投稿日:
皆さんこんにちは。
水たまりで拾った例の手が力ある者の手がかりなんじゃないかと疑っている伊達あずさです。
でも、それなら何故クアロさんはこの手に反応しなかったのか・・・
それを確かめる前に、まずは歴史のお勉強です。
今回も訳は比較的安定していますけど、また王の世継ぎが皇太子になっちゃってますね。
日本語は日本でしか使われていないのに、その日本が王太子であっても皇太子って言っちゃうせいで、王太子と言う言葉が使われる機会が無くなってしまっているせいなのかもしれませんね。確かに今の日本では王太子って言葉をほとんど目にしません。
でもまぁ・・・王太子が皇太子になっちゃうのは現代日本の特殊事情であって、日本語(漢字)は表語文字なわけですから、現代日本が舞台でないかぎりは王太子と書いた方が良いと思うのです。
それにしても、継承権がない者が王を殺すというのであればまだしも、皇太子(王太子)が現王を殺害しちゃったのですね。しかも、それが原因で王家が滅びちゃってますし・・・
確かダンブラスの時も同じようなことが起きていましたけど、あの時も現女王(親)を殺して王位に即いた女王はすぐに暗殺されちゃってましたね。やっぱり、そういう浅慮な人だからこそ現王(女王)の暗殺なんて大それたことを己の欲望に準ずるまま実行してしまうのかもしれません。
現王の悪しき治世を正したい・・・などという崇高な信念をもった皇太子や王太子であったなら、もうちょっと別の手段を選んでいそうです。
ま~君主制であれ、民主制であれ、同じものが当たり前のように長く続くとどうしたって腐敗していっちゃうのかもしれませんね。
では本編です!
クアロさんからの勧めで、地下道に隠されているという剣を探すことになってしまいました。
こんな序盤から手に入る剣が強いはずありませんし、そもそも、うちのグループには剣の使い手がいないのですよ。なので、あまり気乗りしないクエストではあります。ま、経験値は貰えるでしょうから、全くの無駄ということにはならないでしょうけども。
ふ~む、ここにも上り階段がありますね。
この階段を上るとスラム地区の別の場所にでるのかなぁ・・・何れにせよ、このエリアの探索が終わるまで階段はお預けです。
とか言ってるそばから、このフロアの未探索領域はこの扉の向こうだけになりました。
そして、ここは何?
中に入ると目の前の濁った水たまりが突然、ぼんやりと輝き出し、早口な、興奮したような声が頭の中に響いてきました。
・・・いや、そう書いてあったのでそう言ってみましたけど、ぼんやりと輝く(眩しく光ること)って表現としておかしいような・・・
輝く水たまり「そうこなくちゃ!鍵をみつけるんだよ、旅人さん!おいらは身動きとれないが、取るに足らないじいさんを操って、声の変わりにしてるんだ。いいとこ見せてくれよ、そしたらおいらも一肌脱ぐからさ。前の持ち主の言葉を聞いてくれよ。おいらをこんな臭ぇところに放っぽったまま、この世におさらばしちまったとんでもねえ奴さ」
そこまで言うと急に声の口調が厳かで偉そうになりました。
輝く水たまり「4つの錠前、刃を閉ざす。4つの鍵穴、刃を放つ。鍵の順番、誤るなかれ。4つの稲妻、そなたを穿つ」
ここまでいうと再び興奮した口調に戻ります。
輝く水たまり「ヴァラーの目を盗んでこの吐き溜めから這い出してさ、とっておきの詩をそこの下水管に刻んでおいてやったよ。ヴァラーに気付かれて再び封印されちまったが、あんちきしょうも今やこの世にゃいないのさ」
あずさ「何なの、一体?あなたは誰なの?」
輝く水たまり「いきなり手の内を見せろなんて無茶だ。だから、いいとこ見せてくれって。クアロのとこに行くんだよ。奴さんを通じて話すとしよう。鍵は順番に気を付けるんだ、忘れないでくれよ!」
そう言った後、声は聞こえなくなりました。
