歴史書が多すぎる:Baldur’s Gate 2#7

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
早くメイジに戻りたい伊達あずさです。

バーサーカーとしての能力を活かしつつ、メイジになるためにはもう少しバーサーカーとして修練を積まねばならぬのですよね。
実は結構気の遠くなる話です。

歴史書が多すぎる:Baldur's Gate 2#7_挿絵1
では今日も敵アジトの真っただ中から再開です。
今日こそはリーレヴさんを見つけだしますよ~

歴史書が多すぎる:Baldur's Gate 2#7_挿絵2
最後に残された西の道を進んだのですが・・・この道は他の道と比べて格別に複雑(分岐が多い)ですね。ゴブリンもいるし。

歴史書が多すぎる:Baldur's Gate 2#7_挿絵3
どうせ全部の道を明らかにしなければ気が済まないわけですから、分かりやすいように手前の扉から順に中を確認していきます。

一番手前の扉の向こうにあった小さな部屋にはレッサー・クレイゴーレムが2体いるだけでした。
そしてのそのレッサー・クレイゴーレム達も作動していないみたい。
あ、無抵抗のレッサー・クレイゴーレムを倒しても1体あたり2000の経験値が貰えます。今は作動していないと言っても、所詮は敵の配下ですからね。念のため壊しておきました。経験値が欲しかったからじゃないよ!

歴史書が多すぎる:Baldur's Gate 2#7_挿絵4
2番目の部屋でリーレヴさん発見!

リーレヴ「あぁぁぁぁ・・・あんたは誰だ・・・マスターの僕か?」

むっ、敵側の人だったの?

あずさ「私は誰の僕でもないわ。お前は何者なの?」

もしかすると試されている可能性もあるので、ここは正直に答えておきました。

リーレヴ「なかなか・・・思い出せない・・・俺はリーレヴだった・・・死んだ・・・はずなんだが・・・」

リーレヴさんは私が「マスターの僕ではない」と答えてもなお、敵対的な反応を示しませんでした。

あずさ「そのマスターって誰の事なの?」

リーレヴ「マスターとは友達だった、俺はそう思っていた・・・追い出されて、俺達の一人はもはや・・・思い出せない・・・あなた、俺と代わってくれないか?」

随分と会話が要領を得ませんね。

あずさ「あなたはあのむかつく奴をマスターと呼んでいるの?嘘でしょう。殺してやりたいくらいの奴なのよ」

リーレヴ「あんたは旅の者か?あぁぁぁ・・・俺が死んでから・・・物事はすべて・・・悪い方向へ向かっている。マスターを脅してはいけない、あんた・・・確実に・・・殺される・・・マスターに追い詰められ、あんたのその力を奪われる・・・」

あずさ「お前は生きているのか死んでいるのか、どっち?ここで何が起きているというの?」

リーレヴ「どちらでもないんだ。俺は・・・その中間で・・・マスターは俺を忘れてしまい・・・殺しもしない」

あずさ「忘れ去られたとはどういう意味?どうして、その・・・装置の中にいる?」

リーレヴ「俺は・・・マスターの忠実な僕だった。友人だったとも思っている。俺は・・・死にかけていて・・・いや、死んでいるのか、思い出せない。あんたはここが初めてなんだな。永遠の・・・命は・・・俺が忠実に奉公した褒美だった。マスターは俺を治療出来るようになるまで俺を宙ぶらりんの状態にし・・・若さを取り戻させる・・・」

あずさ「どれくらい、この・・・状態なの?」

リーレヴ「俺は・・・日にちも・・・年も知らない・・・みんな同じで、俺の頭では把握出来ない。独りぼっちだった」

あずさ「それでマスターはお前を忘れてしまったと・・・だけど、お前が忠実な召使いだったのなら、いったいどうして?」

リーレヴ「分かり始めてきた。マスターは研究の為に俺を残しているのだ。マスターは力を覚醒する方法を探していて・・・生と死を研究しているけれど、俺は何年もこの役目をするのには耐えられない。マスターが忘れたのは、思い出す意思がないからで・・・その理由は・・・俺自身がほとんど覚えていない」

