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皆さんこんにちは。
枕を変えた途端、物凄く首が痛くなってしまった伊達あずさです。
最近、買う物、買う物・・・外してばかりなのですよね。物凄くお金を無駄にしてしまっている気がします。
痛すぎて全く集中できないのですが、頑張って再開したいと思います。
えっと、北の洞窟(橋の洞窟)を抜けて、バウンドキングダムに向かおうとしていたところからでしたっけね。
あ、でも、折角メリクス村まで戻って来たのですから、ポロンさんの様子でも見に行ってみましょうか。
てなわけでポロンさんのお家へ。
ポロン「お兄ちゃん達も、橋を直すの手伝ってくれたんだってね。ありがとう」
ポロンさんのお父さん「おお、あんた達かい!洞窟では、助かったぜ。何もない家だが、まぁゆっくりしてってくんな」
ポロン「お兄ちゃん、ありがとう。これあげる。あたしの宝物なんだよ」
マキシム「いいのかい?」
ポロン「うん!だって、お兄ちゃん達のおかげで、お父さん、早く帰って来れたんだもん!」
マキシム「ありがとう。大切にするよ」
てなわけで、予想通り、ドラゴンエッグが貰えました。
ポロンさんのお父さん「あの橋の向こうには、バウンドキングダムって城があるぜ。なんでも、腕の立つ剣士がいるって噂だからな。あんた達には、興味があるんじゃないのかい?」
腕の立つ剣士ですか・・・でも、アーティさんのことではないですよねぇ・・・アーティさんは剣士というより射手ですし。
では今度こそバウンドキングダムへ!
橋の洞窟を抜け、ほんの少し北へ進むとお城が見えてきました。
バウンドキングダムです。
しかしここ、城下町がないのですねぇ・・・聞き込み甲斐がなくなるので寂しいです。
バウンドキングダムでの聞き込みを開始しようとした矢先・・・来客みたいですね。
何かカミュみたいなのが来ましたね・・・
モンスターを引き連れた男「ふん、雑魚に用などない」
すると、お城からベジータみたいな人が出てきました。
ベジータみたいな人「何の騒ぎだ!!ん?なんだキサマは。ここをどこだと思っている!」
モンスターを引き連れた男「お前が、この城で一番強い男なのか?」
セレナさんみたいに、この城で一番強い人が女性だった場合はどうするつもりだったのでしょう。
ベジータみたいな人「この城で一番ではない。俺は世界で一番だ!」
モンスターを引き連れた男「ふん、面白いことを言う・・・私の名は、イドゥラ。さるお方の名を受け、ここに来た」
ベジータみたいな人「『さるお方?』お前は、サルの命令で動いているのか?」
イドゥラ「サルではない!!わざと名前を隠したい時には、さるお方と言う使い方をするのだ!!お前は、言葉を知らんのか!?」
ベジータみたいな人「・・・で、結局、何しにこの国に来たんだ?」
イドゥラ「くっ・・・よし、分かりやすいようにはっきりと言ってやる。私は、このバウンドキングダムを滅ぼしに来たのだ」
ベジータみたいな人「・・・」
イドゥラ「どうした、声も出ないか?」
ベジータみたいな人「この国を滅ぼしに来ただぁ?その、せこいモンスターでか?かなり、ぬけてるな。お前」
イドゥラ「貴様に、言われたくはないわ!お前達、やってしまえ!」
ベジータみたいな人「ふん!しかし、お前も運が悪いな。よりによって、この俺がいる国に手を出すとはな!!」
イドゥラ「早く、あの男を黙らせろ!!」
どうでもいいけど、いい加減、このベジータみたいな人も名乗って欲しいな・・・
ベジータみたいな人「ふっ。これが、俺の100の必殺技の1つ『爆裂剣』だ。この技の前では、キサマのモンスターなど、100匹いても、へでもないわ!」
イドゥラ「くっ!お、覚えていろ!この礼は、させてもらうぞ!」
ベジータみたいな人「待て!」
この人も手下がやられただけで逃げ帰っちゃうんだ・・・
あれ?
ベジータみたいな人「礼と言うのは、感謝の気持ちを相手に伝えるものだ。よって、お前から礼を受けるいわれはない」
イドゥラ「貴様、どこまで私を侮辱する気だ!必ず、復讐に来るぞ!覚えていろ!」
言い直しましたね。
結局、逃がしちゃった。呼び止めてからの止めを期待してたのに。
ベジータみたいな人「何を、怒っていたのだアイツは?」
一応、手下をやっているのですから、おちょくった事は抜きにしても、怒ること自体に何ら不思議はないのですけどね。
ベジータみたいな人「まぁ、何にせよ、この俺を超えるヤツなどこの世にはいない。ふっ、自分で言うのもなんだが、流石だぜ、俺は・・・」
マキシム「・・・強いですね」
セレナ「・・・ええ。強いけど、馬鹿ね」
マキシム「・・・ええ」
え~相手をおちょくることで冷静さを欠かせようとしてたのかもしれないじゃん!それに言うほど馬鹿な事は言ってなかったと思うけどな。流石に見くびりすぎです。そんなことより、いい加減、名乗って欲しい!
