Studio POPPO

投稿日：2017年9月28日

どうもコンニチハ！栁澤です。

絵を描くのが嫌いで嫌いでしょうがないので抵抗をなくすために一日一枚ラクガキをしています。どうでもいいのですが、絵の「らくがき」って、「落描き」であって「落書き」ではない気がするんですが…。なんていうか「書」という字は文字を書く時に使うのだと習ったンダ。だから「落書き」は、チラシの裏に書いたポエミックな文章みたいなもの（？）、または駄文のことであって絵ではないと断固として言いたいのだが黙っているのでした…

ところで今日はもっとどうでもいい話をしたいと思います。この世にはこんな言葉があります。
「この世には2種類の人間がいる。うんちゃらな者と、NOTうんちゃらな者だ」っていうセリフ。

これ………これね、超当たり前すぎることしか言えないのこの言い回し。

「この世には2種類の人間がいる。男と、男ではないものだ」
「この世には2種類の人間がいる。魚を食べる者と、魚を食べない者だ」
「この世には2種類の人間がいる。足が臭い者と、足が臭くない者だ」
「この世には2種類の人間がいる。F2層と、そうでない者だ」

「じゃない者」にしないといけないところがポイントなんですが。そうしないと、例えば「男と女だ」にしてしまうと、オカマに属する者がいるじゃん。2種類じゃないじゃん。と言われてしまいますし、足が臭いにしても「臭くはないんだけどなんかにおいはするんだよね…という人はどうしますか」というふうになるので、必ず「じゃない」を使わないといけないのですが…

この言葉の凄い？ところは、言ってることはかなり当たり前のこと、当たり前体操くらい当たり前なのだけれど、言う人次第でものすごいパワーワードになることなのです！！効果的に放てば相手が勝手に深読みするため、1ターンくらい行動不能になる場合もあるかもしれません。

例えば…ものすごい悪党が
「この世には2種類の人間がいる。法律を守る者と、守らない者だ」と言ったら、「んっ？何か抜け道があるって言いたいのかな？」と思う場合もあれば「つまり私を殺すってこと？！」ってなる場合もあると思いますが
私が言っても「そうだね。どうしたのかな。何か悪事を働いている人でも見たのかな」と思われるだけです。

例えば、オカマが
「この世には2種類の人間がいる。オカマと、オカマではない者よ」と言ったとしたら、「何か過去につらいことがあったのだろうか」と勝手に慮ってしまいそうです。
でも私がそう言ったら「オカマバーにでも行ってきたのかな」と思われるだけです。もしかしたら「え、まさか性転換したいの…？」と思う人もいるかもしれませんがそれは稀ですよね！

しかしまーこの世の中の名言？って全部当たり前。当たり前すぎるけど、言った人が誰かなのかによって意味合いが全然違ってくる。ビルゲイツが「誰も働かなくても食べていける世の中をつくりたい」と言ったら、最高かよ！ってなるけど、ニート（例えばマルクスのよーな…）が言ったら「いいから働きなさい」ってなるみたいな感じで。お釈迦様が「苦行は意味なし、楽が一番良い」って言ったら「オッケー分かりました！！」ってなるけど、若者が言ったら「さとり世代ｗｗｗ」ってなる。そんな感じです。

というわけで私が何を言いたかったのかというと…
「世の中には2種類の人間がいる。〇〇と、〇〇ではない者だ」という言葉を一生に一度は使ってみたいなー！！っていう話でした。
いや、そういう話でもあったんですが、世の中に発せられた言葉は誰が言ったのであってもとりあえず一考してみたらいいんじゃないかなっていうことかも。ちなみにF2層というのは視聴率調査や商品開発などの際に用いられる世代区分で、35歳から49歳までの女性のことを言います。この世代が大体の家庭の財布を握っているので、テレビは大体この層に媚びた内容になりがちと言われます。うむ。プロレスとかが深夜に追いやられるのはそのせいかもしれないよ。

ではではではではでは……。

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