投稿日:
皆さんこんにちは。
皆、ハイデッカさんの死から立ち直るのが早すぎではないかと思う伊達あずさです。
ティアさんが離脱した際も、ハイデッカさん以外は気に留めるそぶりすらありませんでしたからね。
前作同様、なかなかに共感し難い性格のキャラばかりですけど、マキシムさん達は生まれ持っての望まれし天才「選ばれし者達」ですからね。案外、人の心など持っていないのは当然なのかもしれません。
そういう意味でいくと、ティアさんやハイデッカさんに良くも悪くも人間味があったのは、絶妙な描写だったのかもしれませんね!
では再開。
えっと、船の価格を知るために、船の所有者であるレクサスと話をしなければならないのでしたっけね。
でもって、レクサスさんはトレアドールの北にある洞窟に研究所を構えているとのことでした。
本当はトレアドールの周辺で例の敵を倒してレベル上げをしたかったのですけどね。レクサスさんは仲間になるキャラっぽいので、レベル上げはレクサスさんとお会いした後の方が良いと判断しました。でもまぁ、最後はどうせアーティさんとチェンジしちゃうのでしょうから、レクサスさんのレベルを上げたところで意味なんてないのかもしれませんが。
北・・・というか、北東ですね。
あっれ、中に入った時にダンジョン名が表示されませんでしたね。
案内板「レクサス・シャイア研究所へようこそ!」
でも、ここで間違いなさそうです。
案内板を読んだら扉が開きました。
そんな如何にもこの扉の先に進めみたいな雰囲気を出されちゃうと、下り階段の方に行きたくなっちゃうじゃないですか。
でも、下り階段の先は行き止まりでした。
諦めて開かれた扉の先に進むと、そこには2つの扉が。
左の扉を選んだら、下に落とされちゃった・・・
あ~なるほど、入口に戻されるのですね。
右の扉の向こうにはまた2つの扉。もしかして、この先も何度か運任せの2択を強いられるのでしょうか。
不正解を選んだ時のペナルティもたいしたことがありませんし、洞察力で切り抜けられるタイプではなさそう。多分。
左の扉が正解でした。でもって今度は扉が1つ・・・ではなさそう。
案内板「おめでとう!このドアの奥が研究所です。さぁ、お入りください!」
玄関同様、案内板を読んだ途端に扉が開きました。
でも玄関で「ようこそ!」なんて言っておいてのこの罠ですからね。この案内板も罠に違いありません。
どうせ正解はこっち!
正解・・・なんだよね?
レクサスさんと思しき人を発見しました。
レクサス「ん?見ない顔だな。しかし、よく、ここまで来れたな」
マキシム「あなたが、レクサスさんですか?」
レクサス「そうだが、お前達は?」
マキシム「私は、マキシム。そしてガイと、セレナです。トレアドールで、あなたが船を売ってくれると聞いたもので・・・」
レクサス「おお、そうか!あの船を買ってくれるのか。そりゃ、ありがたい」
セレナ「あの、余計な事ですけど、どうして、あんな立派な船を売る気になったんです?」
レクサス「あの船じゃ、ヤワすぎて、こいつを乗せる事ができんからだ」
セレナ「なんですか、これ?」
レクサス「エンジンだよ」
セレナ「なんですか、エンジンって?」
レクサス「オイルと空気を混ぜ、シリンダーに入れ、圧力をかけて爆発させる。それを、高速で繰り返す機械だ」
それって、エンジンの説明になってなくない!?
だって、連続でシリンダー内の混合気を爆発させることがエンジンの目的ではないでしょう!シリンダー内に注入したオイルを爆発させることで、ピストンを押しだして動力を得ることが目的なのですよね?
それと、オイルと空気を圧縮前に混ぜるかどうかは、根本的な原理とは無関係だからそんな細かい部分の説明は要らないと思う!
実際、ディーゼルエンジンなんかは圧縮する前、空気しか入れないみたいですし。
しかし、エンジンを作った人って本当に天才ですよね。
ピストンが下がった時に空気(あるいは混合気)を注入して、上がってきたら燃料噴射(あるいは着火)なんて細かい作業を猛スピードで行ってるわけですよ?その間に燃料が爆発した後の空気だって排気しなきゃならないし・・・よくそんな複雑な機構を実現できましたよね。凡人の私ではどうやったら実現できるのか想像もつきませんよ。
セレナ「・・・」
レクサス「まぁ、こいつがうまく動けば、風がなくても船が走るようになる代物だ」
エンジンの用途が劇的に制限されちゃった!