事情を説明することなくこちらに何かさせようとする人にろくな人はいませんからね。それに喋る剣とか私の趣味じゃないのですよね・・・ますます気乗りがしなくなってきました。
もうこのフロア内に行けそうな場所がなくなってしまったので、クアロさんのところに戻ってみましょうか。
前回、水たまりで拾った手が手がかりなのであれば、何かしらの反応があるかもしれません。まぁ、最初の会話ですぐに反応してよって話ではありますが・・・
クアロ「手がかりは見つかったかな、お若いの。それとも儂はここに骨をうずめることになるのかな?」
あずさ「手がかりは見つかったけど」
クアロ「ならば『力ある者』から知らされたはずだ。封印を特には4つの鍵となるものが必要だ。しかも、それらを正しい順序で使わなくてはならない。鍵となるものについて、何でも聞いてくれたまえ。ワシの答えられる範囲で知ってることを教えよう」
どうやら、”手”が手がかりだったわけではなく、あの輝く水たまりが手がかりだったみたいですね。
じゃあ、この手はなんなのよ。
あずさ「この手をいつ使うべきなの?」
クアロ「『力ある者』を暗き淵に投げ込んだ張本人、ヴァラーの手だ。彼の苦しみは何事にも先んじるべきだ」
え?これってヴァラーさんの手だったの!?
ともあれ、クアロさんが反応したということはこれが4つあるという鍵の1つなのかもしれません。
となると、こんな感じのものが残り3つあるみたいだけど・・・この下水道内で全部見つかるの?1つぐらいなら見落としただけってこともあるでしょうけど、3つとなると・・・
2体の骸骨が、お互いの腕に絡まりあうようにして壁に埋もれています。
1体は、もう1体より一回り小さく、その骨となった指には金の指輪をしています。この指輪は外そうと思えば難なく外せそう。
じゃあ、外そう!!
骸骨から外した指輪は妙に熱を持っているような気がします。少なくとも普通の指輪ではなさそう。
これが2つめの鍵なの?ヴァラーさんの手が鍵だと言われなければ、これが鍵だとは思いもしなかったでしょうね。
その後も下水道の探索を続けたけども・・・やっぱり、もう見落としていそうな場所なんてないよ!
まさかとは思うけど、この友好的なコボルド・・・さん達をどうにかしろなんて話じゃないですよね。
あ・・・この唯一話しかけられるコボルド・シャーマンさんからスリ盗るとか?
早速、ヨシモさんを呼んで、お願いしてみるも・・・何も持ってないって言われた!
じゃあ・・・無実だったら時を戻すから許してコボルドさん!
3つめの鍵かどうかは怪しいけど、なんか珍しそうな杖を落としたよ・・・これは・・・ごめんなさい。
う~ん、クエストのためとはいえ、好戦的ではない敵にこちらから攻撃を仕掛けるのは抵抗がありますね・・・
3度クアロさんのもとへ。
あ、先ほど手に入れた指輪と杖について聞くことができるよ!
あずさ「この指輪について話してくれる?」
クアロ「1本目の土管でもないし、3本目でもない」
あずさ「この杖は、どうすればいいの?」
クアロ「転ばぬ先の杖だ。切り札としてとっておくがいい」
なるほど・・・手が最初で、指輪は2番目、杖は最後ってことですね。
となると、残るは3番目の鍵だけだけど・・・コボルドさん達のような前例ができちゃったからなぁ・・・もし、無実だった場合には時を戻すので許して下さいね。
あずさ「あの声が言っていた、『親友の血』について教えて欲しいの」
クアロさんは辛い思いに苛まれた表情を浮かべ、顔を背けました。
・・・絶対にあの剣、邪悪な剣ですね。
これで4つの鍵が全てそろったわけですけど、これを一体どうすれば?
指輪について聞いた時、土管がどうのとクアロさんが言っていたので、多分あそこだとは思うけど・・・試すのは次回ですね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。