そのエンディングを迎えるために必要とされる条件が、ゲーム内で得られる情報だけでは予想しにくいのですよね。
例えば、前回手に入れたティンクルスターも真のエンディングを迎えるために必要となるのですが、入手が遅いと手遅れとなってしまう場合もあるのです。にもかかわらず、ゲーム内で入手できる情報が少なすぎ!
では今日も引き続き慰問旅です。
今日の手始めはシャローム地方から!
まずは拠点にほど近いバンヌを訪れます。
住民「大陸統一を成し遂げた5人の勇者達をご存知ですか?アナトリアにいるババロアばあさんなら教えてくれると思いますよ。150年も生きているっていう噂の魔女ですからね。え?アナトリアですか?南に見える森に囲まれた自治都市のことですよ」
さり気なく隠れ都市の位置を教えてもらえました。
そのまま東のロシュフォル教会へ。
神父「ようこそロシュフォル教会へ。戦いの基本は、ヒットアンドアウェイ。つまり、危ないと感じたら迷わず逃げることです。少しずつダメージを与えて一気に叩くのがコツですよ」
以前いただいたヒントの時も思ったのですけど、この世界の創造主達は一体どんなゲームプレイを想定してこの世界を作ったのでしょうね。
例えば、この神父さんはヒットアンドアウェイで少しずつダメージを与えて一気に叩けと言っていますけど、そんな戦い方をしていたらCHAがすぐに残念なことになってしまう(逃走する度に減る)のです。ALIと違ってCHAは下がっても一切良いことがありませんからね。
それとも、ここでいう逃げろというのは戦闘自体を避けろという意味の逃げろなのでしょうか。でも、その場合のヒットアンドアウェイって戦術的に意味があるかなぁ・・・意味を持たせるには都市に戻って回復するなりしなければならないわけですが、その程度の逃走では回復に必要となる時間が稼げないと思うのです。それともリーダーだけ死守して他のキャラはお金に物を言わせて補充してしまえということなのでしょうか。今一つ創造主が想定するゲームスタイルが読めませんね。
次はサジガバードですよ~
住民「キャラクターはできるだけレベル1から育てた方が良いでしょう。維持費が低くなるばかりでなくパラメータも高くなり、攻略しやすくなりますよ」
いちから育てると維持費も安くなるのですね。それは知りませんでした。
そして、レニナカン!
住民「ゼテギネア帝国の中心は北の軍事国家ハイランドです。その帝国軍を支えるのは女帝エンドラの第1皇子、黒騎士ガレスです。闇のように黒い鎧をまとったガレスは不死身という噂です。他にもハイランドの四天王と呼ばれる将軍や、エンドラを守る大将軍がいます。あなた方反乱軍がこのまま帝国の内部へ進むなら、必ずや彼らと出会うことでしょう」
あれ、ガレスってアヴァロン島で倒しませんでしたっけ?何時の間にやら帝国の重要人物を倒しちゃってたみたいですね。
そのまま南下して、隠れ都市アナトリアへ。
ババロア「儂が偉大な魔女ババロア様じゃ!」
この選択肢要る!?
え、えっと・・・何か凄いお話が聞けるとバンヌに住んでいる人からお聞きしまして・・・
ババロア「何を聞きたいのじゃ?」
ここで選択肢が出るってことは、1つじゃなきゃダメなの!?
じゃ、じゃあ、「5人の勇者について」でお願いします。
ババロア「80年ほど昔のことじゃ。当時のゼテギネアには無数の小国が乱立しておった。それらの小国はいつ終わるともしれない争いを続けておった。大地は荒れ、人々は飢えた・・・争いは次第にエスカレートし人だけではなく、悪魔や魔獣を巻き込んだ戦いに発展した。そのとき、乱れた世を正そうと5人の若者が現れたのじゃ。シャロームの皇子ロシュフォル。皇子に仕える剣士グラン。アヴァロン島の僧侶ラビアン。モンスターを手足の如く使う魔獣王ダルカス。そして大陸一の賢者と言われたラシュディ。5人の若者は、わずか10年の間に各地を平定し、悪魔を魔界へ追い返したという。人々は彼らを救世主と呼び勇者と崇めた。まさにゼテギネアは救われたのじゃ」
あっれぇ・・・何かちょっと不思議な話ですね。
もしかしなくとも、ここに登場するロシュフォルさんこそが、ロシュフォル教会の設立者となるロシュフォルさんでしょう?
そんなロシュフォルさんに仕えている剣士グランって、後にラシュディさんに暗殺されることとなるグラン・ゼノビア王のことなのでは。だって、名前が一緒だし、賢者ラシュディのかつての友っていう条件も満たしてますよね。
え~この関係性だったら、ロシュフォルさんがゼノビア王になるというのが当然の流れじゃないですか。だって、戦闘前に表示されている戦略地図を見る限り、シャロームってゼノビアに属するいち地方なんじゃないの?