セレナ「本当ですか?」
ガイ「どうも、嘘くせーな」
レクサス「そこまで言われちゃ黙っておれんな!よし、今、ここで見せてやろう。これは、世紀の瞬間だぞ。絶対に忘れられない、想い出になる!」
やるのはいいけど、レクサスさんがエンジンの目的を船の動力源に限定しちゃったせいで、エンジンが正常に動作したとしても、マキシムさん達には何が成功なのか理解できないと思うのですよね。
静止画では分かり難いですけど、エンジンに取り付けられたプロペラ?のようなものがくるくると回っています。
ガイ「見ろよ!風もないのに、羽が回ってるぜ!」
セレナ「凄いわ!」
二人はレクサスさんのあんな雑な説明でも、エンジンによって実現されることを正しく理解できているみたいです。
てっきり「こんなんでどうやって船を動かすんだよ!」とか言い出すと思っていたのに。二人とも頭いいなぁ・・・
レクサス「はははっ!そうだろう。もっと、速く回す事も出来るぞ!はははっ!どうだぁ!」
案の定、爆発しました。
レクサス「はは・・・は・・・」
セレナ「確かに、忘れられない想い出になったわ・・・」
ガイ「俺は帰るぜ、マキシム・・・」
セレナ「船は、アレインのジャッドさんに作ってもらいましょう」
マキシム「・・・そうだな」
え?何でそんな話になるの?
別に、このエンジンが搭載されている船を譲ってもらおうとしていた訳じゃなかったよね?
そもそも、購入しようと思っていた船はヤワすぎてエンジンを搭載できないのでしょ?
レクサス「ちょっと待ってくれ。ジャッドのヤツが、また船を作り始めたのか?」
マキシム「ええ。それがどうかしましたか?」
レクサス「あいつは、幻の木が手に入るまで、船は作らんと言ってたんだぞ」
マキシム「ああ、その木なら、私達が見つけたんですよ」
レクサス「それは、ホントか!そうか・・・ついに見つけたのか!」
それは嘘だよね!!
幻の木を最初に見つけたのはジャッドさんで、マキシムさん達は幻の木の前に居座っていたライオン2頭を倒してあげただけだったはずだよ!
マキシム「ジャッドさんを知ってるのですか?」
レクサス「船を作らせたら、ヤツの右に出る者はいないからな。それに、儂のエンジンを乗せられる船は、ヤツしか作れない」
それはどういう意味なのでしょうね。
ジャッドさんなら、重いエンジンを乗せても沈まないだけの十分な浮力が得られる巨大な船を作れるということ?
レクサス「ところで、どうしてお前さん達は船を欲しがってるんだ?見たとこ、船乗りとも思えんが」
マキシム「倒さなくてはならない敵がいるのです。そのためには、船が必要なんです」
レクサス「・・・もしかして、そいつは、ゴードバンを破壊したり、パーセライトを沈めようとしたヤツの事か?」
マキシム「どうしてそれを知ってるんです!?」
ん?そんなに驚くようなことなの?
もしかして、ゴードバンを破壊したり、パーセライトを沈めようとしていた存在がいた事は秘密にされていたの?
レクサス「波動計が動いたからな」
出たよ波動!
マキシム「波動計?」
レクサス「よいか。人はすべて、常に波動を放出しているのだ。そして、泣いたり、怒ったりなど、感情が変化すると波動も変化する。波動計は、その波動の動きをとらえる機械なんだが、過去に二回、信じられないくらい大きな動きをしたのだ・・・はっきり言って人間とは思えん」
レクサスさんの話はマキシムさんの驚きに対する説明になってないよね。
だって、波動計が大きな動きをしたからって、事件の内容までは予測できなくない?
マキシム「それが、ゴードバンとパーセライトの事件だったと?」
レクサス「調べてみると、そうだったのだ」
ガイ「ところで、その波動計ってのは、どこにあるんだ?」
その「調べてみた」という部分こそが問題だったはずなのに、そこはスルーなのか。
別に2つの事件は秘密でもなんでもなかったの?じゃあ、マキシムさんは一体何に驚いていたのよ。民間人でも調べればわかる程度の話だったのであれば、何も驚く事など無かったじゃん・・・
実際の被害にあったゴードバンには目撃者も多いわけですし(被害者ゼロだから)、特に口止めされていたわけではないのだとすれば、ガデスの存在くらいすぐに調べが付いちゃいますからね。
じゃあもう「ガデスのことをご存知なのですね」ぐらいの返しで良かったんじゃないの?