あずさ「あなたはこの不死から解放されたいのね?」

リーレヴ「解放、そうだ・・・マスター!俺はもう戻りたくない!私に死という名の平穏を・・・!お願いだ!」

あずさ「まあ、落ち着いて。助けるにはどうすればいい?」

リーレヴ「この・・・俺がいる装置はセルとクリスタルによって動かされている。それらが無くなれば、俺は眠れる・・・死ねる・・・ようやく、また死ねるのだ。あんたは囚人なんだろ?マスターも相変わらずだ・・・あんたはここから、そして、マスターの実験から逃げなければならない。ここには他にも・・・俺よりも最近の実験だが、俺のような者がいる。奴らなら、マスターがどうやってこの建物から出るのか、知っているかもしれない。このセルを使えば生き返らせることができるはずだ。この情報と引き換えに、持っていってくれないか?」

あずさ「そのセルを持って、他の従者を生き返らせるわ。安らぎを与えてあげるわ」

リーレヴ「有難う・・・もう行ってくれ。俺を忘却の世界に残してくれ。安らかな眠りを・・・」

イモエン「彼は、彼は死んでしまったの?気の毒に・・・私は目をそらせないわ、あずさ。戦闘で死を見た事は前にもあったけど、ここで私は彼が死ぬ姿を見ているだけだったのよ・・・目をそらせないわ」

シーフ/メイジになってからのイモエンさんは妙に繊細になっちゃいましたよね。純粋なシーフだった(前作の)イモエンさんはもっと無邪気で子供っぽかったのに。

あずさ「死は必ずしも恐れるものではないと思うわ。私はこんな風に生きたくないもの」

イモエン「死は・・・美しいわ。えっ、どうしてそう思ったのかしら?ああ、あずさ、私はここを出なければ」

ちなみに、リーレヴさんがくれたセルというのは、自身の生命維持装置を動かす際に使用していたエネルギーセルだったみたい。エネルギーセルを取り出す事で装置が停止し、その結果、リーレヴさんは安らぎを得たというわけです。

歴史書が多すぎる:Baldur's Gate 2#7_挿絵5
リーレヴさんが入れられていた生命維持装置の前に置かれていた机から起動石を発見しました。
これを例の目が見えないゴーレムのところに持っていけば、どこかの扉を開けてもらえるはずです。開けてもらえるのがどこの扉なのかはわかりませんけど・・・

歴史書が多すぎる:Baldur's Gate 2#7_挿絵6
目が見えないゴーレムに起動石を渡す前に、最後の部屋も見ておきましょう。ここは・・・図書室か何かでしょうか。

イモエン「ああ、本棚を見るとキャンドルキープを思い出すわ。埃をかぶった古い学術書が一杯で、本棚はどれもあふれそうだし、まるで、ずっとあそこにいたみたいね・・・でも、旅に出たんだよね、私達は・・・もう一度、家に戻りたいわ。どこでもいいの、そこが家と呼べる所でありさえすれば」

イモエンさん、ホントどうしちゃったのよ。前作とはまるで別人です。

でもって、ここにある本棚のほとんどにはびっしりと歴史書が詰め込まれています。
まあ、時々、魔法のスクロールやポーションも混じっていましたが。

しかし・・・歴史書ってちゃんと読んでおいた方が良いのでしょうか。
Baldur’s Gateには世界設定的なものをストーリーの中にさり気なく織り交ぜたりするようなおもてなしの心を期待できませんからね。

えっと、本棚にある歴史書は・・・アムンの歴史、ヴァストの歴史、ウェスタンハートランズの歴史、ウォーターディープの歴史、失われ死王ゴンデガル、ウルガースの歴史、エクタグンドの歴史、神々の渓谷の歴史、カリムシャンの歴史、北の歴史、コアミアの歴史、ジャイアント最終進軍の歴史、シャドーデイルの歴史、センビアの歴史、ダンブラスの歴史、デイルとエルフ宮殿の歴史、テシル(テシヨール)の歴史、デッドスリーの歴史、デュパールとヴァールの歴史、ドラゴンコーストの歴史、ドロウの歴史、ハルーアの歴史、光と影の姉妹、深き淵の鐘の歴史、ミストラに選ばれし者の歴史、ムーンシーの歴史、ユニコーンランの歴史、レッドレイヴェンの歴史、ルイレンの歴史・・・って凄く多いんだけど!?
せめて、もう少し小出しにするなどの配慮が欲しかったよ!

う、う~ん・・・こんな量の歴史書を一度に読んだら大変なことになってしまいますので、これらの歴史書は次回の冒頭から小出しでご紹介しますね。では、今日はここまで。

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