呪いの正体とは何か?~プラシーボ効果~

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こないだからちょっとだけ「怖い話」の呪いを引きずってる蘭丸です!こんにちは!
今日は「呪い」ってどういうメカニズムで起こるの?というお話をしたいと思います。

こんな話があります。
ある大学教授が、「新薬の痛み止め効果を試す実験」と称し、健康な人間を2つのグループに分けて、軽い電気刺激を両方に与えることにした。Aグループには「画期的新薬である痛み止め」として白い錠剤を与え、Bグループには何も与えなかった。
結果、痛みの度合いはAの平均がBの平均よりはるかに軽い、となった。

っていうね。

もちろん、白い錠剤はただの砂糖の塊だったというオチです。これを「プラシーボ(プラセボ)効果」と言います。プラシーボとは、「偽薬」という意味で、そのまんまですね。
逆は「ノーシーボ効果」とか「マイナスプラシーボ効果」と言われます。つまり、プラシーボ効果は良い効果が何故か出たのに対して、悪い効果が何故か出ちゃう効果のことですね。

人間の信じる力というのはすさまじいのです。それもそのはず…実はこの世界は、自分の信じる力を通して見えている、仮の姿なのですから。いやオカルトでもなんでもなく。
あばたもえくぼ、なんて言いますけど、それも同じこと。B専などだってそうです。B専の人には、一般的には「不細工」と言われてしまう容姿の人が魅力的に感じるのだから、明らかに一般人と違う目線を持っています。その人が、美しいと思えば、誰が何と言おうと美しいわけです。他人から見てそれを「オカシイ」と思ったとしても、本人にとってはそれが全て。みなさんだって、人から理解されないことが無くはないですよね。「どうしてわかってくれないんだ」という思いを抱いたりするのは、みんな違う世界をそれぞれ見ているから、というわけなんです。

でも、さすがに客観的なことまでそれで片付くの?と不思議な気はしますよね。「これは効くはずなんだ、だって画期的な新薬なんだもの」と思い込んだら、本当に砂糖が新薬になるのか?と…。しかし、実験結果が全てなのですよね。苔の一念岩をも通す。というわけで、思い込みというのは時に人知を超えたパワーを発揮するものらしいのです。

となると、思い込みで人知を超えたパワーを発揮するのは「良い効果」だけじゃないことになりますよね。「マイナスプラシーボ効果」のほうも当然、そういう結果をもたらすことがあります。例えば「呪われたから絶対体を壊すはず!」と思い込んでしまったら、それまで健康で病気ひとつしなかったのに急に寝こんじゃったりするわけです。病は気から、ということですね。

というわけで、マイナスプラシーボ効果打破のためには、まず思い込みを疑うことから始めるのが良いと思います。でもこれを習慣づけてしまうとプラシーボ効果だってなくなってしまうわけなので、難しいですけどね(・_・;)
だけど、無意味に怖い思いをしないために、人体にはこういう仕組みがあるということを知っておいていただきたいなと思います!結構有名だけどさ(´・ω・`)

栁澤でした!ではでは!

呪いの正体とは何か?~プラシーボ効果~_挿絵1

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