レクサス「そうか、お前さん達は剣士のようだからな。波動は、鍛えてる人間ほど、強いものだ。ちょっと、試してみるか?」
波動計を試してみることに。
ってか、さっきから話が脱線し過ぎじゃないですか?ここに来た本来の目的を忘れてません?
ガイ「どうすれば、いいんだ?」
レクサス「精神を集中すればいい」
ガイ「よし、それじゃ俺がやってみるぜ!」
精神を集中するって具体的にどうすればいいのでしょうね。
私には良くわからないけど、ガイさんにはちゃんと通じたみたいです。
計測中・・・計測中・・・
レクサス「うおっ!す、すごい数値だ!」
ガイ「そんなに凄いのか?」
レクサス「儂が、今までに調べた最大数値の5倍を超えてる・・・信じられん」
ガイ「ま、俺の強さはハンパじゃねーって事だな」
セレナ「面白そうね。私にもやらせて」
計測中・・・計測中・・・
レクサス「な・・・なんだと・・・」
セレナ「どうでした?」
レクサス「・・・8倍だ」
セレナ「やった!ガイよりも、私の方が強いのね」
ガイ「納得できんな。その機械、壊れてんじゃねーのか?」
セレナさんの方が強いんだ。対四狂神との波動合戦では、1人足をひっぱっていたイメージがあったけど・・・
セレナ「マキシムも、やってみなさいよ」
マキシム「そうだな」
計測中・・・計測中・・・
レクサス「は、針が振り切れた。計測出来ん・・・」
セレナ「凄いわ、マキシム!」
ガイ「やっぱ、壊れてるだろ、その機械」
レクサス「・・・お、お前達は、一体何者なんだ?」
ガイ「世界を破滅に導こうとしている四人の神に、喧嘩を売ってる物好きの集まりだよ」
レクサス「神に喧嘩を売ってるだと・・・ば、馬鹿な・・・」
ガイ「そうだな、確かに馬鹿の集まりかもしれんな」
セレナ「集まりって言うのは止めてよ。それじゃ、私まで馬鹿みたいじゃない」
ガイ「それじゃ何か?バカは、俺とマキシムだけだって言うのか!」
セレナ「マキシムは、馬鹿じゃないわよ!」
マキシム「そんな事は、どうだっていいんだよ!」
ガイ「そ、それも、そうだな」
セレナ「ついムキになっちゃったわ」
マキシム「それじゃレクサスさん。私達は、そろそろ失礼します」
は!?結局、船は買わないの!?まだ、値段すら聞いてないんだよ?
レクサス「ま、待ってくれ!儂も、儂も連れてってくれんか?」
こっちも随分と急だな・・・
マキシム「あなたを?でも、どうして」
レクサス「お前さん達に、興味を持ったんだ。神に挑むヤツなど、儂の周りには、いなかったからな!」
ガイ「まぁ、普通いないわな、そんなヤツ」
周りに神に挑むヤツがいないも何も、普通は挑むべき神自体が周りにいませんよ!
マキシム「しかし、危険な旅です。命の保証は、できませんよ」
レクサス「お前さん達と、旅が出来るなら命の一つや二ついらんわい!」
マキシム「しかし――――」
レクサス「心配するな。これでも、剣と魔法を使うことが出来るんだぞ。戦いの役にも立つ」
ガイ「へー、魔法まで。意外だな」
レクサス「それに、儂のエンジンを船に取り付けてやる。エンジンがあれば、世界中どこでも行けるぞ」
ガイ「あのエンジン?冗談だろ、海の真ん中で、爆発されちゃ、たまらんぜ」
レクサス「大丈夫!あのエンジンは、もう少し改良すれば、安全になる!」
ガイ「ほんとかよ?」
レクサス「本当だ!天才のこの儂が言うんだから、間違いない!」
ガイ「・・・どうする、マキシム?」
マキシム「確かに、エンジンが動くのなら便利そうではあるが・・・」
これ、あのエンジンの動作を見ただけで、その活用法を即座に想像できたってことですよね?
普段から頭の悪そうな発言が多いマキシムさんとは思えない賢さです。
レクサス「そうだろ!よし、話は決まった!儂は、ここでエンジンを作ってるから、船が手に入ったら、来てくれ!」
セレナ「いいの、マキシム?」
マキシム「あの人には、俺達にない才能がある。それが、必要になる時も来るかもしれない・・・」
ガイ「足手まといにならなきゃいーけどな・・・さて、アレインへ行って、ジャッドに船を作ってもらおうぜ」
スイングでアレインまで戻ってきました。
話の流れに色々と不満はあるけど・・・それは次回にしておきましょう。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。