「確信犯」の本当の意味を知っている日本人は半分以下!

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こんにちは、栁澤です!
「この日本語は誤用」と有名なものってありますよね。例えば「役不足」とか。役不足は、元々は、大役者さんにつまらない役が当たった場合に、「この役者さんにこんな役はチンケすぎる!」という意味で言ったのが元々なので、「僕にはそのお仕事は役不足です」という言葉を「私なんかにはとても無理です~」という意味で使った場合はおかしなことになるというわけなんですね。「は?もっとでかい仕事任せてくださいよ!」という意味になってしまいます((((;゚д゚)))))

↑上記の間違いはまあまあ知られるようになり、正しい意味で使う人が多くなってきたと思います。とはいえ、誤用している人を指摘するほどのことでもないんですけどね。

しかし全く直る気配のない言葉もあります…それは「確信犯」。
みなさんはどんな風に使うでしょうか?
「こうなるの分かってたんだろ!確信犯だ!」という風に、「悪い結果になることを予見しておきながらあえて実行した」というような場合に使いませんかね?これは実は違うんだそうで…でも私も「正しい確信犯の意味」がさっぱり分かりませんでしたので、調べてみましたところ…

政治的・思想的または宗教的信念に発して、それが(罪になるにせよ)正しい事だと確信して行う犯罪。(googleの辞書より)だそうです。

つまり、「悪法もまた法なり」の逆バージョンですね。これは「どう考えてもおかしい法律でも、法律ならば従わねばならぬ」という意味です。

みんなが「確信犯の意味」だと思っていた、「悪い結果になるのを分かっててやった人」っていうのは正しくはどう表すかというと「故意犯」が一番近いのかな~と思います。
しかし、アンケートの結果「確信犯の本当の意味」を知っている日本人はもう40%程度しかいないそうで、辞書にも、もう一つの意味として誤用のほうも載せている場合があります。言葉というのはどんどん変わるものなのですね。

例えば…えーとまた虫の話で申し訳ないんですが…ゴキブリはもともと「ゴキカブリ」と言われていたものが縮まって「ゴキブリ」になったと言われています。今では「ゴキカブリ」のほうが「???」ですよね。ゴキというのは食器などのことで、それを齧る(かぶりつく?)ことから、漢字で書くと「御器噛」と江戸時代までは言ってたそうですが(←漆塗りの器をかぶってるように光沢があるため、という説とかもあり)、とある生物学の教科書に「ゴキブリ」と間違って書いてしまったため、それが正式名称として広まったんだそうです。

古文の勉強をしたことがある人ならお判りでしょうけども、1000年もしないうちに、いやものの100年で全然文書は意味不明になってしまったりするくらい、言葉って変化が激しいですよね。私は仕事柄、明治以前の他人の戸籍を解読したりすることもあったのですがもう達筆すぎて何が何やら。今だから言うけど「あ…こ…ここの記述?かな?」と、もう勘で仕事してましたね!!!!法律も、作られてから全然改正されてない法令ってカタカナ混じりで書いてあったりして、読みづらいこと山の如し(←誤用)。
博物館などで見ることができる「戦国武将誰々から家臣誰々への手紙」なども、もう、全く読めません。たった400年そこら前のことで同じ日本の言葉が分からないのです。当時は文語体と口語体は違ったとはいえ口語のほうもかなり違ってたはずでしょうねぇ。訛りも強いでしょうし。

なので統一した日本語が成り立ってる今がむしろ奇跡なのかもしれません!100年後、「確信犯」はどっちの意味が生き残っているでしょうかね~。

栁澤でした!

「確信犯」の本当の意味を知っている日本人は半分以下!_挿絵1

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