後妻業の女を観た感想と評価:映画考察

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おおう!!栁澤です。初のロードショー中の映画ですぞー!一体、栁澤は何をわざわざTOHOシネマズまで観に行ったのでしょうか?

今回紹介する映画は・・・もうタイトルでばれてますが
後妻業の女」です。

おお、何気に邦画は珍しいですね。伊達さんのゾンビ映画くらい?アニメは邦画に入るのかな?

いつもの様に作品情報から。

後妻業の女
ジャンル:コメディ
製作国:日本
公開年:2016年
監督:鶴橋康夫

概要:資産を持った高齢者の配偶者となり、その遺産をいただくのが「後妻業」。結婚相談所の所長・柏木は、「後妻業」のスペシャリストである小夜子に「太客」を紹介し、うまく遺産が手に入れば山分けするというビジネスをしていた。柏木たちのやり方は高齢者から財産を手に入れた後は「殺してしまう」のも辞さないという、まんま犯罪行為であったが、大した罪悪感もなく次々に高齢者を手にかけていた。しかし、9番目の夫が死亡した際に、財産をごっそり奪われていたことを知った、夫の次女が怒り心頭。次女は小夜子を「後妻業の女」だと突き止め、追い詰ようと決意…ここから順風満帆だった柏木たちの頭の痛い日々が始まる。

って感じで、コメディなので謎はありません!見ている時は小夜子のふてぶてしさにクスっとしたり、ムカッとしたり、柏木さんの情けなさにニヤニヤしたり、次女や本多さんを応援したり…と飽きないのですがラスト…着地点どこだったの?感が…(◎_◎;)原作は直木賞作家の「黒川博行」さんの小説なので、オチはもっとガッツリあるのかもしれませんが、映画だと、多分尺が足りないんでしょう、「結局何やってん。」という感じでした。

そんな、「後妻業の女」に対するおすすめ度は・・・

おすすめ度(5段階):★★★

ですね!!ロードショーを観に行くのはね、たまには映画館で映画見るのもいいもんですね~、って感じなので、内容はともかく、行きたい人は行っても良いと思います。でも、面白い映画を求めて、新作で「うわこれ面白そう!」とか思って借りたりすると「旧作になるまで待てばよかった…」となってたかも…原作読んでみたくなります。ちなみに、金曜日18時の回で観ましたが、115人収容のスクリーンで客は5人でした。というわけで、旧作なら「まぁ…オチはないけど面白くなかったってことはないな」と思えるから★★★って感じかと思います。た…多分。甘め採点な感じはしますが(;’∀’)

ここからはネタバレを含みますので、これから観る予定がある人は「後妻業の女」を見終えてからにしてくださいね!(?)

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

結婚相談所所長:柏木亨
後妻業スペシャリスト:武内小夜子
小夜子を追い詰めようと決意する次女:中瀬朋美
優秀弁護士:守屋
守屋の法律事務所の調査員(元刑事):本多

やたらと登場人物が多く、チョイ役なのにキャスティングが超豪華なのでなんか原作では重要な役どころなの?って思う感じなんですけど正直重要人物はこれくらいかもしれない…。ていうか守屋弁護士削ってもいいかもしれない…。

考察・感想(ネタバレ含む)

というわけで、ここからはネタバレありのお話ですね。
単刀直入に言うともう小夜子と柏木は完全に殺人者です。死にかけ老人が死ぬのを待つのではなく、とっとと次の老人と小夜子をくっつけたいがために積極的に「始末」までしています。本当ならもうサスペンス。うすら寒くなる話のはずが、彼らは実にのうのうとコミカルに生きていますし、作中で殺人が起こったと思えない緊張感のなさで話は進みます…うううん!いいのか!それで!

というところに一石を投げ入れるのが、9番目の夫の前妻との間の次女である「朋美」です。彼女は気が強くてしっかり者。わざと血行をバリバリ良くされて脳梗塞にされ、それでも危篤状態を脱したのに結局窒息死(多分)させられた何とも気の毒な朋美父は、後妻の小夜子に公正証書を残していました。それによると、朋美の父は「内妻の小夜子」に財産を全て譲ると定めていました。ただオロオロする長女と対照的に、次女が「しかるべき措置を取ります!!」と怒って弁護士をやっている高校の同級生に連絡を取ったことから、小夜子たちは悪行を暴かれていきます…、その事務所の敏腕調査員「本多」によって。彼は元刑事の私立探偵だそうです。めちゃくちゃ優秀です。が、クズだった!!!!この映画クズだらけなんですけどもまぁ三大クズが柏木さん、小夜子さん、本多さんです多分。

本多さんは、せっかく小夜子達から朋美父の財産を取り返せるほどの材料(過去の悪行に関する証拠(状況証拠だけど…)、それらをマスコミに流すという作戦など)を揃えたのに、朋美や守屋弁護士のために動いていたわけではなかったようで…柏木さんをゆすります。ああ。そんなことしたら殺されるんじゃあ…。と思ったらやはり刺客を差し向けられ、太ももを銃で撃たれたりしちゃいます。しかし元刑事だけあって強し。それでも死ぬわけではなく柏木に逆襲しに行くという…。柏木さんが負傷者本多さんに負けるヘタレだったことにも驚きましたが…(◎_◎;)

