ネットリテラシー。ある世代、ない世代

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ねっとりてらしーとは…Net literacyのことで…直訳すると、網 識字率です。
つまり、「ネットのことどんだけちゃんと理解して使えるかっていう能力」のことだそうです。(何がつまりなの)

今の小中高生は、学校で習うのである程度分かっているはずです。まあでも全員が全員ばちーっと理解するわけはないので、○○ッター等でやらかす子もいるようですが、でも、学校で習うだけマシかと思います。

上記の世代を分かりやすく区分して「ゆとり世代」とすると、ネットに対して最も警戒心があるのは「氷河期世代」でしょうね。
ネットが普及し始めた2000年前後に、自分用パソコンを手に入れられたであろう世代?今30~40歳くらいでしょうか。
彼らは学校の授業などでネットの危険性などは習っていませんが、まさしく習うより慣れろの精神で、痛い目に遭って学ぶことが出来た世代だと思われます。失敗しても、若いので学習しますしね。凶悪なネット犯罪もその頃はあまりなかったはずだと思うので、まさに、小さい子がだんだん危険なことを学ぶようにしてネット社会に適合していった世代、だと思います。

一番やばいのは「バブル前期~団塊」以降の世代かと…思いますね…。
実はこの世代、ネットのコミュニティにものすごく進出してますよね。見た目年齢が関係ないネットは、お年寄りがはっちゃけるには良い場なのかもしれないです。歳をとっても新しい文化に馴染もうとする姿勢は素晴らしいと私は思います!出会い厨を釣るでも、煽るでも何でもしていいと思うんですが(?)、バブル世代以上の方はネットとリアルを切り離していない場合が目立ちます。確かにネットとはいえ、相手のいるものです。ソシャゲで知らない人から挨拶が来たとしても(それはまぁBOTの可能性もありますが、そうじゃなくて)人間が画面の向こうにいることを常に意識しています。良い事のようですが、それが「見た目が関係ないネットである」ということは忘れちゃいけません。
人間は、人間の善し悪しはほぼ見た目の第一印象で直感的に判断します。そういう能力があるわけですね。
なのでネット世界っていう、その人本人とふれあえない環境では、その直感に頼れないので「嘘を嘘と見抜けない(ry」という状態が発生し、まんまと騙されたりしてしまってる人をよく見ます。特にソシャゲでw
お年寄りなので機械に弱いのに、「脱獄ってどうやるの」とか「この設定がよくわからない」とか、素性も知らない人に自分のスマホの設定画面のスクリーンショットなどをホイホイ見せたりしてて、ハラハラしちゃいます…。ネットの知らない人じゃなくて、息子さんやお孫さんに聞いてくれ!と私はいつも思います。全世界から見える場合もあるのに。

余談ですが会ったことない人とのやり取りだけあって、嘘つきも異様に多いですね。自称弁護士、自称医者、自称社長には山ほど出くわしました。日本は弁護士だらけやー。弁護士以外は余ってると思うのでまぁいいとして弁護士多すぎーーーー弁護士なのにソシャゲに張り付きすぎーーー!暇すぎなのー!!?

というわけで。ネットはネット、リアルはリアルです。ネットで知り合った人はいくら嘘をついていても、気づくことがなかなかできません。人間はかなりの情報を視覚で入手しているというのに、ネットの人がくれる情報は文字だけだったり、誰とも分からない写真だったりするということを忘れちゃいけないと思います。実際に、日本ではあまり有名ではないアジア圏のアイドルの写真を「自分だ」と偽ってプロフィールを作っていた人もいましたし(笑)Googleで画像検索っていうのができますので、ネットで拾ってきた適当な写真を自分だと偽っている人はある程度判別できますよ~。お試しあれ。

もちろんこの「無暗に自分の情報を発信しない」とか「素性の知れない(素性がうその場合含む)人間のいうことを鵜呑みにしない」は世代に関係なく身を守る上で大切なことなんですが、特に若いころにネットに親しむことが出来なかった世代の方が苦手としているようなので警鐘を鳴らしてみたいと思います。
今20代、30代の方は当然親御さんもネットしてますよね?
「息子は詐欺!?」のポスターではないですが、たまに親御さんがネットで何をしているのか、チェックしてあげるといいかなと思います。
お金をとられるなどしてからでは遅いですしね~(´・ω・`)

ネットリテラシー。ある世代、ない世代_挿絵1
※蘭丸のは例です、ネットだからと盛ったりなどしたことはありませんよ!

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