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こんにちは、栁澤です。
最近よく目にするのは「芸能人が、スキャンダルやら事件の真相を本人の口で弁明する」という、テレビ番組です。
特番を合わせるともう1つや2つじゃないんですよね。
マルチメディアが発達する前は正直、芸能人のすることなんて雲の上のことと同じで、いくら週刊誌(読んだことないけど…)にひどいことが書いてあっても「あっそうなんだ、フーン」程度にしかとらえなかったと思うんですが、昨今はどうしてこんなに芸能人の方々は弁解するんでしょうか?
それはやはり「マルチメディア」のせいだなーと思うんです。
マルチメディアっていうのは「マスメディア」の反対って感じでしょうか。
マスメディアが、「選ばれし誰かが多くの人に対して一方的に情報を発する」ものだとしたら、マルチメディアは「誰もが相互に情報を発信し、受信する」ものってかんじですかね?
マルチメディアで流行ってるモノっていうのは平たく言えば「うわさ」とかそういうものですが、規模がかなり大きいです。なんせ最大なら全世界ですからね。昔は、流行ったと言っても「小学校単位」だったり、「市単位」だったものが、今では「女子中高生全体」だったり「OL全体」だったりします。良いものの噂も、もちろん悪いものの噂も、誰にでも筒抜けなんですね、今って。
すると今までは「マス」メディアで一方的にイメージを作っておけばよかった芸能人の人々も、人間であることに変わりなく、しかも「偉人」でもなんでもなく「等身大の人間」なので、何か失敗をしてしまったり、褒められないことをしてしまったりもするわけですがそれを「目撃していた」人がいて、「拡散」とかされちゃうわけですよね。昔の芸能人なら目撃者がいたとしてもそうそう写真を撮られたり、噂が全国レベルで広がったりはしなかったけれど今は違いますからね…一気に「あの芸人○○は、一般女性に手を出してヤリ捨てした」とか「自分はあの清純派アイドルのファンだったが、手を出されて捨てられた」とか、そんな情報が一気に世の中を駆けて行ってしまうわけですね…。
日本中の目が「あいつは本当は清純じゃない」という目になってしまったら、どうにかすることはほぼ不可能だとは思うんですが、希望があるとしたらやっぱり「マスメディア」の力なんじゃないでしょうか。いまだに「テレビで言ってた」というのは大きなことではあります。昔ほどの影響力はありませんが。そこで「真相はこうこうこんなんで、実際はお付き合いもしてないし、誤解なんです」とわざわざ言う必要が出てきちゃったのかなーと。
昔は、視聴者の一挙手一投足になんて構っていられなかったと思うんです、芸能人の人は
だけど今はそれをするとしっぺ返しがものすごい威力になることがあるようなんですね。ここ最近は消費税も上がったりしてますけど、有名税まで上がっちゃった感じですね。
確かに、「嫌い」って声が見えてしまう世の中なのは気の毒…と思いつつも、言い訳なんてせず堂々としてればいいじゃん、視聴者の反応を気にしだしたらそれこそもうお終いじゃないかな?と思うんです。疲れちゃいますよね。10人いたら9人に嫌われてても1人が好きと言ってくれるならいいじゃない、と、女子プロレスラーの北斗晶さんが言ってました。芸能人ならばそのくらいでよいんじゃないでしょうか?ヒールだけど愛された北斗さんの言葉は重たいですね。芸能人なんてちょっと無茶苦茶なくらいで丁度いいでしょー。法律を犯さない程度でね(◎_◎;)
というわけで芸能人が神妙な顔で「誰々と不仲っていうのは全然違いますよ」とか言い訳してたり、「あれはそういうこととちゃうと俺は思うわ~」とかかばわれてるのを見ると…突き抜けてほしいなぁと思ってしまいます。特に「誰々が二股」とか「不倫」とかそういう別に誰の命も危険に晒されてないし世の中に影響も与えてないようなことならば…弁解なんていらないっていうか。チャンネルを変えるか、DVD見るか、寝ちゃいます(´・ω・`)当の芸能人の人はマスメディアでの弁解の機会は嬉しいのかもしれないんですが、見るほうは「あ。特にもう大丈夫です!」って感じですかね。それより、ネタ見せ番組が見たい私でした!!
そもそもそこまで有名じゃなかったのに言い訳番組に出たがために、顔と名前、何をしでかしたかが明るみに出てしまってるような人もいた…。(;・∀・)
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)