でね…、結局本多さんは柏木たちから金をゆすりとり損ね。調査の結果は結局朋美さんに渡るのかい?と、私たち観客が思っている頃。父の家の整理をしていた朋美の姉は、朋美にこんなことを言うのです。「お母さんが亡くなってからお父さんは寂しくて、朝起きたら初恋の人の名前を叫んだり、近所の未亡人に求愛したり、飲み屋のママさんに求愛したり、近所の人から『色ボケ先生(←元短大教授だから先生)』と言われてしまってた。そこへあの小夜子さんが現れて少しほっとした部分もある…」と…。えっ…!?お姉さんは美談だと思っている!?殺したと知ってたら、(そして実はかなり小夜子は父を放置してたと知ってたら)こんなこと言わないとは思うんですけど、後妻業も実は悪いもんじゃないんかな…と言わんばかりの言葉が。いやいやいやいやダメだよダメだよ?!後妻として老人を狙う時点でダメじゃないの?!と思いはしたものの…うーん…じいさんの立場に立つと…どうなんでしょうな…。小夜子は実際はじいさんに寂しい思いをさせていたし、面倒も見てないし、最後に金だけ奪って、揚げ句の果てには殺したんですけども、そうじゃない後妻なら財産目当ての結婚でも、気持ちよく財産あげてもいいのかなあ。とちょっと思ってしまいました。しかし「後妻業」は単なる後妻さんではなくて、犯罪も含む(場合もある)ので、やっぱダメですけどね。

着地点は、「家だけは姉妹に残す」という、公正証書より日付が後の「遺言状」が見つかり、妹が溜飲を下げた…という感じなのかな?(;’∀’)なんか晴れやかな顔して最後そう妹が語ってたので…。小夜子・柏木コンビはお咎めなし、本多も裏切ってたのにしれっと敏腕調査員みたいな顔してそれを聞いてる、という悪人一切処罰されず!のラストでした。

それにしても、第9の夫は4000万遺していたため「お宝ジジイ!」と大喜びされていましたが…4000万って少なくないかな…?もしかして初任給10万円とかの時代の小説が元なのか?と思ったけど、「バブル後」の話なども出てたし、うーん。調べたら2010年代のつい最近の小説でした。うーん。じいさんはもっとため込んでるイメージだった…。

尺が足りな過ぎて、何故いたのか分からなかったキャラ達

この小説、多分奥が深いと思うんですよ多分…小夜子がどうしてこんな女になってしまったのかとか、柏木の女癖の意味とか…映画だけじゃ語り尽せない何かがあったのだろうと思うしかないキャラがわんさかいました。

小夜子の息子:消息不明と言われていたけど、実は普通に小夜子んちにいた。必要とされていないことにやたら怒るので、その辺のエピソードがあったのではと言う感じ。めちゃくそチンピラになっていることに関しても特に語られず。
瀬川英子:歌手の瀬川瑛子ではなく。「小夜子の後妻業の相棒」という肩書で紹介されるが、ほとんど何もしてない。原作では小夜子と英子がうまく組んで「後妻業」をする機会があったのかも。
舟山:逆後妻業の鶴瓶師匠。柏木が「あいつカタギやない」と鋭く見抜いたが、そこまで危ないこともなかった。小夜子も何も失うことなく無事(ビンタされたくらい)。このキャラは鶴瓶師匠の無駄遣いだったような(;´Д`)尻を映したかっただけなのか!?
繭美:柏木の女関係の一部として登場って感じだけど、だから?という感じで薄かったような。柏木が「徳島県(第6夫と第8夫を殺害した場所)」に行ったことあり、と本多に証言したので、そこだけは重要だったけどそれは映画だと理沙だけでよかったような気が…。でも原作では繭美と理沙を二股で云々とかあったんだろうなとか推測。
バッタモン屋のおっさん:公式サイトのキャストでは普通の重要キャラみたいに紹介されてるんだけど、本当にただのバッタモン屋のおっさん。
獣医:太もも撃たれた本多さんの治療をしただけの獣医なのに何故、柄本明を!?
途中まで朋美が調査に同行:キャラじゃないけど…。最初本多とふたりで調査していた時はいい感じに謎が解けていく感じだったのに、何故か途中から朋美がいなくなった。(その後、本多さんクズ化)もっと朋美と2人で調査してほしかったな~。小夜子の正体暴きパート、面白かったから…。まあ、とはいっても、クズ化するために別行動になったんでしょうから仕方ないんだけど>< もうちょっと観たかったな~。

という感じで…いや…原作でも全然どうでもよかったらどうしよう(;´Д`)あと、ロードショーなうなので、考察(というか感想だけど…)を書くにあたって観なおすということが出来ませなんだため、セリフの細部などが違ってたりするかもしれませんがお許しくださいまし!m(_ _)m

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