それなのに何故、ロシュフォルさんの臣下に過ぎないはずのグランさんがロシュフォルさんよりも偉くなっちゃったの?もしかすると、この辺にラシュディさんが殿中しちゃった理由があるのかも・・・
これは非常に興味深いお話でした。
え~もっと聞かせてよ!
アナトリアを再訪問したら、ババロア様にまた相手をしてもらえました。
じゃあ、「ゼテギネア大陸について」もお願いします!
ババロア「ゼテギネア帝国ができる以前、つまり、ゼノビア王朝の時代大陸には5つの王国があった。まず大陸の東に位置し、もっとも豊かな国と言われたゼノビア王国。黒真珠海をはさんで大陸南部がホーライ王国。北東部がドヌーブ王国じゃ。大陸西部に位置するのがオファイス王国。ここには帝国の要塞が数多くあるぞ。そして、大陸の北西部、雪で覆われた極寒の地がハイランドじゃ。つまりお主達が目指すゼテギネア帝国の中心はそのハイランドにあるわけじゃな」
無数の小国が乱立していたゼテギネアを5人の勇者が平定したのに、その後、誕生した5つの王国は5人の勇者がそれぞれ統治していたわけではないのね・・・少なくともハイランドを治めているのはエンドラですし、これまでの話から察するにロシュフォルさんやラシュディさんは王にはなっていなさそうです。
ラビアンさんやダルカスさんのその後次第ではありますけど、少なくともグランさんの出世ぶりは異様です。
とても良いお話が聞けたところで、次はチャンジガルです。
住民「反乱軍の皆さん。資金に不自由していませんか?帝国の内部へ進むなら、あまりお金を無駄遣いしない方がいいですよ」
毒にも薬にもならないふわっとしたご忠告ありがとうございます。
殆どの人が「無駄遣いしよう!」なんて思ってお金を使っていないよ!
ペシャワールへ。
住民「あなた方反乱軍のおかげで帝国の奴らを追い出すことができました。しかし、あなた方を快く思わない者もいるようです。力のみを信ずる者は必ず力に敗れます。力で人心を掴むことはできないのです。真の王者を目指してください。あなた方ならできるはずですよ」
う~凄く説教臭いし、凄くしつこいよ~
大体、低レベルで高レベルの敵を倒せばALIが上がり、その結果、カオスフレームも上がるわけだから、この世界では力によってしか人心を掴めないんだよ!重要なのは力の見せ方で、魅せる戦いをしなければ、人心が離れていっちゃうってだけ!むしろ、民衆は反乱軍の戦いぶりを闘技場で呑気に観戦するが如く力の虜ですよ。
大体、力のみを信ずる者は必ず力に敗れるっていうけど、そもそも力が無ければ何にだって必ず敗れちゃうんだから、力を悪くいうのはおかしい!力がなければ、どんな理想もただの綺麗事になっちゃうんだよ!
ペシャワール西のロシュフォル教会へ。
神父「ようこそロシュフォル教会へ。あなた方反乱軍のおかげで帝国の奴らを追い出すことができました。ゼテギネアの民は反乱軍に未来を託しています。頑張ってください」
むしろ、神父さんの方が説教臭いことを言わない不思議!
バハーワルプルへ。う、日が昇ってきちゃった。
住民「亡きグラン王にはジャンとトリスタンという2人の王子がおいででした。しかし、あの25年前の戦争でお亡くなりになってしまいました。生きておいでなら、今頃立派な若者になっていらっしゃるはずなのに・・・」
少なくとも、ジャンさんかトリスタンさんのどちらかが生存しているフラグを立ててきましたね。
ここで最後です!
神父「ようこそロシュフォル教会へ・・・と言いたいところですが、教会に期待するのは間違いです。所詮、教会なんてただの不動産屋にすぎないんだから・・・そうでしょ?」
え?ロシュフォル教会って不動産屋さんだったの!?
最後の最後に衝撃の事実と遭遇してしまったところで今日はここまで。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
教会は不動産屋?
何かの比喩なんですかね?
それとも教会って土地を売買できたのかな?
私も歴史に詳しいわけではないので、間違っていたら申し訳ないのですけど、中世と呼ばれた頃のキリスト教会は荘園という私有農地を持っていて、そこを農民(農奴)に貸して経営していた時代があったことから不動産屋などといった表現を採ったのではないでしょうか。
もちろん、ロシュフォル教会が荘園を所有しているという描写はないのですけど、やたらとキリスト教を彷彿とさせるような描写が多いので・・・
ババロア婆さんのエッチな話し(話?)がすごく氣になる…主に怖いもの見たさ的な意味で。
まぁ、その、なんでしょうねぇ・・・
気になる方はご自分の目で確かめてみるといいかもですよ!というレトロゲーム布教活動の一種ということで!