長い付き合いをしたい人には「合わせ」てはいけない

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応用心理学でも何でもなく、単なる蘭丸の思ってることです。こんにちは、栁澤蘭丸です。

日本人は譲り合いの精神を持ち、和を貴ぶ民族です。協調性を良い性質としています。

なので、公私に関わらず、気に入られたい人に話を合わせてしまったり、近づこうとして共通の話題を持とうと努力してしまったりしがちなんですが…、「合わせられた方」の話ってあまりされないと思いませぬか。「合わせよう」「共通の趣味が欲しい」という話は聞きますが。実際合わせてきたぞこれ。っていう人の話ってあまり聞いたことない気が…します。
せいぜい「職場に私の真似をしてくる子がいます。不愉快です」と言う程度。しかもその真似をしてくる子は大体悪気がある感じがしますしwww

というわけでここでは「悪気がない、純粋に近づこうと、趣味や話題を一生懸命合わせてくる人は、合わせられた人にはどう見えるか」という話をしようと思います。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ…と言いますが愚者なので経験に学ぶ蘭丸!

わたくし、小さい頃は、親の言うことを何でも素直に聞き、本当は好きじゃなくてもスイミングスクールに通えと言われれれば通うし、習字を習えと言われれば習うし、ピアノを習えと言われれば習っていました。「親の希望に合わせない」という選択肢が無かったからなのです。
妹・弟が、親から提示された習い事を「これは嫌いだからやらない」とか断ったのを知り、衝撃を受けたほどです。「そういうのアリなん!?」と…。
その反動か分かりませんが、高校あたりから豹変。親の言う事なんて全く聞かず何でも自分のことを自分で決めるようになり、人に合わせるなんてこともなくなってしまいました!合わせなくても、不自由がなかったんです(´・ω・`)

私なんかにも、仲良くなろうと、共通の話題を持とうとしてくれた人はいました。が、分かってしまうんですよね、無理して合わせてくれてるのって…。結果申し訳なくなってしまうため、その人とあまり話したくなくなってしまいます。
また、逆に、蘭丸が万人に対して「私に合わせさせてやる…ケケケケ」と思っているような悪い奴だったら、最悪です。合わせていると、尻の毛までむしられてしまうことになりかねません!!

というわけで「合わせられて喜ぶ奴」はろくなものではない。まともな人なら「無理に合わせられたら申し訳ない上、自分も窮屈だ…」と感じてしまう。だから、その場しのぎの関係を取り繕うためなら合わせてる意味はありますが、長い付き合いを望んでいる相手には最初からありのままで臨んだほうが良いと思われるのですよね。相手に、「窮屈だから距離を置きたいなー」と思われてしまったら長い付き合いもクソもないし、さらに質が悪い相手だったら、利用してやるーと思われてしまうから。
どう頑張っても長い付き合いが出来ないくらい相性が良くない相手は、合わせても合わせなくても上手くいかないということだと思うのです。だったらありのままの自分で接して、今まで発見できてなかった共通点を探したり、新しく同じ趣味を持ってみるほうがマシ…というもんじゃないでしょうか。

ちなみに私に一生懸命合わせて来てくれた実例では…、
私が馬の話ばっかりするので「馬って可愛いですね、私も馬を好きになりました!」と、馬を共通の話題にしようとしてくれた例がありました。

~~~以下読み飛ばしても支障がないクソ文章~~~

が、私は馬は馬でもレースに出るような競争馬にしか興味なく、しかも皐月賞・ダービー・菊花賞のクラシック三冠にかすってない馬は興味があんまりなく、さらにはそれがサンデーサイレンス系の、その中でもステイゴールドさんの血を引いているかどうかが最重要ポイントとなりますが、そんなことまで分かってくれる人はあまりいない。馬のグッズをいただいたりしても「…。これはサラブレッドじゃないな…何だろう。セルフランセか?ホルスタイン(←馬の品種)かな?」と思ってしまいます。いや、馬のグッズなんて珍しいから嬉しいは嬉しいんですが。普段使いにしてる時計は馬柄ですがこれはタダの馬ではなくオルフェーヴルちゃんのダービー勝利記念の時計なのです…!!馬なら何でもよいわけじゃないんです。もっともっと欲を言うなら気性難で、G1勝ってて、毛色が鹿毛じゃなく、脚質は追い・差しの馬がいいです!!ただのオルフェーヴルとゴールドシップじゃねえかっていう感じもしますが…。
合わせてくれようとした人は、系統とかそんなこと知らないので、「ブチコ」という馬が好きと言ってました。ブチコは競走馬で、珍しい毛色をした馬としては有名ですが、重賞は勝っていません。気性難ではあるんだけど。条件馬のくせに気性難っていうのはちょっとな…。三冠馬なのに、調教再審査を受けるような気性難だからいいのであって…。うん。せめてスイープトウショウって言ってくれたら、なかなかいいところついてくるなーと思ったかもしれないけど。ブチコは確かに馬の中では可愛いけどそういうのとは違うんだよなぁ…。可愛さだったら犬やら鳥のほうが上になっちゃうんだよなぁ…みたいな。

~~~ここまで☆~~~

っていうね、もう上記を詳しく読まなくても「そんなこだわり分かるかよ!」っていう感じの蘭丸の「馬」事情に合わせようとしちゃったのが運の尽きだったかと。
結局、好意で共通の話題を持とうとしてくれてるのは分かってるんだけど、ちょっとズレている馬の話をするのが苦痛になったので「いやー、強くて癖のある馬のレースが好きなのであって、馬を純粋に可愛いと思っているわけじゃないから…ブチコの良さはよく分からない」とか言ってしまいました蘭丸。なんてやつ。
多分、この世で理解しているのは、毎日のように「馬がー馬がー!」とブツクサ言われ続け、興味もないのにウイポをやらされ、サイレンススズカ系(しかも親系統)を作らされた伊達さんくらいかと。サイレンススズカはステイゴールドの血は引いていませんが父が同じ。サンデーサイレンスの子で、気性も別に良くないので好き!!毛も栗毛だし。しかもステイゴールドと同い年。

競馬が分からない場合は乗馬でも始めてくれれば良かったんですが…そっちなら単純に「馬可愛い!」とか「巻き乗りが苦手…」とかいう共通の話題になったと思うんですけどね。
乗馬って、やるには体重上限があって、万人ができるわけじゃないんですよね…。つってもよほど人間離れしてない限りは大丈夫だとは思いますが(クラブによる)。

蘭丸の失礼ぶりが浮き彫りになってしまいましたが、そんな感じで、みんな合わせない方が仲良くできるんじゃないのむしろ!と思います。生意気ですみません!!

ではではでは!ではでは!

長い付き合いをしたい人には「合わせ」てはいけない_挿絵1
伊達さんは、私に頼まれてサイレンススズカ系を作ってただけなのにいつの間にかサイレンススズカ大好きマンになってしまったのであった…。
(サイレンススズカにクラシック三冠、欧州三冠、秋古馬三冠を三歳時に取らせようとしたせいで(九冠馬にしたかった)、同い年のステイゴールドが走れるレースが国内に無く、仕方なく仏国三冠を目指したが、フランスダービーこそ勝利するも、フランス2000ギニーとパリ大賞典で2位となってしまったため、三冠馬になれないという不運に見舞われた。 By 伊達)

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