漫画*第4話:進撃の白猫

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漫画:進撃の白猫(Attack of White Cat)
第4話:マイケルごっこ流行る

漫画*第4話:進撃の白猫

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蘭丸の一言では済まされないコーナー

こんにちは、蘭丸です。
今日もゲームに全く関係ない話です。
小麦粉で遊んではいけません。
そのまま揚げられたくなければ。

ゲームに関係ないので、好きなことを書こうと思います。
どんどん図々しくなってすみません。
蘭丸さんは歴史が好きで、大学入試も世界史で挑みました!
センター試験で世界史の配点がすくないのがとても不満でした!
ちなみに蘭丸さん、数学が大っ嫌いで、高校の期末テストで7点取ったことがあります。
そんでそんで、世界史で一番アツい時代ってどこでしょう?

バスチーユ牢獄襲撃?
アウストラロピテクス?
いやいや違います。
それはモンゴル史!

人類史上最大の版図持つモンゴル帝国の歴史が一番アツいです!
「モンゴルのポーランド侵攻」という言葉は、なんとなく習いませんでしたか?
ポーランドってどこかお分かりでしょうか。
ドイツの右です。
ん、ドイツがどこだかわからない?
フランスの右っす、フランスより左はもう海です…海を渡ればイギリスはありますけど…。
あんなところまでモンゴルの軍は行っちゃったんですね。
これを指揮していたのが、激アツ王子「バトゥ」さんです。
チンギス=ハンの長男、ジュチさんのお子さんです。つまり、チンギス=ハンのお孫さんです。
ジュチさんは長男なんですが、当時のモンゴルに「長男は家を継ぐ」という文化はなく、気性が荒かったので(と習いました)、チンギス=ハンの跡目は継ぎませんでした。
ハンを継いだのは、弟のオゴタイさん。あまり有名じゃないですよね。分かります。
(「ハン」というのは苗字ではなく、役職名。皇帝、みたいなもんです。)
チンギス=ハンの孫「バトゥ」は、叔父のオゴタイ=ハンのために、西へ西へと遠征していくのであります。

激アツと書きましたが、このバトゥさん、向かうところ敵なしの常勝将軍だったのです。
このバトゥさんのモンゴル軍はおっそろしく強かったので、いまだに西欧のトラウマとなっているとかそうでないとか。
なぜそんなにモンゴル軍は強かったのでしょうか。
それには、主な理由が、まあ、たくさんあるけど、まあまあ、2つあります。

ひとつは、「弓騎兵の質が超良かった」。
エイジオブエンパイアⅡ、やった人ならお分かりでしょう!!
モンゴルの固有ユニットは?そう、マングダイ。弓騎兵です。
モンゴルの人たちは元々、遊牧民で、狩猟民族なので、常日頃から馬に乗り、弓を扱っています。
西欧の人たちは基本農耕をしていたので、馬に乗るのも弓を扱うのも訓練しないとならなかったのに対し、モンゴル軍はみんなが普通に馬に乗れて、弓を撃てたのです。
現代に例えるなら、モンゴルの人は教習所がなくてもみんな老いも若きも車に普通に乗れて、縦列駐車も超うまい!!!ということと同じかと。
普通の人は、教習所に行かないと、クランクにハマり、S字カーブにハマります。

そしてもう一つの理由、それは「食べ物が歩く」。
進軍するときに一番大切なことはなんでしょうか、そこの軍師さん。
そう、兵站ですよね。
兵站というのは、後方から物資を補給したり何なり支援するためのシステムです。
兵糧攻めという言葉があるとおり、腹が減ったら戦ができません。
なので、兵士のご飯は何よりも大切なのですが
普通、食べ物って、歩きません。穀物とかですし。
しかしモンゴル軍は遊牧民族。家畜を連れて歩くのが、ごく普通のこと。
家畜は生きているので、進軍と一緒に歩いてきてくれます。
こんな楽なことはありません。
そういうわけで進軍も早いし、テキパキしていたのです。

そしてむかえる「ワールシュタットの戦い」または「リーグニッツの戦い」。
これも世界史で習いましたよね。
「うわぁぁ!モンゴル軍が来るんですけど!っていうか来たんですけど!!」とポーランド。
当時の西欧のみなさんはもう、恐怖でドキドキです…。
ポーランドはおとなりのドイツと連合軍を組織。「ここで防がないとやばい…頑張ってお願い…」
しかし、ここで繰り広げられた戦いは、それはもう一方的で、ドイツ=ポーランド連合軍はぼろ負けしてしまいます…。
ワールシュタットとは「死体の山」を意味する言葉で(リーグニッツは地名です。「関ヶ原の戦い」みたいなもん。)モンゴル軍は文字通り死体の山を築き、「さて、どんどん行くかな」と思ったところでなんと

オゴタイ=ハンが崩御。

これにはバトゥも急いで引き返すしかありませんでした。
まじやばかった、と後に西欧では語り草になりました。
オゴタイの跡を継ぐのは、モンケ=ハンというお方。
聞いたことないですよね…。
そのあともしばらく、馴染みある名前はしばらく出てこず、国号を「元」と定める、有名な「フビライ=ハン」へと、時代は繋がっていくのであります。

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