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皆さんこんにちは。
バールが作った世界の内部に自作したパーソナルスペースに閉じ込められてしまった伊達あずさです。
サレヴォクも言っていましたけど、確かに自らの真の力も良く分からないまま、その力に右往左往させられていますね。

前回、サレヴォクから「バールの子の魂の欠片の提供を条件に、この場所からの脱出方法を教える」という取引を持ち掛けられてしまいました。毎度毎度、一方的な展開から、不利益を被る選択を強要される理不尽の連続にいい加減、うんざりしてきましたよ。
でもひょっとすると、この理不尽な運命に抗う手立てが残されている可能性もあるため、サレヴォクへの返答を保留し、この空間を見て回ることにしました。

この空間をざっと見渡した時、きらきらしながら飛び回るインプの姿が飛び込んできます。生意気にもネームドみたいだけど・・・
サスペナー「えー・・・こんにちわ」
む、ちゃんと挨拶できるということは、最低限の教養を持ったインプのようです。であれば、私も敬意を持って接しましょう。
あずさ「やあ」
サスペナー「私は偉大なるバール様の小さき召使いです、そうですとも。というか、以前はそうでした・・・とても寂しかった、仕えるべきご主人様が長い間いないのですから。でも、それも終わりです」
あずさ「それは私が新しい主人だという意味なの?」
サスペナー「偉大なお方、あなたが私を呼び出したのです。私を復活させたのです!サスペナーは喜んであなたの召使いになりましょう、はい!」
あずさ「私に召使いなんて要らないけどね。一体あなたは何をするの?」
ちょっと、冷たい言い方なのですが、これ以外の選択肢はもっと酷いため、こう答えるしかなかったのです。
サスペナー「まぁ掃除をしたり、アビスに続く道に落ちてる物を拾ったりです。そしてご主人様が望めば、レシピによってキラキラしたものも作ります、そうですとも!」
あずさ「”キラキラしたもの”って?」
サスペナー「ええ、そうですとも。呼び方はご自由に。あなたのために私のレシピでキラキラしたものを作りましょう。ここのところ作っていなかったのですけどね・・・ご主人様が居なかったわけですから。サスペナーは喜んで偉大なお方に仕えます!サスペナーは良い召使いですよ、ね?キラキラしたものをお作りしましょうか?レシピは沢山ありますよ!」
あずさ「そのレシピの・・・一覧はあるの?その方が分かりやすい」
サスペナー「残念ながらありません。全てのレシピはここ、サスペナーの頭に入っています。沢山ありすぎて整理がつかないくらい。労働権の保障っていうんでしょうか」
なるほど?今ここでレシピの一覧を明かしてしまえば、その一覧の中に私が望むものが無ければ自分の価値を喪失してしまうし、逆に一覧の中にあるものを全て作ってしまった場合もまた同様に価値喪失が起きてしまうから、敢えてそこを曖昧にしておくことで、保身を図りたいと・・・そういうことですね。なかなかに賢しいではないですか。
あずさ「分かった、分かった。何か使える物があるかどうか、見てごらん」
サスペナー「わぉ~!あなたの持ち物を調べてみませんと!きっとレシピに合うのがあるはずです!えーと・・・おお・・・ホーリー・アヴェンジャーの剣ですね。素晴らしい。アイ・オブ・ティールと呼ばれる柄頭の宝石があります・・・それを見つければ、私のレシピでホーリー・アヴェンジャーに付けることが出来ます。でも、今はないようですね。まあしょうがない。さぁて、と。探し続けましょう。ああああ・・・多くのヘッドを持つフレイルですね。痛っ!このヘッドじゃないよ。フレイル・オブ・エイジスのヘッドを増やすレシピを2つ知っています。まずポイズン・ヘッドを足して・・・それからエレクトリシティ・ヘッドを足します。でも私が持ってるのはレシピだけです、すみません。ひっくり返して全部出しちゃう気はありませんか?その方が簡単なんだけど・・・ああ・・・とてもいい矢筒ですね。色も綺麗だし。ローグストーンがあれば、クウィバー・オブ・プレンティのレシピがあります。いい矢が出来ますよ。(ハァ)ここに何かあるぞ。ウーム・・・古い食料かな?ときどきはバックを掃除しているのですか、それとも掃除するふりだけなのですか?あれ?スリングを使っているのですか?まるで大きな子供ですね。フム。さて、私はエリン・スリング用のレシピを持っています。考えてもみてくださいよ、たった5000ゴールドでスリングを改良いたしますよ。どんなスリングより良くなります」
やっと、自身の価値を示せそうなものが見つかったみたいですね。5000ゴールドだけで、エリン・スリングを改良できるってこと?材料もなしで?まあ、それなら試しにやってもらいましょうか。
あずさ「ええ、作って頂戴」
サスペナー「分かりました・・・離れててくださいね。この組み合わせを使うのは初めてですので・・・凄いことになるかも・・・」
どういった意味で凄いことになるのでしょうか。結果が凄いことになるのか、過程が凄いことになるのかで全く意味が違ってきます。
サスペナー「良かったですね!!ではサスペナーは自分の仕事に戻ります、そうですとも!見つけるべき物、集めるべき物が沢山あります」

エリン・スリング+4がエリン・スリング+5になりました。たったの5000ゴールドでこの結果は上出来ですね。サスペナーさん、有能です。
もっと他にも何かできないの?
サスペナー「ここにあるのは?本か?寝る前に読む本でしょうかね?うわぁ・・・ゴーレム・マニュアルか。うへぇ、退屈ですね。本を良くするページがあります。より良いゴーレムを作るための本を作ります。ヘッ・・・レシピのためのレシピです!面白いでしょう?まあ、今のマニュアルには適切なページがないので、忘れて下さい。この本は戻しておきますよ・・・とにかく、あなたにとっては文字が多すぎますからね。綺麗な絵も少ないですしね。フム。ボルトの矢筒を持っていますね。それを改良して、+2のボルトを作ることが出来ます。クロスボウは役に立ちませんが、いいボルトを使えば多少良くなります。5000ゴールドかかりますが」
これもお金だけで作れるみたいですね。一体どういった原理なのでしょうか。
あずさ「ええ、作って頂戴」
サスペナー「分かりました・・・離れててくださいね。この組み合わせを使うのは初めてですので・・・凄いことになるかも・・・」
もしかして、全ての作成で同じことをいうつもり?全部初めてじゃないですか。でもまあ、サスペナーさんはちゃんと結果を出しているので、別に構いませんけど・・・

ケース・オブ・プレンティ+2ができました。出てくるボルトが+2となったので、ちょっとしたパワーアップになりましたね。
今持っているアイテムでサスペナーさんが作成できるのは以上みたいです。でも、サスペナーさんの話を聞く限り、ウォッチャーズ・キープに戻ることができれば(そして、ウォッチャーズ・キープに保管したアイテムが残っていれば)、更に作成してもらえるものがありそうです。
でもまあ、結局はここから出ないと何も始まらないわけだけど・・・
そういえば、サスペナーさんはキラキラしたものを作る以外にも、アビスに続く道に落ちてる物を拾ったりしてるって言ってましたよね?ってことは、ここから出る方法を知っているってことなんじゃないの!?キラキラしたものを作るのもいいけど、まずはそっちを教えてよ!
といった私の願いが聞き届けられることはなく、静かに次回へと続くのでした。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。


