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皆さんこんにちは。
何故かこの変なタイミングでシアトリズムをやり始めた伊達あずさです。
想像していたよりも遥かによく作り込まれたゲームだったので、ちょっとびっくりしてしまいました。
蘭丸さんって自分がプレイしたいと思わないようなゲーム(サイレンとかキャサリンとか)は熱心に勧めて来るけど、自分がプレイしたいと思うゲーム(ペルソナ3とかシアトリズムとか)に関しては全く勧めてこないのですよね。
こんなに良いゲームだったのなら、もっと早くに出会いたかったよ・・・
脳内にファイナルファンタジーの曲が流れまくっている中、タイトーさんのエストポリス伝記2を再開したいと思います。
ルビーの鍵を手に入れたことで、この洞窟の探索もいよいよ最終局面に突入しました。
後はお目当てとなるリンゴの形をしたルビーを手に入れるだけです。ただ・・・どうせ、ボスっぽい感じの敵がルビーを守っているのだろうな。
では、再開場所のすぐ隣にある鍵付き扉の施錠を解除!
扉の向こうにはリンゴの形をしたルビーが無造作に置かれていました。
ティア「マキシム、見て、リンゴのルビーよ!」
これは一体どういう状況なのか・・・
蜘蛛の化け物「ふははは、また、ルビーにつられた人間どもがやってきおったわ!今夜の食事は、貴様達で決まりだな、ふはははっ!」
どうやらこのルビーは敵が用意した罠だったみたいです。
なるほどねぇ・・・でも、ならどうしてこの部屋の入口に鍵なんてかけたのでしょうね。どっちかっていったら、誘き寄せた後に鍵をかけた方が良いくらいなのですけどね。
人語を操れる程度の知能はギリギリあるみたいですけど、所詮はその程度ってことです!
というわけで、もちろん戦闘になります。
この大蜘蛛には火属性の攻撃が大変良く効きます。
前回入手したファイアーダガーのバーニングアタックが大活躍しますね。
ただし、火以外の属性(水・氷、雷)の攻撃は極端に効果がありません。フ・レイ以外の攻撃呪文はティアさんの魔力をもってしてもMissになっちゃいます。
大蜘蛛を焼き殺したまでは良かったのですけど、なんと肝心のルビーが砕け散ってしまっています。
ティア「マキシム、ルビーが!?」
マキシム「今の戦いで壊れたのか?」
ガイ「いや、ちょっとまてよマキシム。ルビーってのは、かなり硬い石のはずだぜ。そんなに簡単に壊れるわけがない・・・」
ティア「どういう事なの?」
ガイ「さぁ、そこまでは俺にもわからん」
あのルビーが人間を誘き出すための罠だったとして、何も馬鹿正直に本物のルビーを用意する必要なんてありませんものね。
まぁ、それはそうなのですけど・・・何か3人の役割がおかしくないですか?何故一番INTが低いガイさんが物知りポジションなの?
それに、ティアさんって確か武器商人でしたよね?この世界では宝石すら武器の材料にされちゃうことだってあるのですから、ルビーに関する知識ぐらいあって然るべきだと思うのです。どう考えたってティアさんとガイさんの役割は逆であるべき!
まだ奥に部屋があったので行ってみると・・・人が居ますね。もしかして、絶賛行方不明中のジェフリーさんだったり?そしてまさか、さっきのリンゴはジェフリーさんが作ったガラス細工だったり?
男の人「助かった!モンスターに捕まって、ここに閉じ込められていたのです。このままでは、あいつに食われるところでした」
ティア「どうして、こんな洞窟に入ったりしたんですか。見たところ、冒険者とも思えませんけど・・・」
男の人「私は、ガラス細工の職人なんです。ただ、それだけでは食べるのがやっとなのです。お金に困ってきた、ある日の事、旅先でこの洞窟に、凄い宝があると聞いたのです。それで、ここにやってきたのですが、御覧の通り、捕まってしまいました。やっぱり、私にはトレジャーハンターなんて無理なんですね。助けて頂いたお礼をしたいのですが、今は、こんな物しか持ってません。よければ、貰って下さい」
ティア「そ、それは!?」
男の人「旅先で、綺麗な赤のガラスを見つけましてね。遊びで、こんな形にしてみました。2つ作ったのですが、1つは、街の物好きが買ってくれました・・・ところで、これを知ってるのですか?」
ティア「知ってるもなにも、ちょっと待って下さいね」
男の人「こ、これは、私が作ったガラスのリンゴだ。でもどうしてこれが、ここに?」
ティア「この洞窟にある宝って言うのは、リンゴのルビーの事なんですよ!」
男の人「なんですって!?いや、待って下さい。これはただのガラスですよ。ルビーなんかじゃありません」
ティア「そのガラスのリンゴを売ったのは、いつ頃なんですか?」
男の人「旅を始めた頃ですからね。もう、かなり前の事になります」
ガイ「その売れたリンゴが、どんなルートを通ったかは知らねぇが、ここの宝として噂になったんだな」
ティア「でもそんな事ってあるのかしら?ジェフリーさん。ガラスのリンゴを誰に売ったのですか?」
・・・えっ!?ティアさんは何故この人の名前を知ってるの!?まだ名乗ってもらってなかったよね!?
ジェフリーってことになっちゃった人「ナーシサスに住んでる、金持ちの男に売ったのです。私がクラメントでガラス細工の店をやってると話すと、とても親切にしてくれましてね。凄く感じのいい人でしてね。同じ金持ちでも、カネアマールさんとは大違いですよ」
ガイ「まぁなんにせよ、リンゴのルビーが手に入ったんだ。早速帰ってカネアマールから余ってる金を貰うとしようぜ」
ティア「だけど、これはルビーじゃなくてガラスなのよ」
ガイ「良くそのリンゴを見てみろよ。ルビーとの違いが分かるか?」
マキシム「そうだな、俺達は、この洞窟でリンゴのルビーを手に入れた。これは事実だ」
ティア「マキシムまで、そんな事言うの?」
マキシム「まぁいいじゃないか。ようは、カネアマールさんが、納得すればいいんだろ?もし、これで納得すれば、このガラスのリンゴに、それだけの値打ちがあるって事だよ」
ガイ「いやー、楽しみだな。あのおっさんが、これを見て、何て言うかが」
マキシム「そうだな。よし、クラメントに戻ろうぜ」
ジェフリーってことになっちゃった男の人「私もクラメントに戻ります。色々と、ありがとうございました」
ティア「一人で大丈夫ですか?」
ジェフリーってことになっちゃった人「ええ。大丈夫です。それでは、このリンゴは差し上げます」
アイテム名が”リンゴのルビー”だからってルビーで出来ているとは限りませんもんね。
つまり、願いのルビーの原材料がガラスだったとしても何ら問題ないってことです!
ジェフリーってことになっちゃった人「私は村に戻ります。本当にありがとうございました」
結局、最後まで名乗ることなく行っちゃったけど・・・ティアさんがそう呼んでいましたし、ジェフリーさんだったのでしょうね。
ルビーの洞窟
炎の木の実、怒りの兜、アクアウィップ、ルビーの鍵
ジェフリーさんだった人の後を追って洞窟の外へ。
テザーを使って外に出たので、多分、追い抜いたはず。
でも、ジェフリーさんとの会話が思いの外弾んでしまったせいで、ガラスのルビーをカネアマールさんに届けるのは次回になっちゃいます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。