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皆さんこんにちは。
戦う理由が「姉さんのような人間にヴァレリアは任せられない」だけになってしまった伊達あずさです。
だって、ヴァレリアの人達は戦いが終わるならローディスの属国でもいいぐらいの勢いになっちゃってるのでしょ?そこまで皆がどうでもよくなってるのに、ひとりで真面目にヴァレリアの将来のこととか考えても馬鹿々々しいだけじゃないですか。
そんな多くの人がどうでもいいと思っている状況で、私は今からテロリストと丸腰で交渉しにいかねばならないわけですよ。そりゃ、やる気なんて出るわけがありません。
しかも、ブリガンテス城への道中で邪魔されちゃうし・・・
鉄紺のウラム「このときを待っていたぞ、ゴリアテのあずさッ!今こそ、猊下の・・・ガルガスタン軍の恨みを晴らしてくれるわッ!!」
だから、バルバトスを処刑したのはロンウェーだろうよ!!
バルバトスの信奉者でありながら、バルバトスの仇敵であるロンウェーに散々貶められていた私を恨むとかお門違いにもほどがありますよ。敵の敵は味方なんて言葉がありますけど、ヴァレリアの人にそういった考え方というのは一切通用しないみたいですね。
ヴァレリア人って極端なまでに感情優位で、微塵も合理的な思考ができない人ばかりですよね。本当にうんざりします。もしかすると、オルステッドさんってヴァレリア出身なのだろうか・・・
移動 → ディープキッス → 移動からの射撃で瞬殺です。
鉄紺のウラム「おのれ、あずさめッ!く、口惜しや・・・」
よくもまあ、敵(バルバトスの仇となるロンウェー)の敵というポジションの私をそこまで深く恨めるよね。さすが民族浄化なんて危険思想に共感しちゃうような人達ってだけのことはあります。
理念としても生物としても、多様性は大切だと思うけど、多様性を是とするなら、多様性を否定するような多様性は認められないのです。だって多様性を否定する多様性を認めてしまったら、それはつまり多様性を認めないことになっちゃいますからね。
そんなトンチみたいな考え方をしなくとも、色んな人がいて良いと言う人だって、人殺しの愛好家とかが身近にいたら困りますよね?別に例外となるものが存在したからって、全てがダメになるわけではないのです。
では今度こそブリガンテス城へ。
まーたどうでもいいというか無意味な選択を求められましたよ。どうせ何の情報もないんだし、南でいいんじゃないの?
あずさ「教団の指導者と話し合いに来ただけだと言ったはずだッ!我々は君達と戦うつもりなど全くないし、教団の信者たちに危害を加えるつもりもない!!」
教団兵士「嘘を吐けッ!!お前の言葉など信用できるものかッ!」
あずさ「僕らに抵抗しようというのか?やめておけッ!」
教団兵士「我々がここで死のうとも、その魂は大いなる父が救済してくださる。しかし、他者を力ずくで自分の思い通りにしようとするお前は地獄へ落ちるのみッ!!」
結局、戦いになっちゃうみたいですね。
もしかして、ゲームシステム的に丸腰にならなかったら駄目だった?
それにしても、無関係の人達を人質にして自分達の要求を通そうとするのは「他者を力ずくで自分の思い通りにしようとする」ことには相当しないと思っているのでしょうか。
だとしたら、何かもうため息しかでないな・・・別に人によって理念が異なることは仕方のないことだと思うのだけれど、今まさに自分がやってることを他人に対してのみ否定するのは止めて欲しいものです。
ただ、人(人以外のものはまた別)を中傷する方って、自身が中傷した内容にそのままそっくり当てはまっちゃっているというケースが驚くほどに多いのですよね。よって、これは物凄くリアリティのある台詞と言えなくもないのかも。
とはいえ、このリアリティはプレイヤーが求めているようなリアリティなのだろうか・・・
そんなことを考えながら、最後のひとりです。
あずさ「こんなはずではなかったのに・・・くそっ!」
それは私も思ったよ。
先ほどの戦いは城外でしたので、城内では更に嫌な思いをさせられることになるんだろうな・・・気が重い。
教団僧侶A「この城の中には教団の僧侶と信者しかおりません。貴方様に危害を加えるような者はいないのです。どうか、このままお引きとりください!」
あずさ「僕だって話し合いに来ただけだ。戦うつもりなんて、なかったんだ!」
教団僧侶B「よく言うわ!さっきまで城外で殺し合いをしていたくせにッ!」
まるで私達が率先して殺し合いを望んだかのような扱いですね。
そもそも城を不当に占拠しておきながら、危害を加えるような者などいないからこのまま帰れとか無茶苦茶にもほどがあるでしょうよ。
教団僧侶C「帰って!帰ってよ!!ここは貴方の来る場所じゃないわッ!!」
そういうのは自分達が所有する場所で言ってくれませんか?
今の状況を現実世界で例えるなら、謎の宗教団体が職員を人質にして市役所を不当に占拠し、通報を受けやってきた警察官に対して「ここは貴方達の来る場所じゃないわ!」と罵倒するようなものです。あまつさえ、占拠しているのは武装集団なわけですからね・・・あなた達のどの辺に正当性があるのか教えて頂きたいくらいですよ。
女性の声「おやめなさいッ!!」
誰か来たみたいだけど、信徒達を制御できる立場にあるのであれば、城外の信徒達が犠牲になる前に止めて欲しかったよ!
僧侶オリビア「失礼いたしました。私は教団の僧侶でオリビアと申します。我が教団の指導者、プランシー様が貴方様にお会いするそうです。さ、こちらへ」
ところで、何故すっかりこの城の所有者気取りなの??
あずさ「プランシーだって!?どういうことなんだッ!?」
僧侶オリビア「貴方のお父上です・・・」
あずさ「!?」
僧侶オリビア「急ぎましょう。あまり時間がありません」
あずさ「それは、どういう意味だ!?」
僧侶オリビア「あずささん。貴方のお父上は天に召されようとしています」
あずさ「なんだって!!」
僧侶オリビア「・・・私達がハイムの『屍人の谷』でプランシー様を発見したときには、既に自力で立ち上がることすらできない状態でした」
あずさ「『屍人の谷』・・・?」
僧侶オリビア「不治の病や業病に冒された人々を収容した小さな洞窟のことです」
あずさ「業病・・・」
業病には”悪いことをした報い(前世も含む)としてかかる重い病気”という意味があるのですよね。
何故オリビアさんは「業病」とそれ自体には善悪の定義がない「不治の病」を並列関係にしたのでしょうね。本当に業病は意図通りなのでしょうか?こちらの世界でも、その昔、とある都知事さんが難病を業病と表現してしまったために謝罪に追い込まれちゃったことがあるのですよ。
僧侶オリビア「色々と手を尽くしたのですが、病状は悪化する一方で・・・」
あずさ「暗黒騎士団か・・・?」
僧侶オリビア「拷問だけでなく、大陸の秘薬を用いて情報を引き出そうとしたようです」
あずさ「父さん・・・」
僧侶オリビア「さ、行きましょう」
・・・と、44話目にしてようやく父さんと話せるチャンスが転がり込んできたわけだけど、やっぱり話すのは45話目にしましょうかね。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。