「二階から目薬」という諺の成り立ちについて勝手に妄想してみる

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二階から目薬

物事が思うようにいかず、もどかしいさま

二階から目薬という諺をご存知ですか?
なんとなく、「二階から目薬」って諺の割には新しそうな響きじゃないですか?
ある日、突然そんなことを思った私は二階から目薬について調べてみたのです。

調べた所によると、二階から目薬という言葉は上方かるたに記載されている言葉らしいのです。
そして、その上方かるたは1780年頃に作られたらしい・・・

そこから分かることは・・・
1780年にはもう目薬ってあったの?
ってことです。

なんだか目薬ってそんなに昔からあるイメージじゃないのでかなり驚きました。
日本で最初の点眼式目薬は16世紀頃(安土桃山時代)に開発されているようです。

感心しつつも、思うんです・・・
「二階から目薬」って、結構頑張ればいけそうじゃないですか?
どうせ例えなんですから、十階から目薬とかにしておけばいいのに・・・
そう思った私はなぜ二階にしたのか考え始めました。

(時は天明、上方かるたを作成する作者二人のやりとり)

作者A「なあなあ、かるたに書く言葉なんだけどさ、目薬って使えね?」
作者B「お、流行りを捉えている感じがいいね」
作者A「じゃあ、どういう意味にするか・・・」
作者B「目薬って使いづらくね?だから、上手くいかないものの例えとかどうよ?」
作者A「いいね!じゃあ、折角だから凄い上手くいかないシチュエーション作ろうぜ!」
作者B「じゃあ・・・そうだなめっちゃ遠くから使うことにしようか」
作者A「空から目薬とか、屋根から目薬とか?」
作者B「まてよ・・・これなんでもできそうじゃん。後で埋まらなかった文字で使おうぜ」
作者A「そうだな、これかなり便利だからとっておくか」

(数時間後)

作者A「”に”浮かばね~~~なんかいい言葉ねーかな」
作者B「おいおいAよ。目薬あんじゃん」
作者A「に・・・にから始まる高いところってどこよ?」
作者B「に・・・二階とか?」
作者A「二階・・・低くね?もうちょっと高くならないのかよ」
作者B「いいじゃん、いいじゃん、二階で十分だって」
作者A「まあ、さすがに二十階ってのは無理があるしな・・・じゃあそれ採用」

みたいな感じで二階になったんじゃないかな?
と、勝手に想像する私なのでした。

「二階から目薬」という諺の成り立ちについて勝手に妄想してみる_挿絵1

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