ベジータみたいな人「ん?1匹雑魚が残ってたようだな」
あれ?またお城から誰か出てきました。
新しく出てきた人「ボクの国を滅ぼそうとする、モンスターは、どこにおるのだ~!!」
さらに増えた!
更に増えた人「アレク王子!あそこにおります!」
アレク王子「おお、こいつか!」
アレク王子「よしジョセフ、下がっておれ。こいつはボクが退治する」
アレク王子「どうだ、ジョセフ!モンスターをやっつけたぞ!」
ジョセフ「おみごと!おみごとでございます。このジョセフ、王子のご雄姿、一緒忘れませぬ」
アレク王子「なに、王子として国を守るのは当然の事」
ジョセフ「素晴らしい!!このジョセフ、感激のあまり、王子のお姿がかすんで見えませぬぅ!」
どちらかといえば、こっちの二人の方が馬鹿っぽいですけど・・・
アレク王子「おう、ハイデッカ。そなたも見ておったであろう」
やっとベジータみたいな人の名前が分かった!
・・・まぁ、本当はプロローグの時に名前が表示されていたので、知っていたのですけどね。
ハイデッカ「王子、あまり危険な事はなさらないで下さい」
アレク王子「何を言う。このボクが居なければ誰が、この国を守ると言うのだ。ハイデッカ、そなたもボクを見習ってもう少し強くなれ」
やっぱり馬鹿じゃないですか!
ハイデッカ「心しておきます」
アレク王子「うむ。良い心がけだ。よし、戻るぞジョセフ」
馬鹿っぽい二人はお城に戻って行きました。
マキシム「あの男がハイデッカだったのか・・・」
あれ?マキシムさんはハイデッカさんのことをご存知だったの?
セレナ「それにしても、凄い国ですね・・・色んな意味で」
謎の茶番劇が終わったみたいなので、改めてハイデッカさんに声をかけてみます。
ハイデッカ「見慣れないヤツだな。しかし、そのなりからすると、剣士のようだが・・・あっ、もしかして、お前が、マキシムなのか?」
マキシム「えっ?ええ、そうですけど」
ハイデッカ「そうか!お前の噂は聞いてるぜ。あちこちで派手に暴れてるそうじゃないか!」
マキシム「べ、別に暴れてるわけじゃないんですが・・・」
ハイデッカ「まぁそう、謙遜するなって。それより、前から一度お前に会いたいと思ってたんだ」
マキシム「私に何か用があるのですか?」
ハイデッカ「剣士の用など、一つしかないだろ。勝負だ!マキシム!」
マキシム「ちょ、ちょっと待って下さいよ。今、貴方と戦う気はありません」
ハイデッカ「なんだ、折角盛り上がってきたのに・・・まぁ長旅で疲れてるだろうしな。ところで、この国には何の用で来たんだ?」
マキシム「ガデスと言う男の情報を集めているんです」
ハイデッカ「ガデスの噂なら俺も聞いた事がある。なんでもゴードバンを一人で滅ぼしたそうだな。でも本当なのか?」
マキシム「本当です」
ハイデッカ「一人で街一つを破壊しちまえるヤツが、この世にいるなんて・・・」
マキシム「ええ、恐ろしい事です」
ハイデッカ「何言ってんだ、嬉しいじゃねーか!そんな強いヤツには一度会ってみたいもんだぜ!まぁ、この俺に比べれば『へ』みたいなもんだろうけどな」
マキシム「・・・そ、そうですか」
ハイデッカ「ところで、そのガデスだが、この近くに来てるって噂もあるぜ」
マキシム「本当ですか!」
ハイデッカ「ああ。それに、さっきのイドゥラとか言うヤツも、誰かの命令でここに来たって言ってたしな」
マキシム「その命令を出したのがガデスだと?」
ハイデッカ「モンスターを手懐けられるヤツだぜ・・・人間じゃない」
マキシム「・・・」
ハイデッカ「ところで、話は変わるが、後ろのお嬢さん達は誰なんだ?」
マキシム「ああ、紹介が遅れました。彼女はティア。私の幼馴染みです」
ティア「ティアです。よろしく」
マキシム「そして彼女がセレナさん。パーセライト王立軍の魔法剣士です。ガデスの件で一緒に旅をしています」
セレナさんって本当に魔法剣士だったんだ・・・
セレナ「初めまして」
ハイデッカ「ほう。あんたが、パーセライトのセレナさんかい。名前は知ってるぜ。男勝りの剣士だと聞いていたが、まさかこんなに可愛いとはな!」
セレナ「まぁ、お世辞がお上手ですね」
ハイデッカ「ふっ、自慢じゃないが、俺は剣の次に得意なのが、お世辞なんだ」
セレナ「は、はぁ・・・そうですか」
ハイデッカ「まぁとにかく、汚い城だけど、ゆっくりしてってくれ。マキシム。一休みしたら、俺と勝負してくれよ。じゃあな」
ハイデッカさん退場。
マキシム「・・・しょ、正直な人ですね」
セレナ「正直すぎるのよ。あれじゃお世辞にならないって事に気付かないのかしら!」
お世辞すら言ってもらえなかったティアさんの事も少しは考えてあげて!!
マキシム「・・・まぁ、とにかく城に入りましょう」
ようやくバウンドキングダムのお城の中に入れたのですが、お城の中を詳しく調べるのは次回ですね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。